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カラダのはなし

寒い時期に頭痛や首が痛くなるのは?

頭痛 TLBC 骨格矯正

今年一番の寒波以降
厳しい寒さが続いています。

寒さが厳しくなると
首の不調や頭痛を感じやすい
傾向があります。

先週の寒波以降
自身のお客様からも
首の張りや不調、頭痛の訴えを
耳にする機会が多くありました。

常に約5,6㎏もある頭部を
支えている首(頚椎)が冷え
首の筋肉の収縮により
血流が著しく低下したのでしょう。

頭と体を繋ぐ首が硬くなれば
血液供給量が低下するので
頭部の付け根あたりの疼痛
後頭部から側頭部の痛みや
頭痛など発症しやすくなります。



首は他の部位に比べると
筋肉量が少なく冷やしやすいので
ストールやマフラーを活用する、
襟付きの服を着るなど
首を冷やさない工夫も必要ですが

自律神経と密接に関係する
頚椎に問題が生じていないか
確認する必要があります。

頸椎に問題を抱えている方は
自律神経バランスを乱しやすい
傾向にあるからです。


例えば
寒さを感じると
自律神経の一つの“交感神経”が
優位に働き、熱を逃がさないように
血管を収縮させて体温を維持します。

※ちなみに熱い時は
副交感神経が優位に働きます。
血管を拡張させて
体外に熱を放散し体温を下げますね。

寒い時は
交感神経が優位に働く
⇒血流が悪くなる
⇒筋肉が硬くなる
⇒疲労物質や発痛物質が蓄積しやすい

一段と冷えが厳しい今の時期は
首への負担が大きく
筋肉への酸素や栄養の供給量が
さらに低下する為、
正常な頚椎の配列の方より
頚椎の問題を抱えている方の方が
首(頸部)の不調を
起こしやすくなります。


倦怠感
肩こり
首の痛み
頭痛
めまい
不眠
風邪を引きやすいなど

これらの症状に関係するのが
自律神経の乱れです。

この寒さの影響を強く受けない為にも

自律神経バランスを乱す要因を確認し
備える必要があります。

自律神経のバランスが乱れる要因
「姿勢の乱れ」
「上部頸椎の歪み」
「ストレートネック」
「冷え」
「ストレス」
「睡眠不足」
「偏った食生活による栄養不足」
「喫煙」などの影響を受けやすい
と言われており、
改善する必要があります。

例えば食生活や
生活習慣の問題や
喫煙などは
ご自身で見直し対処することが
可能です。
※栄養状態から食事指導を希望される
方はメールをください


骨格の問題に関しては
ご自身で改善することは
困難と考えられ専門の施術が必要です。



自律神経バランスに影響を及ぼす
大きな要因「姿勢の乱れ」は
骨格の歪みが関与している。

例えば
ストレートネックや
カイフォティックネック
(猫背・スマホ首など)は

健常者(正常の頚椎配列)よりも
背中が丸くなり、
無意識に顔を前に突きだす姿勢に
なります。

頭の重心が
骨盤の中心よりも前方に掛かるため
首の後ろや背中の筋肉
(特に頭と上部頚椎部をつなぐ筋群)が
過緊張し血液循環が悪くなります。


ちなみに
この部分が硬くなっている方に
多く見られる症状が

”頭痛”
”自律神経失調症”
”めまい”などです。


ご自身で頭と首の移行部を
指で押してみてください。

少し圧を掛けて押すだけで
激痛を感じる方は

*ストレートネック
*スマホ首
*猫背

頚椎が歪んでいる可能性が
非常に高いと考えられます。


カラダの内側の状態なので
手で触っても皮膚上からでは
確認できません。
必ずレントゲンでご確認下さい。



頭と首の境目は、
脳に向かう沢山の血管や神経が
走行する非常に重要な部分です。


柔軟性があれば後頭骨と上部頚椎の
隙間に指が入りますが、
指が入らず痛みを強く感じられる方は
かなり過緊張を起こしています。
(血行不良を起こしている)


中には
気持ちいいからと
強く押したり
自身で頭を保持して捻ったり
捻られたりしますが
安易にやらない方がイイです。

歪みを悪化させている
可能性があります。

上部頚椎と後頭骨の中は
自律神経をコントロールする
脳幹が存在する。



脳や頭部へ栄養・酸素を運ぶ
沢山の血管や神経が存在する。
非常にデリケートな部位です。

その為、
強く押し込む行為や捻る行為は
骨格の歪みを助長させて
状態を悪化させている可能性があります。

レントゲンで問題がないか
確認することが非常に重要です。



骨格以外で
自律神経を乱す要因を
アドバイスするならば
栄養面の問題があります。

血液や血液循環を正常に保つには
タンパク質を中心に
ビタミンやミネラルを
毎日の食事から摂取しなければ
なりません。

しかし、多くの方の食事内容は
糖質中心と偏り
栄養が不足しています。

低血糖や鉄欠乏の方は
自律神経バランスが乱れやすいです。

低血糖や鉄欠乏により

自律神経の乱れ
⇒交感神経優位
⇒血管弾力が少なくなる
⇒血流低下
⇒首の不調・体調不良
⇒ストレス
⇒自律神経の乱れ(交感神経優位)
⇒後頸部の筋肉の緊張をさらに高める…

と…悪循環ループになります。

低血糖=糖尿病(予備軍)、
鉄欠乏は血液検査で確認できます。

ヘモグロビン
フェリチン
HbA1C
を血液検査にてご確認下さい。


当オフィスの未病血液検査では
これらの項目が一回の検査で
確認できます。



寒さにより
首の痛みや頭痛を訴える方がいる
とは言え…、
全ての方に見られるわけではありません。

首の不調を訴えられるお客様の
共通点である『頸椎の配列異常』。

頸椎の配列の異常は
自律神経バランスを乱し
自律神経失調症を引き起こす
大きな要因の一つです。

このような頚椎の問題がないか
レントゲンでご確認下さい。


最後に当オフィスの未病検査では

*血液状態
*頚椎配列

を確認することが出来ます。
※採血、レントゲン撮影は
提携クリニックで行います


もし未病検査を受けて
お困りの症状の改善
今後の健康づくりに
役立ててみたいと思われる方は
直接“ささき”までご連絡お待ちしております。


まだまだ寒い日が続きます
体調を崩されないように
ご注意ください。

最後まで読んで頂き
有り難う御座いました。