Blog

カラダのはなし

その首の痛み、過去のケガが関係しているかも?

tlbc 堺 ストレートネック

「酷い頭痛で薬を常備していました」
首の痛みと頭痛でお困りだった
女性のお客様。

原因を調べてもらう為に
整形外科や頭痛外来など受診し
CTやMRIを撮影したけど
医学的な原因が見つからない。

牽引治療や痛み止め処方しながら
整骨院でマッサージを受けてきたが
原因が判らず良くならない…
薬に手を伸ばす

よくないと思っているけど
仕方ない状況
(このような辛い思いをされている
お客様は多いと思います。)

矯正を受けて首の症状が改善した
お客様が連れて来られました。

はじめて背骨の治療を受けるため、
とても緊張している様子。

早速、提携先のクリニックで
撮影したレントゲンデータを元に
分析した内容をお伝えしました。

正しく配列した背骨のレントゲンと
ご自身のレントゲンを見比べると
ストレートネックが確認出来ました。


原因が判らない首の痛み、頭痛は
ストレートネックが関係していると
判断しました。

受傷歴を尋ねるも
特に大きなケガをした記憶がない…
学生時代に運動部の経験もない…
交通事故の経験もない…

唯一、
原付で走行中に
車に跳ねられた経験が。
不幸中の幸いで
擦り傷程度で大きなケガもなく
安心していたそうです。

ちなみに、
交通事故で負傷した際に
内出血や明らかな擦傷があっても
対して出血していなければ
軽症で済んだと思いがちです。

不思議ですが打撲して
痛みがあるのに
出血していなければ軽症と
思いがちです。

交通事故したけど、
どこもケガをしなかったです。
頑丈な方ですから!!と、
話す方がいますが、
レントゲンで歪みが強い・複雑な方ほど

この傾向にあります。
後々症状で困る可能性高いです(汗)。

ですので、
ちゃんと頚椎の配列を
ご確認頂きたいと思います。

病院の検査を受けて
「骨に異常はないですよ」と言われて
安心している方がほとんど。

骨に骨折など異常は見当たらないが
骨の配列に問題ありのケース…
たっくさんあるんです(汗)

多くの方はご自身の配列異常に
気付いていません。
配列の異常は放置すれば必ず悪化し
将来的にあなたを困らせる様々な症状を
間違いなく引き起こす要因となります。

ご注意下さい。


こちらのお客様も、
事故直後は首の違和感程度で
軽症で良かったと安心していた。

しかし、
翌朝首の激痛で起き上がれない状況で
不安になり整形外科を受診。

検査では骨には異状ナシ。
痛み止めとシップを貰って帰る。

処方された痛み止めを飲み始めると
あの朝の激痛が緩和され安心。
毎日3回痛み止め薬を飲み
徐々に症状が軽減していき

“治った”と思い治療に通わなくなります。

薬の効果で炎症は治まりますが
歪みは簡単に改善されません。

事故や強い衝撃を受けて
出血などの負傷がなかったとしても
必ず頚椎(首)の配列の状態も

レントゲンで確認することを

覚えておいて下さい。


衝撃を受けやすい首(頚椎)は
7個の骨で構成され関節面で連結しています。

常に5.6キロある頭を安定させ
支える為に一列縦に並ばず
前にカーブするように並んでいます。



大事な脳を支え脊髄を守る首は
腰や背中の背骨と違い剥き出し状態。
非常に衝撃を受けやすい場所です。

例えば、転倒して右手を着いた時に
地面から突き上げる衝撃は腕を伝い
頚椎の関節を負傷する事があります。

転倒した後から首が痛くなった経験は
ありますか?


直接ではなく間接的に首への負担を
掛けているので本人も気づいていません。


この様に症状が後から発症するケースは
数年経過してから突如現れます。

私(ささき)も示談後から首の不調…
同じ経験があります。

自身も交通事故受傷後、
まともに治療を受けず
さっさと示談したことが原因で
最悪な首の状態に
長年悩まされていましたので。



多くの場合、
首の配列異常(歪み)は、
自然に発症しません。
事故やスポーツ、転倒などの外傷による
強い衝撃が歪みを作ります。

過去にカラダの衝撃を受けた経験のある方は
ご自身の首の配列をご確認下さい。

今あなたのお困りの症状を発症している
頚椎の歪みは数年前の事故が引き金に
なっている可能性があります。


お客様の配列をレントゲンで確認すると
正常な弯曲が失われ
ストレートネックより少し後弯していました。

正常は首は前方向に弯曲しています。

この弯曲により衝撃を吸収し、

5〜6㎏ある頭を支える際の安定に
繋がります。

ですので
ストレートネックや後弯ネックは、

常に頚椎(骨)関節や椎間板、筋肉に
負担が掛かった状態になります。


なぜ首の痛みや不調が表れるのか
その原因は同一姿勢の保持による
頚椎(首)関節の拘縮です。

関節の拘縮による筋肉への負担を
軽減させて改善の方向に
運ぶことが可能となります。

先ほどご覧いただいたレントゲンのような
(ストレートネックもしくは逆のカーブ)
頚椎の状態は、頭を支える関節に
負担が掛かり拘縮が起こります。

拘縮=関節に動きがなくなると
筋肉の動きが悪くなり、
筋疲労が蓄積されやすくなります。

関節の動きが制限
⇒長年放置する
⇒関節が拘縮炎症

⇒椎間板や軟骨組織が減少する

⇒関節の変形が始まる…

関節の炎症は
骨の変形を助長します。

骨の棘をコツキョクといいます。


骨棘により関節の炎症が発生し
神経を圧迫されると痛みや痺れという
症状を引き起こす原因となるのです。

近年は
「首が痛い」
「首がしんどい」
「首が疲れやすい」などの不調を訴える
方が多いです。
tlbc堺ストレートネック 未病
そして、
レントゲンを拝見すると
正常な弯曲からストレートネックへ
移行し始めているケースがあります。

実は、
この段階で矯正する事がすごく重要で
ストレートネックの改善が望めます。

ストレートネックが悪化した後弯カーブから
矯正治療を開始する場合は、
時間が必要となります。

年齢関係なく早い段階で
早急に対応されることが望ましいと
経験上感じます。

歪みで柔軟性が失われた関節に
強い衝撃を受けるとダメージが大きいです。

乾く前の紙ねんどを床に落としても
柔らかいので汚れるだけです。
しかし、
乾いた紙ねんどを落とすと割れて壊れます。

事故や強いダメージを受けた関節に
柔軟性があるか拘縮しているか?
同じことが言えます。


また、首を正常なアーチへ戻す事は
背中、腰と正しい弯曲が付き、
理想のS字状のカーブ形成に繋がります。

歪んだままの状態で年齢を重ねると
腰や背中、下肢の関節への負担を作り
二次的に痛みや不調を発症する要因と
なります。

でも、実際はカラダの中で
レントゲンを透さなければ確認しようが
ありません。

よほど激しい症状がない限り
頚椎の配列問題を疑うことも
ありませんよね。

いつも首や肩こりがある
医学的に原因がない頭痛がある
首がよく痛くなるけど
まあいつもの症状だしいつもこんな感じ
と、その状態に慣れてしまう…

将来的に頚椎の変形や椎間板変性など
発症するリスクは高くなり

変形のレベルにも寄りますが
矯正を受けて頂けない可能性もあります。

※変形の段階により矯正を断らせて頂く
ケースもあります(10人中3人の割合)


つらい首の痛みや頭痛でお困りの方は

ご自身の首の状態を骨格の配列を確認する
専用のレントゲン検査をお受け下さい。

どこへ行っても改善しない
そのお困りの症状を根本から解決する
お手伝いが出来ると思います。

車と同じで点検が必要です。
もっと骨格の事を知って頂き
骨格のケアに力を入れても
良いのじゃないかなと思います。


こちらの首の痛みと頭痛でお困りだった
お客様は2回目の矯正時には
首の痛みが消失したと喜んでいました。

また頭痛の頻度や痛みが軽減されています。
後は食生活の問題を改善されることで
さらに健康を実感頂けると思います。

最後まで読んでいただき
有難うございました。


神戸界隈で交通事故による
首の痛み、むち打ちでお困りの方は
こちらを

https://hall-cure.com/