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カラダのはなし

「浮腫み」や「冷え」は栄養不足?

浮腫み 骨格矯正 栄養不足

2022年も残すところ
あと4日となり
一段と寒さが増してきました。


気温が急激に下がる時期は
カラダも影響を受けやすく
「浮腫み」「冷え」の悩みを
抱える方が多くなります。

特に女性に多く見られます。
しかし、自覚のない方も多い。

施術中でお体を拝見させて頂き、
浮腫んでいる状態をお伝えしても
気づかれていない…


私たちのカラダは、
約60%が水分です。

その体内の水分の3分の2は
「細胞内液」という細胞の中に
含まれる水分です。

残りは「細胞外液」といい
血液に含まれる水分や細胞と
細胞の間を満たしている水分です。


これらの水分は、
細胞に栄養を送ったり、
老廃物を除去する役割を担い、
細胞や血管の中を行き来して
体内の水分バランスを保っています。


この比率が崩れると浮腫みます。
とはいえこの比率を簡単に正確に
確認することってできません。

例えば当オフィスに設置している
体組成計”Inbody”では
細胞内外の水分量や比率を
計測することが出来ます。



※興味がある方はこちらからどうぞ
こちらの測定結果は浮腫みがひどい
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓



例えば、
夕方になると足が浮腫んで太くなる(悲)
寝起きは顔がパンパンに浮腫んでいる(悲)
仕事帰りはパンプスがきつく足が痛い(悲)など…


基本的に女性に多く見られる症状と
思われがちですが…
もちろん男性も浮腫みます。

ではこの浮腫みとは…
「余分な水分や老廃物を捨てる
ことが出来ず、どんどん溜まっている状態」です。


カラダに入った分が出ていけば
浮腫みませんが、
入った分が出ない、出せない…
つまり排泄がうまく出来ていない状態
がむくみです。



出せない状態が続いていると
腎臓機能のトラブル疑います。


しかし、腎臓に異常が確認されなかった…
となると一体原因は??となります。

一般的に取り上げられる
「浮腫み・冷え」の要因とは
●浮腫みは循環障害、冷え性は末梢への血流低下
●自律神経の乱れ 
●立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢を続ける
●ホルモンバランスの乱れ
●水分の不足
●運動不足・筋力低下
●栄養不足
●疾患 腎臓、肝臓、心臓などの疾患
などがあげられます。

とこのように要因は様々ありますが、
大きく分けてると「神経」
もしくは「血液」の問題に
浮腫みや冷えを発症すると考えます。


神経とは『自律神経の問題』
そして血液は『血液栄養状態の問題』です。


○自律神経の問題は、「頸椎の歪み」をレントゲンで確認する
○血液の問題は、「不足栄養素」を血液検査データで確認する

この2の問題を確認し、
浮腫み改善に向けて早急に
取り組んで頂く必要があります。


しかし、浮腫みや冷えは
激しく痛みを伴うことはありません。
ので、気にされているけど
原因が特定しにくい
なかなか浮腫みが良くならない
のが現状です。


浮腫みはカラダを冷やす
大きな要因となります。


「浮腫みでどうして冷えるのか??」

未病の観点では、
「浮腫み」とは水の流れが停滞して
“水溜まり”が出来ている状態です。

水が溜まる⇒冷える⇒細胞や組織が
硬くなります。


例えば炎症が慢性すると
水が溜まる要因となります。

炎症が慢性する⇒冷える→固くなる
→血行不良を起こす→低体温→
免疫が低下する⇒感染しやすい状態に…

昔から「冷え」は万病の元と
言われてきました。

冷えを予防する為には、
浮腫みを改善する必要があります。

まず浮腫む原因を知り、
対応して一日も早く改善に
取り組まれて頂きたいです。



先ほどもお伝えしましたが“浮腫み”は
特別痛みを感じません…ので
放置しがち…
後々大変なことになります。


特に“浮腫み”で
影響を受けやすいのは…
東洋医学では
胃の粘膜と言われています。


胃で炎症が起こると
炎症部に水が溜まる
⇒胃が浮腫む
⇒“ポリープ”が出来ます(汗)

”ポリープが出来る!!
”これはちょっと焦りますが、
“浮腫み”からポリープとは
連想しにくいですし、
日常的な症状なのでほとんどの方は
危険視しません。



よく
お酒を飲んで寝た翌朝は
顔がパンパンに
浮腫むんですよね~
と軽く考えて
何も対処されない…

加齢と共に老化は進行します
どんどん浮腫みが
ひどくなります汗)


浮腫む=細胞の慢性炎症=ガン細胞と
考えれば(汗)“浮腫み”は
早急に対処するべき(大汗)だと
私(ささき)は思います。



また、胃だけだはありません。
腸も浮腫みます。

炎症により腸が浮腫むと
腸にポリープが出来ます。
特に便秘や軟便の方は、
腸内環境が悪く腸が浮腫みやすいです。

悪玉菌が増殖し
腸内環境が悪くなると
免疫力が低下し、
がん細胞の増殖を抑える力が
弱まります…(汗)。


腸の浮腫みも同様に
症状を感じませんので
見過ごされがち…です。




今や2人に1人がガンになる時代です。
たかが“浮腫み”と思うのではなく、
対処されることが大切です。

しかし、原因が分からないと、
気になってるけど…
ずっとこんな感じだし…
気が付けば忘れてそのままに…


今や2人に1人がガンになる時代です。
たかが“浮腫み”と思うのではなく、
対処されることが大切です。

しかし、原因が分からないと、
気になってるけど…
ずっとこんな感じだし…
気が付けば忘れてそのままに…


ですので
「浮腫み・冷え」の改善に向けて
一緒に考えていきましょう。


その為には、
病気になる一つ手前の状態、
つまり「未病状態」の内に
対処する事が大切です。


未病サインを見過ごしていると
不調から様々な病気を発症する
可能性が高くなります。


未病の内にきちんと対応する事で
様々な病気の悪化を防ぐ、
また予防に繋ががることは
間違いありません。



「浮腫み・冷え」も
この未病の段階で解決するように
早めに対処する事が望ましいです。



その対処方法とは?

先ほど記載した
「浮腫み・冷え」の要因として


●自律神経の乱れ 
●立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢を続ける
●ホルモンバランスの乱れ
●水分の不足
●運動不足・筋力低下
●栄養不足
●疾患 腎臓、肝臓、心臓などの疾患
と記載しました。


ここで注目頂きたい要因が
「栄養不足」です。


栄養不足?
毎日の食事で栄養をしっかり
取っているけど…と思われている方が
大半だと思います。


毎日、お腹いっぱい食べている
=栄養で満たされている

食べている内容によりますが
これは間違いです。


例えば、糖質中心で
糖質過多の食事内容では、
本当に必要とする栄養素が
必要量摂れているのかと言えば、
摂れていません。
栄養が偏っています。



糖質過多の食事は、
美味しくお腹いっぱいになりますが
決して栄養バランスは良くないし、
本当に必要な栄養を十分に摂取する
ことはできていません。


また、浮腫みの方は
食事に気を付けてください。
アルコールを飲みすぎる、
外食、加工食品や
インスタント食、総菜は
塩分摂取頻度が多いので
注意しなければなりません。



必要な栄養素は
『タンパク質(アミノ酸)』です。
カラダ、血液、血管、
神経、骨、皮膚、髪、
酵素などの材料となります。


しかし、
自身がタンパク質不足なのか?
確認することって難しいですよね。


毎食全て書き残していれば
大体の量は把握できますが、
必要性が無ければやりません。

ではどうやって
タンパク質が足りているか?
不足しているのか?を
確認するのか。



確認方法として
血液検査表を活用します。

ちゃんとご自身の血液検査の数値や
意味を把握されているでしょうか?

↑印
ついてないのでOK、
範囲内だからOKと思っている方が
大半です。


確かに、何らかの疾患をお持ちで
必要な項目なのであれば、
数値の改善に取り組み、正常値に収めることは重要です。
ちゃんとご自身の血液検査の数値や
意味を把握されているでしょうか?

↑印
ついてないのでOK、
範囲内だからOKと思っている方が
大半です。


確かに、何らかの疾患をお持ちで
必要な項目なのであれば、
数値の改善に取り組み、
正常値に収めることは重要です。

まずタンパク質について
〈体を構成する一番必要な栄養素〉


アルブミンというタンパク質は
血管の中と外の水分量の調節に
関係しています。
タンパク質不足によりアルブミンが
不足すると水分量の調節が
上手くできないので
血管から水がしみ出して
浮腫む要因となります。

アルブミンは、
肝臓でタンパク質を原料に
作ります。

肝臓でのタンパク質合成に
必要な栄養は<ビタミンB>


ビタミンBは、
糖質・脂質・アルコールの代謝を
助ける肝臓機能に必要な栄養素です。

アルブミンは、
肝臓で合成される為、
肝機能の状態でアルブミンの数値を
左右します。

この肝臓の働きには、
ビタミンBが必要です。


他にも関係する栄養素がありますが、
‟浮腫み・冷え”改善に上記の栄養素
(タンパク質・ビタミンB群)は
必須です。

これらの不足を改善する優先度は
高いです。



最後に
今後の季節は冷えるし
改善したいと‟浮腫みや冷え”で
困っている方にやって頂きたいこと


それは、まず栄養の不足を確認する。
その際は、私(ささき)まで
ご連絡下さい。
当オフィスの未病検査(血液検査)で
確認致します。


最後まで読んで頂き有難うございました