Blog

健康のはなし

体調が悪くなるのは食べ過ぎ?ちゃんと噛んでる?

TLBC SAKAI ストレートネック 頭痛







季節が移り替わる時期は温度調整が難しく体調不良や痛みを訴える方が増えます。




自律神経の働きの一つである体温調整機能がうまく働いていない可能性があります。



寒暖差が激しい環境下ですと適応しようと自律神経が働きすぎて疲弊します。
この状態が続くと自律神経が失調し、カラダやココロの不調へと繋がっていきます。

自律神経を整えるには〇〇を食べたらいい!
おススメの食材は〇〇!など、テレビや雑誌でよく見かけます。



それぞれ理にかなっていたり、栄養学的に見て正しいこともありますが…
現代人がもっと気を付けて意識しなければならないポイントについてお伝えさせて頂きます。


▼ポイント1『食べ過ぎ、摂り過ぎ』




世間は、健康にはあの食品ががいい!病気の予防にはこの食物がいい!とどちらかと言えばカラダに取り込む事ばかり…それよりも、食べ過ぎて調子が悪くなっているのと違う??って私(ささき)は思います。

ちょっと歩けばコンビニ、スーパーとどこでも空腹を簡単に満たせる環境と便利な反面、健康に悪影響を与えているではと思います。

そもそも過食(食べすぎ)といわれている現代人は気づかれていませんが消化にかなりのエネルギーを消費されています⇒疲れる…



体調が悪い時に食欲が無くなるのは、消化エネルギーを節約してカラダを回復させるエネルギーに使いたいからなのに食べすぎ、または食べたくないのに無理に食べることは、自身でカラダを疲れさせ不調状態を作っているようなものです。



そして本来私たちの基本は『入れる』より『出す方』が重要。
なのに便秘の方が非常に多い…



これじゃ身体に入れるスペースを作れていませんよね。



未病ドクターの笠木先生も身体に栄養をしっかり吸収させるためには、まずきちんと排泄されている事が重要でだと言われていました。



私(佐々木)も本当に重要だと思います。



呼吸も同じで先に吐かないと入ってきません。
沢山吐くと、空気を沢山取り込むことが出来ます。



同じこと。



中には、お腹空いてないけどお昼だし何か食べとかないと~と無理をして食べている人おられますよね。



どうして無理矢理カラダに入れる必要があるのか理解できません。
「過食」は胃腸への大きな負担となります。



もし自律神経が乱れやすいなら胃腸への負担となる過食は避けるべきじゃないのと思いますが…。




▼体調不良の方が気を付けるポイント2“咀嚼”


私たちは噛む回数が激減していると言われています。
意識されている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?



こんな統計があります。
一回の食事で噛む回数が



昭和時代は平均1420回ですが
現在→→→平均620回と約半分の回数になっています。



噛む回数が減ると健康に様々な影響を及ぼします。



本来、“噛む”いわゆる“咀嚼”する事により唾液に含まれるアミラーゼの分泌量が増え、消化酵素の「アミラーゼ」の働きにより食材の消化分解がスムーズに進みます。



咀嚼回数が少ない方は「アミラーゼ」での消化分解が不十分なため、味覚が鈍感となり、濃い味付けの食事を求める事になりカロリーオーバーとなります(汗)



それに脳内の満腹中枢が刺激される前に過剰に食べ過ぎてしまうことにもなり肥満になり易くなります(汗)

男女とも肥満度が高い人ほど食べる速さが早い人の割合が多く、遅い人の割合が少ないと国民健康栄養調査で分かりました。早食いの人には肥満が多いというのは子供たちにおいても同じ傾向がみられ、多くの研究によって裏付けされています。



更に唾液分泌は除菌・殺菌作用があります。




動物がけがをすると傷口を舐めます。
私たちも幼いころ、傷口を舐めていました。
無意識に唾液で傷口の消毒をしている動物の本能なのです。
このように病原菌などの排除、また歯周病の予防にも役立っています。




また、シッカリと咀嚼する習慣をつけることで胃腸の負担を軽減させますし、脳神経が刺激されて脳への血流量が増え、これのより脳の活性化につながり認知症の予防、【免疫】にも好影響を及ぼす事になります。



▼カラダに不調を感じているポイント3
食べてはいけないモノを選択した食生活を送る。








健康を害する食べ物を極力減らすようにして下さい。

○コンビニ食・インスタント食品・お惣菜 ※大量の添加物に酸化した油

○スポーツドリンク・清涼飲料水 ※過剰な糖

○精製糖質 ※白い食品(ご飯・パン・うどんなど)

○フルーツ ※「果糖」の摂り過ぎ

○冷凍食品 などなど




食べるモノによって“カラダ”と“ココロ”が安定にも不安定にもなります。









過食を控えて、食べてはいけないモノを選択しない食事、しっかり咀嚼することで不調は改善されていくはずです。



そこに未病(血液)検査で不足栄養素を確認してしっかり補いカラダに栄養を送り届けることで“カラダ”と“ココロ”を一層安定させることに繋がるでしょう。

TLBC OFFICE SAKAIストレートネック



緊急事態宣言の解除後もコロナ感染対策として自然免疫を高める取り組みは継続されておいてください。





本日も気温が低いですね。
体調を崩されないようにお気を付けください。





最後まで読んでいただき有難うございました。