Blog

健康のはなし

糖質好きはヘルニアのリスクが高い?

TLBC OFFICE SAKAIストレートネック腰痛



本日は「糖質好きはヘルニアのリスクが高くなる」です。

糖質が好きな方沢山いらっしゃいます。



「美味しい物は糖と脂肪で出来ている」とCMがありましたが、スーパーやデパートのスイーツ売り場でも糖質にあふれています。



私も糖質好きです。



気の向くままに食べることは無くなりましたが、時々ものすごく食べたい衝動にかられます。


そんな時は食べます。




もちろん食べ過ぎないように意識しています(笑)



しかし、血糖値やHbA1cが高値の方は控えるべきです。



血中糖度が高いと骨粗鬆症や動脈硬化など様々な健康被害を受けるリスクが高くなるので要注意です。

糖の健康被害リスクについてはまた詳しくお伝えします。



さて、本日のお題である糖質好きとヘルニアのリスクについての話に戻します。

糖質を控える事ばかり言っていると、糖質好きの方から”一体ヘルニアとどう関係あるのよ!?”と、怒られそうですが。。。糖の摂り過ぎはリスクが高くなります。

ところで、AGEってご存知ですか?

まずAGEについてお話します。

AGEは『タンパク質と糖が加熱されてできた物質』最終糖化産物と言います。

パンケーキやホットケーキの表面の焦げ(タンパク質と糖質混ぜて焼いて焦げたところ)=AGEといえばイメージし易いでしょうか。

このAGEは、強い毒性を持ち老化を進める厄介な物質で女性にとっては大敵です。

⚫肌のシミ・シワ

⚫認知症

⚫血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞

⚫骨に蓄積すると骨粗しょう症

⚫目に蓄積すると白内障の一因



と、美容以外にも深刻な疾病を引き起こすリスク要因となります。

ということは、”AGEを体内に溜めない・減らす生活を送ること”が、老化の加速を止める、もしくは遅らせることにつながるのです。

(ちなみにAGEが多い食品とは、とんかつ・唐揚げ・ステーキ・揚げた焼いた動物性脂肪食品、ポテチやフライドポテト。。。皆さん好きな方多いのじゃないでしょうか。また、食品以外では、タバコはAGEが非常に多いので控えるたほうが・・・)



なぜ血中糖度が高いと良くないのか??



血中の糖(ブドウ糖)が多い→タンパク質と結びつく→体温で熱される→AGEができる

血液が5年、10年と糖にさらされる時間が長くなればなるほどAGEは多く発生し溜まります…汗)。



そしてAGEが増えると

→繊維輪(椎間板の外膜)が劣化してもろくなる

→椎間板の中の髄核に強く圧がかかった時に繊維輪を傷つけやすくなる・・・(汗)



例えば、

前傾姿勢を長時間保持するデスクワーク
腰に負担の掛かる姿勢を繰り返す仕事
介護職など腰に負荷をかける仕事


そして、頚椎や骨盤の歪み


これらは椎間板へ継続的に負荷をかける為ヘルニアを発症するリスクが高いです。

張り詰めた緊張状態に別の圧が加わったら・・・一気に圧が暴発し膜を突き破る可能性が高くなりますから・・・

特に糖質の高い物をよく召し上がる方や血中糖度が高い方は、血液検査項目のHbA1cをご確認ください。

HbA1cとは、1~2ヶ月の平均的な血糖の状態を表します。



血液検査表をお持ちいただき確認してくださいね。

◎5.5以上…要注意(糖尿病予備軍)

◎6.0前後以上…糖尿病の疑いが非常に高いと言われています。


いかがでしたでしょうか?
《5.0ぐらい》の方、ご安心ください。



糖尿病で亡くなることはありませんが、血糖値が高いと血管はもろくボロボロに・・・免疫低下し様々な合併症を発症します。



食事内容を見直し、しっかり血糖コントロールをされてください。




あと、先ほども少し触れましたが、”骨格の歪み”も関係しています。



骨格の歪みは、衝撃を受けた時に発生します。



過去に激しく衝突するスポーツをされていた方は、骨格や骨盤の歪みを一度ご確認されて下さい。

背骨の歪みは椎間板の内圧を高めて、ヘルニアの発症リスクを高めます。



ヘルニアの症状は、経験した者しか解らない…なんとも言えない辛い症状です(自身も交通事故でヘルニア症状の経験が有ります)。



■椎間板は消耗品です。
しかし、目で見て確認する事は不可能なのでケアをする意識を持たれる方は少数です。


椎間板は消耗品で簡単に取り換えることはできませんし、正常な状態に戻ることも簡単ではありません。



椎間板は消耗品・・・
少しでも長く良い状態を維持させる為に、この以下の取り組みは意識されてみてください。



取り組みとして

①血液検査で血中糖度を確認し食生活を変える

②椎間板を老化させるAGEを増やさない、溜めない食生活を意識する

③レントゲン撮影で骨格の歪みを確認する




今回は②のAGE対策をお伝えいたします。



〇食後のデザート、疲れた時の甘い物は注意!



甘い物は別腹と、お腹いっぱい食事を食べた後にがっつりとスイーツを召し上がられるのは注意です。



疲れた時って、甘い物が無性に欲しくなりますよね。



チョコレートやキャンディーなどで糖を補給すると、一瞬でシャキッと疲れが飛び脳のパフォーマンスが上がる感じがします。

しかし、その燃料はすぐに燃焼し無くなります。



すると、ガス欠状態となりエネルギーの補給として、繰り返し甘い物が欲しくなる

→甘い物を食べる

→元気になるがすぐ燃焼しまたガス欠

→甘い物投入と負のスパイラル状態。

頻繁に血液中の糖度を高めていると本当に糖尿病になる危険性が高いです・・・ご注意ください。




※AGEの多い食品は控えめにする!

※間食は糖質からタンパク質に変える!

タンパク質としてお勧めはタマゴ。



ゆで卵を食べればお腹が満たされるし、甘い物を食べたくなくなります。(甘い物が欲しくなる回数が減ったとお客様が言われていました。私(ささき)はプロテインをうまく活用する方法も”有り”だと思います。)




あと、糖の代謝をあげるビタミンBを摂取する!



糖質の代謝が良くない方は、血液中の糖が高くなります。



糖代謝に良く働きかけるのは、ビタミンBコンプレックスです。


ビタミンB不足は、血液検査で確認できますので気になる方はご連絡お待ちしております。



ヘルニアの症状でお困りの方、将来的にヘルニアになるか心配な方は、私(ささき)までご連絡下さい。




原因が解らなければ対処法もわからず一人で悶々とするだけです。




まずは原因を確認しましょう。

本日も最後まで読んで頂き有難う御座いました