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健康のはなし

悪い血液状態が脱水を招く

TLBC堺 ストレートネック 血液

暑い中でのマスク着用(大汗…)大変ですよね…10月まで残暑が厳しい⁈と予想され、やはり熱中症に対して注意が必要です。


堺オフィスで開催している7月のZOOMセミナーでは「熱中症対策」についてお話しさせて頂きました。高温多湿の環境を避けることはできないとなれば、ご自身のカラダの状態をどれだけ知っているのかが、熱中症発症を左右する重要なポイントとなります。


皆さんはいかがでしょうか?ご自身のカラダの状態をなんとなく把握するのではなく、きちんと数値や画像で確認し体調管理をし準備することが大切ですが出来ていますか?


例えば、睡眠不足や栄養不足の状態で、炎天下の下で活動すれば…暑さと湿度で体力は消耗し疲労困憊。逆に冷房を効した屋内、冷たい飲みもの、あっさりした食事(栄養不足)ではカラダが冷え更に体力が消耗、さらに快適な環境でスマホやパソコンを長時間使用する姿勢は、首へ相当な負担を掛けます。



例えばスマホ操作しながらジュースにスナック菓子や糖質過多の食べ物を食べると、糖やアブラの過剰摂取となり中性脂肪を増加させます。またアイスコーヒーやアルコールは、利尿作用を促進するので血液が脱水し濃くなります。血ドロドロ状態(汗)



『中性脂肪が高い⇒血液ドロドロ』
『水分調整の問題⇒血液ドロドロ』
非常に危険です。


「中性脂肪が高い方」は、まず食事量を減らしてください。そして栄養バランスを考えた食事に日々変え、運動すれば数値を落とせます。これ真面目に取り組めば数値下がってきます。


カラダに脂肪を蓄えている方は、先々生活習慣病から血液血管障害を引き起こす可能性が非常に高くなります。ですので、カラダの中を数値化、画像化して確認する事が重要なのです。



基準値範囲内だから問題ない・・・基準値を少し超えてるけど問題ない・・・「だって、体調が悪いわけでもないし、どこも痛くもないし、医者からも特に何も言われていないし」と全く気にしていない方がいますが、私(ささき)からすれば、この先どうなっても知らんよレベルです。


今までの生活習慣や食生活が招いた結果なので、このまま見直すことなく継続すればよくなる事はないでしょうね。三大疾病リスクが高くなるだけです。


もし、未病血液検査やinbodyカウンセリングで脂質異常の指摘を受けている方は、不足栄養を補う食生活改善に取り組んでください。糖質制限+「タンパク質+良質な油+ビタミンB」をしっかり摂取下さい。※オススメの油は「オメガ3」。

「水分調節の問題」は、血液検査表でタンパク質不足を確認下さい。私たちのカラダで水分調節の重要な役割を担うのがタンパク質から作られる「アルブミン」です。


食事でアルブミンの原料である「タンパク質」が不足したり、アルブミンを造る肝機能の低下や炎症など肝臓に問題があるとアルブミンが十分に作られず血液中のアルブミンが不足します。アルブミン不足により水分調節機能が悪くなり血液の濃縮【脱水】を招きます。

《未病血液検査》のカウンセリングで〈タンパク質〉不足をお伝えすると、「食べているんですけどねぇ~」と多くの方が言われます。


1日に必要とするタンパク質量をお伝えすると「え、そんなに食べないといけないんですか!!」「毎日そんなに食べてません」「朝の卵1個ぐらい」と返ってきます。毎日の食事で、カラダに必要な量に全く届いていない方が大半です。



アレルギーが無ければたまごを毎日3個食べましょう。と言えば・・・「え、3つですか!?タマゴはコレステロールが上がるから1日1個じゃないんですか?」と言う方が必ずいます。


以前は「タマゴはコレステロールが高いので1日1個まで」と医師に言われた時代がありました。これは1970年代に行われた研究結果によるものです、現在は上記の様な事はいわれていません。



当時の1日のコレステロールの摂取基準が女性600mg、男性750mg。卵1個のコレステロール値がおよそ300mgなので、卵は「1日1個まで」とされていました。2015年に改訂された「日本人の食事摂取基準」には、コレステロールの目標量(上限)の記載が消えました。血中コレステロール値には影響がないので気にせずタマゴを召し上がって下さい(アレルギーの方は注意)。

またカロリーが高いから…と気にされている方もいらっしゃいます。カロリーについてお伝えしますと、たまご1個のカロリーは約60〜90kcal。

Sサイズ…60kcal
Mサイズ…79kcal
Lサイズ…91kcal


ごはん150g…252kcal
うどん1玉220g…231kcal
ショートケーキ1個…344kcal

一例だけですがこのように比較するとタマゴのカロリーって気にならないと思いません?それ以外に毎日の食事やおやつで口にする甘い物の方がカロリー高いですし、糖質がたっぷりです。


普段召し上がっている食べ物で糖質は十二分に摂取できています。ですから、間食の菓子パンの代わりにタマゴでタンパク質を取り入れていきましょう。


タンパク質不足は、血液が濃縮し脱水しドロドロの原因となります。※当オフィスの未病血液検査でタンパク質不足を確認できますので、心配な方は私(ささき)までご連絡ください。

血液の流れが悪くなる【脱水】は、単に血液がドロドロですよっという事だけではありません。毛細血管への血液供給も十分に行えないと考えられます。臓器や脳、四肢の末端まで酸素や栄養を運び届ける事が困難な状況が続くと生活習慣病を患い、将来的に血管障害、脳機能の低下=認知症などのリスクが高まる可能性もあります。




特に糖尿病方はご注意頂きたいです(汗)。血糖値「100以上」HbA1c「5.5以上」は既に【脱水】状態と考えてください。※ご自身、ご家族の血液検査表でも確認して下さいね。



良い血液状態を維持するポイントを簡単にお伝えしますと、



1…血液検査表でご自身の栄養状態を確認する。
※未病血液検査では詳細に分析する事が可能です
2…炭水化物(糖質)を控える
3…ビタミンBで代謝を高める
(ビタミンBについては別のブログで記載します)
4…水分調節の役割である〈アルブミン〉
の材料となるタンパク質を沢山しっかり摂取する


この辺りを最低限取り組まれて頂き血液ドロドロ状態を避けて下さい。同時にこれからの対策としてお役立てできると思います。

中性脂肪やコレステロールが高いと血液ドロドロの原因になるのは世間的に知られています。〈タンパク質不足〉が「脱水=血液ドロドロ」の大きな要因になる事も覚えておいてください。


最後まで読んでいただき有難うございました。



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