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栄養のはなし

肩こりの原因は肩甲骨が固いから??

TLBC 堺 肩こり ストレートネック


私、肩甲骨が固いから肩こりが酷いんです…

酷い肩こりで頻繁にマッサージに行かれていたお客様。肩こりの原因は肩甲骨が固いからと肩甲骨をはがして貰っていたそうですが、一時的には改善するが根本原因が解消されていないので、結局何度もマッサージに足を運ぶ…とお困りの様子でした。

「肩こり 肩甲骨」とネットで検索すると「肩こり解消!肩甲骨はがし」「簡単、肩甲骨ストレッチ」などの肩甲骨へのアプローチに関した情報や動画が沢山出てきます。本当に肩甲骨をはがすだけで重度の肩こりが改善するのか?また肩甲骨は柔らかくなるのか?についてお伝えします。



確かに肩甲骨の可動域改善により血流が改善されて肩こりがすっきりします。しかし、肩甲骨が固くなるのは結果ですあり、肩こりの主たる要因ではありませんので酷い肩こりは良くなりません。



酷い肩こりレベルになるとまあまあ時間かかるし簡単!とはいきませんね…




例えば、一日7時間パソコン作業をすると常に両手がカラダの前に位置し、肩甲骨は左右外側へ開き固定された状態となります。そして、頭を前に倒し目線を下げる姿勢は首から肩甲骨を覆っている僧帽筋を一層固定化させます。




パソコン業務に多く見られる姿勢で業務中は筋肉も肩甲骨も固定されています。この状態は、背中や首の血液循環が悪く、酸素や栄養供給の低下により代謝不全となり疲労蓄積すると当然疲れが取れにくい…でしょう。そりゃしんどいですよね。


そこで肩甲骨をはがしたり肩甲骨を大きく動かすことで血液循環改善し背中の張りが解消されます。しかし又同じ姿勢で作業をすると元の状態に戻り…暫くすると又肩甲骨をはがしてと何度×2も繰り返さなければなりません。原因追求することが優先される事が必要です。


また、自分はこんなに辛いのに同じ作業をしている同僚は疲れないのはどうして??って思う事ありますよね。




そこにはある違いがあります。




肩甲骨を覆っている筋肉は後頭部から肩甲骨、骨盤までと広範囲に分布しています。後頭部から頚椎に沿って下がり両肩甲骨に付着するので頚椎の配列に歪みの影響を受けやすいと言えます。


頚椎の配列に歪みがある方は、パソコン作業の負担が掛かる以前から頸椎の歪みの影響で筋肉が緊張している状態。その上に長時間パソコン作業で同じ姿勢を維持していると筋肉は緊張から「過緊張」へと状態が悪くなります。この過緊張の状態が毎日続くとあなたが感じている『酷い肩こり』になるのです。


これが肩甲骨を回してもはがしても「酷い肩こり」から解放されない大きな理由です。




肩甲骨が固いという点で物事をとらえるのではなく、線で捉えないと酷い肩こりから解放される事は無いでしょうね。




パソコン作業なみに酷い肩こりの原因となるのがスマホ操作時の姿勢。整形外科医もスマホ操作でストレートネック・スマホ首が激増し、首の痛みや酷い肩こり、めまい、吐き気、頭痛など様々な症状を訴える方が若者を中心に激増しているとの事。


首を回すとボキボキ変な音がする、後ろに頭を倒すと痛みが有る、よく寝違える、前に倒す首を回すと肩甲骨の内側に強い突っ張りを感じるなど何かしらの不快感が有る方は、頚椎の歪みが関係している疑いがあります。一度、レントゲンで頚椎の歪みをご確認ください。




また、注意頂きたいのは「肩こり=頸椎の歪み」と原因は一択では無いこと。ここでもう一つの大きな要因を上げると…栄養面の問題。




私たちは毎日の食事で栄養を摂取していますが、必要な栄養を充分に摂取出来ていない方が多いです。特に一人暮らしの方は外食(今はコロナでいけませんが)やテイクアウト、など簡単に手軽に済ましがちになり、疲労を回復する大切な代謝栄養素が欠乏しがちです。


炭水化物中心の方の血液検査結果では、基本の栄養「タンパク質」「ビタミン」の不足が目立ちます。



ちなみにお客様に血液検査表を拝見させて頂き、不足栄養を確認して食生活のアドバイスをさせて頂いてますが、結構栄養の偏りを確認します(汗)


特に糖質過多。
使いきれずに余った糖分はタンパク質と結合し老化物質(AGE)を作ります。その物質は血管に蓄積、血管を固くして血流を悪くさせ血流が悪くなり、疲労回復に必要な酸素や栄養が充分に届かず筋肉の疲労蓄積⇒コリ・痛みの要因となります。



対策として

①糖質を控える

②タンパク質を摂取する

③糖の代謝を上げるビタミンBを摂取する





■タンパク質を摂取する

筋肉、血液、ホルモン、皮膚、骨、酵素など全てのカラダの原料となるタンパク質が必要なので、タンパク質>糖質・脂質の食事内容に意識的に変える。

プロテインの併用で効率よく必要タンパク質を補充できるのでオススメです。私(ささき)もプロテインとアミノ酸のタブレットを併用しています。

また、しっかり食べている割にタンパク質不足が確認出来るケース。これは胃腸が関係し、消化・吸収能力の低下によりカラダにうまく取り込まれていないと考えます。また、胃酸抑制剤を服用している方は胃酸が必要以上に抑えられるためタンパク質の消化吸収が上手く出来なくなります。胃薬を飲まれている方もタンパク質不足になりやすいのでご注意ください。







■ビタミンB1は炭水化物(ブドウ糖)をエネルギーに交換する(糖代謝)働きがあり、不足するとエネルギー産生が落ち疲れやすい、だるい、食欲不振などの症状が現れます。糖質過多の食事が中心の方は、糖を減らしビタミンB 1を意識的に摂取されてください。




このように疲労が蓄積される要因として

「骨格の歪みの問題」、「偏った栄養状態による疲労物質の代謝低下の問題」と2つの原因をお伝えしました。





この2つの問題は当オフィスで取り扱う未病検査で「頸椎の歪み確認」「血液の不足栄養の確認」が出来ます。




原因を的確に判断し、適切な処置を施すことがあなたの辛い『酷い肩こり』を良い方向へ変える事が出来るのです。これは経験上お伝えできます。




ぜひあなたのカラダの中も状態をご確認下さい。