朝起きて、首を動かした時のあの激痛!!
後ろから声を掛けられてもロボットの様なぎこちなく不自然な振り向き方・・・
寝違いを経験された方はわかると思いますが本当に辛いですよね。
あの首の痛みと不調はもの凄いストレスです。
私も20代の頃よく寝違えていました。
うつ伏せで首を捻って寝落ちした翌日は、かなりの確率で寝違えていました(泣)
本当に一日辛いし不愉快です。
今でも覚えているのが、二輪の実技講習で教官に寝違えて後方確認できない旨を伝えたのに、無理矢理振り向かされ続け首の痛みが悪化し、それからは少し動かすだけで激痛(泣)・・・
当時は原因を調べる術もわからないですし、とにかく朝寝違えませんようにと願うばかり(笑)。
レントゲンで”頚椎(首)の歪み”が寝違いの原因だとわかり、歪みを正す矯正治療を受けてから、本当に寝違えなくなりました。
その際、首が歪む最大の要因、それは衝撃だと聞き、すぐ21歳の時の追突事故を思い出しました。
後方から追突されて”むち打ち”となり、その後から寝違え始めたことに気付きました。
あの追突で受けた衝撃で頚椎(首)が歪んだと思いました。
もしも、過去に追突事故を経験された方で、現在も原因不明の頭痛、首の痛みや違和感、重い肩こり、寝違いなど不調が続いているならば、一度レントゲンで歪みを確認することをお勧めします。
寝違えは首(頚椎)の歪みが大きな要因である前提で寝違いを起こしやすい方の特徴をお伝えします。
◆寝違いを起こしやすい方の特徴・・・
※以下の項目は歪みを助長させます
〇普段から姿勢が悪い
(スマホやタブレットを見る姿勢悪い人多すぎます。自分で自分の首を絞めているようなものです。気を付けて下さい)
〇デスクワーク、ドライバ―など同じ姿勢を長時間保持する
(仕事の環境を見直し。モニタ―の位置、マウスの位置、椅子の高さ、座り方など見直すところは結構あるはずです)
〇下を向いて長時間作業する
(ショーケースの上で入力作業は首や肩の負担が大きい。目が疲れ、画面を凝視しようとし首を前に突き出す疲れる姿勢に)
〇運動不足(血流悪くなっている)
〇食生活の問題(重要なポイント、しかしあまり意識されていない)
など、どれか当てはまるのではないでしょうか?
3つ以上はかなり危険度高いです。
寝違いが慢性すると様々な症状が現れるのでしっかり原因に対して意識された方が良いです。
しかし、原因が明確でなければ対処のしようがありませんね。
ちなみに寝ている姿勢の影響により寝違いが起こる症状ではありません。
(寝相が悪くても寝違えない方もいますよね)
それでは首(頚椎)に問題がある前提で要因を2つに分けて説明します。
◆一つは《筋肉の問題》
いつもより筋肉への負担が多く、疲労が蓄積した一部の筋肉に血液供給が不足した。
首の背骨の関節(頚椎椎間関節)に何かしらの炎症があるなどと言われています。
よく対処方法として、寝る前のストレッチや体操など記載されていますが、すぐに痛みは改善されません。
鎮痛剤を飲めば痛みは解消・軽減されるはずですが、繰り返す症状を解決したい、寝違いを繰り返す心配を抱えたくない方は是非参考にして下さい。
何が筋肉に負担を掛けているのかを考えると、頚椎の問題(歪み)は大きな要因です。
本来、頚椎は7つの骨(椎体)とそのクッションである椎間板が規則正しい前弯カーブを形成し、筋肉への負担を最小限にしています。
しかし、前弯カーブを失い、真っすぐのストレートネックや後弯などの配列に異状があれば、椎間板を痛めやすくなり、頭を支える筋肉へ大きく(余計な)負担が掛かり筋肉に疲労物質が蓄積されます。
カラダを支持する背骨に歪みが存在すると、その背骨を支持する筋肉への負担が増大する事により、疲労が蓄積し、いわゆる「疲れが取れない」という状況を作り出します。
この「疲れが取れない」感覚は、血液に含まれる「乳酸」という物質が、代謝されにくい事が大きな要因です。
頸椎の歪みによる症状の改善案として、歪みを正しく確認して、もともとの規則正しい形へと導く施術方法が望ましいのは言うまでもありません。
頸椎を支える筋肉を対症療法などで緩めると、椎間板への負担増しとなり、「頸椎症」から「ヘルニア」へと悪化することも考えられますのでご注意ください。
骨格の歪みや問題がなければ、骨組みで支える事が可能で、首や背中の筋肉への負担は軽減されます。
しかし、頚椎の歪みや猫背の方は、骨格で支える事が難しい為、首や背中の筋肉が硬く短縮し柔軟性を失います。
◆もう一つは…《ビタミンという栄養素》
冒頭に示しましたが、頚椎の歪みにより支持する筋肉に疲れが溜まり易くなると、柔軟性が失われます。
この柔軟性を取り戻すのは対症療法ではなく、疲れの物質とされる「乳酸の代謝」が必要となります。
この乳酸という物質をエネルギー消費するために必要となる栄養素が『ビタミンB群』です。
その中でもビタミンB1がポイントとなります。
筋肉の疲れに対症療法などでは、一時的、その場しのぎなので原因を放置した最悪の方法とも言えます。
「寝違い」という症状は、寝ている姿勢の問題ではなく
一つは《頚椎のカタチ》
一つは《ビタミンという栄養素》
これらが大きな問題と考られます。
「寝違い」を繰り返さない、そして、一日も早く症状の回復を期待されるのであれば、原因と考える「頚椎の歪みをレントゲンで確認し、血液にビタミンという栄養素が満たされているのかを確認する」のが 、回復への近道です。
当オフィスの未病検査では、頸椎の歪みや血液中の栄養状態を確認する事が出来ます。
ご用命の際はメールでご連絡ください。
本日も最後まで読んで頂き有り難う御座いました。