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カラダのはなし

痛みは食事の問題が原因?

坐骨神経痛は何らかの要因があり、
その結果としてカラダに表れた一つの症状です。

お尻がだるく痛いのか?
足の指先が痺れるのか?
睡眠不足に陥る程に痛みが続くのか?
歩けないほどの激痛なのか?
症状は様々です。

前回も書きましたが、
経験した方は2度と味わいたくない
辛い経験だと皆さんおっしゃっています。


この厄介な症状を引き起こす要因は様々で
年齢によって変わりますが

●骨格の歪み
●栄養不足の問題
この2つが根底にあるのではと
臨床を続けてきて、私(ささき)は思います。

若い方に多く見られる要因として…
腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群

高齢の方には…
変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症

梨状筋症候群で坐骨神経??はこちら
⇒⇒⇒



上記の要因の中でも
腰椎椎間板ヘルニア
変形性腰椎症
腰部脊柱管狭窄症

椎体の変形、椎間板の変性による疾患は
栄養のバランスの乱れに関係しています。

私たちのカラダは栄養素の塊。


その栄養素は、毎日の食事から補います。


食生活が乱れると
私たちが必要とする栄養が偏り
不足に陥ります。



普段から加工食品をよく食べている
外食や中食が食生活の中心となっている
炭水化物(糖質)が食事の60〜70%
精製穀物(小麦・白米)が多い
タンパク質の摂取が少ない
甘いもの(砂糖)が多い



と、この様な食生活を送っていると
椎体(骨)の変形や椎間板の柔軟性が
急速に失われていきます(怖)
※ご存知でしたか??



椎体(骨)や椎間板の老化は、
30歳前から始まると言われています…



また、
クッションの役割をする椎間板は、
20歳を過ぎる頃から水分が減り始めて
徐々に弾力性が失われて
硬くなっていきます…(汗)



老化現象の一つで誰しも避けることはできない
のですが…



栄養の摂取を考えずに
手軽さや便利さを求めて
外食や加工食品やインスタント食品、
清涼飲料水やジャンクフードを食べている。


この様な食生活を送っている方は
椎体(骨)や椎間板への栄養供給不足し
さらに老化を加速させていってます。



そう、気づかない間に…



老化=弾力が失われると
ヘルニアを発症するリスクが高まり
さらに狭窄症へと悪化すると
最悪な状態になります。



これまでのように
不自由なく生活を送ることは
困難になるでしょう




健康な椎体(骨)や椎間板を
維持したいと考えるならば、
食生活の改善を早い段階で取り組まれて下さい。



とは言え
骨が変形していても、
痛みや違和感なんてありません。
私たちが気付かない間に
どんどん進んで行きますから…


椎間板が変性しヘルニア
⇒椎体(骨)の変形が進行
⇒椎間狭窄症(汗)


では、どのように対処すればいいのか?




◆食事の見直しや過食をやめる事から
はじめましょう。


と、言われてもそう簡単に習慣を変えられません。



しかし、健康を考えると
食事の見直しは沢山のメリットがあります。



私たちの食生活は
【糖質中心・糖質過多】の傾向があり
糖質の摂取が多すぎます。

私たちのカラダの組成を見ると
ほとんどが水分です。



水分を取り除けば、ほぼタンパク質。
次に脂質・糖質、ビタミン、ミネラルとなります。



筋肉、骨、臓器、血液、皮膚、爪、酵素、
ホルモンなど全てタンパク質を原料として
毎日作られています。



日々の摂取するタンパク質で
私たちのカラダは作られているのです。



ですから毎日の食事は
【タンパク質>糖質・脂質】が理想。


しかし、実際は…
【タンパク質<糖質・脂質】と、
低タンパク質・高糖質の食事に間食。



鉄筋コンクリートのビルを建設する際に
材料不足で鉄骨の数が少なく
水で量増ししたセメントで建てたビル。




外観は、きちんと建てられたビルと全く同じ
でも耐震偽装で倒壊のリスクはめっちゃ高い(汗)


人間のカラダも同じことが言えます。



では、どんな栄養をとっていくのかについて


まずは基本の栄養のタンパク質です。
食べていると皆さん思われていますが
現代人はタンパク質が不足している方が
本当に多いのです。


で、質も大事ですがとにかく量です。
一日の摂取量が少ないです。



体重1㎏につき1から1.5gの摂取を目安にします。



例えば60㎏の方ですと60g~90gの摂取が必要。
では60gのタンパク質の摂取を考えますと



牛サーロイン100gでタンパク質10g
600g食べると1日のタンパク質は最低限クリア。
しかし、毎日続けるにはきついです。




そこでオススメの食材は「たまご」です。
食品に含まれるタンパク質の中でも
プロテインスコア100点と優秀な食材です。

たまご1個 約6.5gのタンパク質が摂取可能。
3つ食べると約20gとなります。


肉や魚、豆腐、野菜などの食材から得る
タンパク質量を計算して毎日摂取しなければなりません。



このタンパク質はコラーゲンの材料で
骨や椎間板の強化に繋がる栄養素です。



椎体(骨)の構造を鉄筋コンクリートに例えると(また登場)…
鉄骨部分はコラーゲン
コンクリートはカルシウムです。


いくらコンクリートを流しても
鉄骨が錆びて脆くなれば構造が弱くなります。



骨の中のコラーゲン(鉄骨の役割)が少なくなると
強度が下がり骨折リスクが高くなります。



コラーゲンは
【タンパク質+鉄+ビタミンC】
を原料に体内合成できます。
カラダの中で作られるのです。




骨や椎間板、腱、靭帯を強化する上で
コラーゲンを不足させないために
上記の3つの栄養素は必ず補って下さい。



そして、
糖質の摂取をなかなか減らせない方に
オススメな栄養素は「ビタミンB」 です。



特にビタミンB1は、
糖質の代謝に関係する栄養素。



ところが、甘い物や白米や小麦など
精製された炭水化物を良く召し上がると、
ビタミンB1が激しく消費されて
不足に陥りやすいのです。



また、脳や神経を酷使する作業も
多くのビタミンB1が糖の代謝に
消費されるので不足がちになります。


ビタミンB1は、疲労物質の乳酸代謝を上げる
補酵素として働きまのでビタミンB1の摂取が
必要です。



ビタミンB1の豊富な食品は、
豚肉やウナギ、ナッツ類に豊富に含まれていますので
甘い物やパンを間食として召し上がらず、
ナッツ類を召しあがり下さい。



私(ささき)は、夕方頃に小腹が減ると
甘い物が欲しくなることがありますが、
その時は、プロテインを活用しています。




継続していくと不思議なことに
甘いものが欲しくなることが無くなりました(喜)
おすすめです。

糖質は5大栄養素の一つで必要な栄養素です。



加工食品やインスタント食品などの
食生活が続いている方は食事を見直し、
栄養を意識した食生活に替えてください。




坐骨神経痛やヘルニア、狭窄症をはじめ
【腰痛】で困られている方は2019年で3000万人と
言われています。


医学的な検査をしても
原因がはっきりしない慢性腰痛が8割も占める
と言われています。



明らかな外傷性の原因が無ければ
【骨格構造の問題】や【栄養状態】を疑うことも
覚えておいて下さい。



最後になりましたが
骨格の状態、栄養状態を確認したい方は
当オフィスで実施する
未病検査(レントゲン・血液検査)が
オススメです。



血液検査は70もの検査項目から
現在の状態、病気のリスクなどを確認できます。

またレントゲン検査は、
ヘルニア発症リスクや椎体(骨)の変形状態などを
確認できます。

ぜひご利用ください。


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