最近、お客様との会話で
「尿酸値が高いと言われている」
「痛みはないけど足が腫れている」
「痛風を繰り返しているからビール飲みたいけどやめている」
とお聞きしました。
みなさんは血液検査表で尿酸値をちゃんと確認していますか?
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ある日、足の親指の付け根あたりに激痛が!
「床に足を着けることすらできない…」
そんな恐ろしい経験はございませんか?
もしかすると、それは「痛風」の初期症状かもしれません。
健康診断などの血液検査で「尿酸値が高い」と指摘されても、痛みが引くとついつい対策を後回しにしてしまいがちです。
分かっているけど…「喉元過ぎればっ」てやつです。
しかし、放置すると何度も激痛を繰り返すことになってしまいます。
今回は痛風が起こる仕組みと、今日からできる予防、食生活のポイントをお伝えします。
◇そもそも「痛風」とは?
痛風は、「風が当たるだけでも激痛が走る」と言われるほどの激しい痛みを伴う病気です。
正式には「高尿酸血症」と言い、血液中の”尿酸値”が高るなることで発症します。
以前は40代以降の中高年層に多い病気でしたが、最近は食生活の変化により、30代の若い世代でも発症するケースが増えています。
実際、尿酸値が7.0mg/dl以上と上限を超えていたの方の中には30代男性も…。(汗)。
◇なぜ痛くなるの?
体内で余った尿酸が結晶化し、あちこちの関節内でトゲのように沈着していきます。
これが原因で激しい炎症を起こし腫れたり激痛を伴います。
最も多いのが足の親指の付け根
足の甲、くるぶし、かかと、指や手首、肘節にも発症することがあります。
◆無症状だから大丈夫は一番危険!
生活習慣病の一つである《痛風》が本当に怖いところは、「尿酸値が高くても発症するまで全く無症状なこと」。気づかないうちにドンドン悪化させてしまう…。
日本痛風・核酸代謝学会ガイドラインでは、男女問わず【尿酸値7.0mg/dl以上】を高尿酸血症と定めています。
症状がないからと放置し続けて結晶が溜まり続けると、激痛や関節が変形するだけでなく、腎臓や血管に大きな負担をかけ、重篤な疾患を引き起こすリスクが跳ね上がります。
・ 尿路結石 腎機能低下 ※最悪、人工透析が必要
・ 高血圧 動脈硬化
・ 心筋梗塞 脳梗塞
※特に内臓脂肪が多い、血圧高い、中性脂肪が高い、インスリン抵抗性といったメタボ傾向の方は注意
◆痛風の予防と対策
痛風の主な原因は、日ごろの”食べ過ぎ飲み過ぎ”です。
まずは、以下のことから始めましょう
・引き算(何を食べないようにするか)を意識する
・全体の食事量を減らす
具体的には
▼プリン体・アルコールの摂取を控える
プリン体は、体内で尿酸に変わる物質です。
内臓肉や魚卵、アルコール飲料に多く含まれています。
「ビールはプリン体が多いからハイボールならOK」と思われがちですが、アルコールは体内で尿酸を作り出し排泄をブロックする働きがあります。
ビール以外のアルコールならOK!ではありません。
どんな種類のお酒でも、飲みすぎには十分注意してください。
▼糖質過多は痛風リスクを高める
お菓子やジュースに多く含まれる果糖や砂糖を多くとると、体内で尿酸が作られやすくなります。
・スイーツ、スナック菓子、ジャンクフードを控える
・甘い清涼飲料水、炭酸飲料、果糖の多い果物を控える
これらを過剰に摂取すると、痛風の発生リスクが増大します。
激痛を避けたいなら、砂糖や果糖の摂取を控えることが重要です。
▼ビタミンB群で代謝をサポート

ビタミンB群は、エネルギー代謝を助ける重要な栄養素です。
なかでも特にビタミンB1、B6は尿酸の代謝に関与しています。
血液検査結果でビタミンB不足の傾向がる方は、ビタミンB群を含む食品やサプリメントを積極的に活用しましょう。
▼痛風予防にはタンパク質は不可欠!
タンパク質は、体の修復や構築に必要な基本の栄養素です。
しかし、現代の食事では糖質過多になりやすく、タンパク質が不足しがちです。
毎日「体重1kgあたり1g」のタンパク質を目安に摂取しましょう。
▼アルカリ性の野菜を食べる
アルカリ性の野菜は、尿酸の排泄を促しますので野菜をしっかり食べましょう
◇血液検査の結果をチェックしましょう!
「数値は高いけれど痛くないから安心」は、非常に危険です。
痛みがなくても、血管や腎臓は悲鳴を上げているかもしれません。
もし健康診断で
《尿酸値が7.0㎎/dl以上、またそれに近い数値》
だった方は、手遅れになる前に早急に食生活の見直しを始めてください。
◎詳しい血液検査であなたの体をスキャンしませんか?
一般的な健康診断の血液検査では「病気があるか」しかわかりません。
しかし当院では、見た目の数値だけでは見落とされがちな「体の栄養状態」を詳しく分析することでより明確にします。
・なぜあなたの尿酸値が上がってしまっているのか?
・ビタミンBやタンパク質など栄養素が不足しているのか?
・あなたに合った食事改善のアプローチ方法
「尿酸値を下げたいけど何から始めたらいいのかわからない」
という方は、ぜひお気軽に未病血液カウンセリングをご活用ください。
最後まで読んでいただき有難うございました。
健康な毎日を目指して、まず自分の体を知ることから始めていきましょう!
