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カラダのはなし

手のシビレの原因とは

その手のシビレ症状
悪くなる前に原因を調べてください



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堺市西区にある骨格矯正オフィス
ストレートネック・頭痛に特化

土・日・祝日診療/完全予約制
ストレートネック、
首の痛みご相談下さい
072-275-1577

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これまでに“しびれ”の症状を
経験されたことはございますか?

正座中に足がしびれた
腕枕や寒さで
手がしびれるなど
日常的にも起こりやすいです。

シビレの症状が軽かったり
すぐに症状が無くなるからと
日々の忙しさから
放置してしまいがちですが
早急に処置が必要なケースに
気を付けなければいけません。

例えば
左手や左腕のしびれや痛み
狭心症の症状としても表れます。



狭心症は動脈硬化が要因なので
血液検査で動脈硬化の
疑いがある方は注意が必要です。

長時間の胡坐による
一次的なシビレなどは
放っておいても問題ないと
思いますが症状や原因によって
対処する必要があります。



今回は身近に起こる
“しびれ”についてお伝えします。

■どうやってしびれを感じる??

しびれの感覚は
どのように伝わるのか
みていきましょう。

皮膚上の知覚神経が
感じた刺激は抹消神経を経て、
背骨の中を走行する脊髄神経から
中枢神経⇒大脳へ伝わります。


この一連の流れがどこかで
一部阻害されるとシビレ、
完全に阻害されると“まひ“となります。

■シビレの原因について

▽神経の圧迫や障害

手根管症候群
肘部管症候群
胸郭出口症候群
頸椎神経根症
骨の変形
ホルモンの問題
など幅広く原因があります。


女性に多くみられる
手根管症候群は
手首から指先へ通っている
正中神経が圧迫されて
親指から中指に掛けて
しびれや痛みが起こる状態です。



一般的にオーバーユーズ、
所謂使いすぎです。
安静と手首の矯正治療で
症状の改善は早くなります。



厄介なシビレ症状として…

腕から手にかけて痛みやシビレ
首から上腕部にかけての痛みシビレ
上を向くとしびれが強くなる
左へ首を強く倒しているとシビレる


このような症状があるケースは
頸椎(首)の変形や
椎間板ヘルニアなど
可能性が高いです。

一般的には
外科的な処置や
牽引治療や電気治療、
しびれを緩和するビタミンBを
処方されることが多いです。



しかし
実際に治療を受けられていた
お客様に聞くと効果を感じれなかった
と声を聞きます。


頚椎症は
首の関節が変形して
神経が圧迫されて
首から背中、腕、指へ
広い範囲にシビレや痛み、
疼き、痛だるさを生じます。

頚椎の変形や
頚椎ヘルニアは
状態により外科処置が
必要になるケースもあります。



しかし、医学的検査で
明らかなヘルニアや頚椎症が
確認されなければ
牽引治療とビタミンBを処方されて
様子を見る…となります。


このような対症療法では
改善は難しい…と思います。

そこで私たちは
頚椎の歪みにフォーカスしています。

こちらの記事をご覧ください
シビレ症状の原因は首の記事URL



そして
もう一つの問題として
■血行不良

血流が滞ると栄養分や
酸素の循環が悪くなり
機能が低下しシビレや痛みを
発症する原因となります。

血液の流れが悪くなる要因…
「水分の調整」


人間の70%が
水分と言われているように
私たちは水分を確保することが
非常に重要です。



栄養状態が悪かったり
脱水状態は十分な水分量を
確保できず血液状態が悪くなり
酸素や栄養をカラダの隅々へ
十分に送り届けることが
出来なくなります。

その結果、
末梢神経に異常が起こり
しびれを感じさせます。

では水分を調整するために
水分を沢山摂取すればよいのか??

もちろん水分摂取は大切です。

しかし
水分量に調整に働くのは
タンパク質の「アルブミン」です。

タンパク質が不足している方は
水分調整が上手くできていない
可能性があります。

▶糖質中心の食事
(材料不足)
▶胃酸分泌量が少ない
(消化・吸収が悪い)
▶肝機能に問題がある
(肝臓でつくる)



このよう方は
このアルブミンが不足し
水分調整が上手く行えず
脱水状態になっている
可能性が高いです。



私たちのカラダは
毎日の食生活から得た
栄養素で出来ているので
日々の食事を意識することは
非常に重要なのです。

ですから私(ささき)は
お客様に食事の内容をお聞きします。


多くの方は
「しっかり食べています」
「普通に食べています」
と言われます。

※この普通ってよく言いますが
その人の物差しなので
判断できません

で、食事量よりも
食事内容が重要です。

普通に食べて、
普通にしっかり食べていても
現代人は新型栄養失調と
言われています。


その背景には、
糖質過多・タンパク質不足の
食生活が指摘されています。


外食や総菜など
簡単に食事を済まそうとなれば
大体が揚げ物や麺類、丼物に
偏ってしまいます。

私(ささき)も40歳まで
アルコール飲んで揚げ物食べて
昼は丼物や麺類生活でした💦
毎日朝起きるのがしんどかった💦

栄養を学んでからは
毎日卵3個にプロテイン
不足ビタミン、ミネラルなど
栄養を摂取しています。

おかげで
朝の目覚めも良いですし
病院を受診することがありません。



カラダの調子が優れない
体調を崩しやすい方は
まず食生活を見直すことから
始められてください。

または
タンパク質不足どうか
血液検査でご確認ください。

■血液の流れが悪くなる要因…

「ストレス」

ストレスがかかると
血液の流れが悪くなり
末梢神経の電気の流れが乱れ
それがしびれという症状で出てきます。

緊張しストレスを感じると
交感神経が優位になります。


筋肉は萎縮、血管も収縮して
血行不良を起こします。



■脳の障害
『脳出血・脳梗塞・脳腫瘍』

ラクナ梗塞をご存じでしょうか?
記事

脳梗塞の一種で、
脳内の極細の血管に
血栓ができる病気。

脳梗塞と違って
一度に症状が発症しないので
気づかずそのまま過ごしている
ケースが多いです。


症状として…
軽度の言語障害、
手足のしびれ、麻痺などがあります。


微細血管だからといえ
脳梗塞ですから
発見された場合は、
早急な対処が必要です。

血栓が出来やすい状態とは
いずれ大きな血栓が詰まる…
可能性がゼロではないですから。

小さくて良かったと安心せずに
真摯に受け止めてくださいね。


ラクナ梗塞をはじめ脳梗塞は
遺伝的な要因もありますが


ほとんどは
生活習慣・食習慣の問題です。

食生活や生活習慣を見直す
禁煙、アルコールを控えるなど
取り組まれてください。

血流を悪くする要因は
血圧が高い
血中糖度が高い
肥満
運動不足
喫煙
過食・飲み過ぎは要注意です。

これらは
生活習慣病の引き金となり
血管にダメージを与えます。




■ビタミン不足が原因

「ビタミンB1ビタミンB12不足」

ビタミンが不足したから
すぐに病気を引き起こすことは
ありませんが

体内のさまざまな反応に
対して触媒の働きをする
ビタミンの不足が続けば、
身体の正常な機能を保つことは
むずかしくなります。


その不足状態が続けば
徐々に症状が表れ始めると
考えられます。

ビタミンB1・12が欠乏すると
末梢神経や中枢神経に異常が生じて
手や足の先に痛みやシビレ症状を
発症します。

糖質中心の食生活を見直し
不足栄養をしっかり補ってください。



手のシビレの原因について
書いてきましたが
脳や心臓の疾患による
シビレ症状もあるので
精密検査を必ず受けてください。


肘関節の問題や
手首(手根管症候群)や
内側上顆炎(テニス肘)などからも
シビレ症状を発症しますので、
診断、適切な処置を受けて下さい。

しかし検査で
原因が分からず
対症療法を続けていると
更に悪化していきます。


医学的な検査で
原因が分からないときは
骨格矯正用のレントゲンで
頚椎の問題を確認することを
お勧めします。


また
食生活が乱れていると思う方は
血液・血管の問題が疑われますので
詳細な血液検査で確認されてください。






本日も最後まで読んでいただき有難う御座いました。