首の不快感に対して、
つい“バキッ”と首を鳴らしてしまう!
という方いらっしゃいますよね。
先日そのようなお客様が来院したところです。
ついやってしまうかもしれませんが
ダメージを自分で作っているかもしれません。
ところでその行為が首にどれほどの負担をかけているのか、ご存じですか?

◇人間の頭部は約5〜6キロ
例えるとボーリング玉ほどの重さがあり、
首を前弯にカーブさせて支える構造になっています。
ですので、ストレートネックや後弯などの配列に異常が起こると、
関節が硬くなりやすくなります。
その結果、首のコリや違和感が慢性化し、「鳴らしたくなる衝動」が生まれます。
◇目に見えないダメージの蓄積
コリや違和感に対して爽快感を求めて繰り返すうちに、
頸椎の関節や周囲の靭帯には微細な損傷が蓄積していきます。
ですから
「椎間板がすでに変性している」
「骨棘が形成されている」

このようなケースはすでに関節の滑らかさが失われている状態なので
無理に捻ると椎骨動脈や神経に深刻なダメージを与える可能性があります。
実際、頚椎への急激な矯正操作が原因で脳梗塞や死亡事故につながったケースも報告されています。
◇首は命を運ぶ血管の通り道
首には、脳へ血液を届けるために大切な動脈が走行しています。
この部分に負担がかかると血管は傷つきやすくなり、
脳への血流にも影響が出ます。
例えば
硬くなった関節に無理な力を加えるのは、
乾いた枝をねじるようなもの。
一瞬は動いても、繰り返せばポキッと折れてしまうかもしれません。
硬いものは壊れやすい──首も同じです。
もし、首の不快を感じて鳴らしたい衝動に替えられたときは、
鳴らすのではなく、肩甲骨周辺の筋肉を動かしたり、温めたりと、
首への負担が少ないケアをおすすめします。
同時に、違和感や痛みの原因を確認することが大切です。
◇レントゲンで原因を確認する
もしあなたの首に構造的な問題を抱えていることを知らずに、
首を習慣的に鳴らしていたら…怖いですよね。
ですの『頸椎の配列・椎間の状態・骨の変形の有無』をレントゲンで確認してみてください。
首は命を運ぶ血管の通り道であり、神経の通り道です。
非常にデリケートな部位なのでむやみに鳴らすことは控えてください。
何か質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。
