Blog

カラダのはなし

カラダの中を確認する必要性について

TLBC堺 ストレートネック首の痛み

首や腰をボキボキと音を鳴らして捻る動画がYouTube、Instagram、TikTokなどでよくアップされています。


娘たちがボキボキと首を捻られる動画を観て「これやばくない!!怖いけど鳴らされて気持ちよさそう、受けてみたい」と興味本位で話しているのを聞いて(ちょっとこれ大丈夫なの??)、正直びっくりしたとお客様が話していました。確かに…大丈夫??と私(ささき)も思います。



あれ、一つのパフォーマンスですからね。



仮に原因の改善として、骨格の歪みに対し矯正治療を施す場合は、必ずレントゲンが必要です。


海外のカイロプラクティックオフィスでは、レントゲン設備があり、レントゲンを確認してアジャスト(矯正治療)を行います。


しかし、日本ではレントゲンで確認し矯正治療を行うオフィスは多くありません。TLBC堺オフィスでは、ご協力頂いているクリニックにて撮影頂いています。※そしてボキボキ的な矯正も行っていません

今回お客様の話を聞いて、多くの方に背骨や骨盤の歪みを正確に確認するにはレントゲンが必要であることを知って頂かなければならないと感じました。


例えば、ご自身のカラダの状態は自分自身が一番わかっていると言いますが、カラダの歪みを正しく把握できている方ってどれくらいいるでしょうか?


ほとんどいないかと思います。


実際に問診で右耳が左より下がっている、目じりの高さや肩の高さに差異があるとお伝えしても??ピンと来られていません。


鏡の前に立たせて目視で歪みを確認頂き、そしてご自身のレントゲンで歪みを確認して頂いて、はじめてカラダの歪みを自覚して頂けます。


背骨の関節が歪み炎症が発生し、症状を発症しているならば、その関節に対して矯正や調整を掛けて問題を取り除く必要があります。


しかし、

椎間板が消失し狭窄、骨棘や軟骨が剥がれた関節に対して矯正を行う場合、非常に注意を払わなければなりません。また癒合している(くっついてる)、もしくは癒合している可能性が高い(くっつきかかっている)場合は、無理に矯正しません。


それは過度な施術により事故となる可能性があるからです。

首の痛みに対して矯正が必要となった時、触診のみで矯正治療を受けるか、レントゲンで問題の歪みを確認して矯正を受ける…あなたはどちらがイイでしょうか。


当オフィスのお客さまは、レントゲンで確認して矯正を受ける方が安心だと言われます。



捻挫や打撲などで痛みや腫れが強いとほとんどの方が病院を受診します。

「肩こり」や「頭痛」(脳に医学的問題がないケース)や「腰痛」「膝痛」など外傷性ではない症状に対しては、マッサージなどの対症療法で済ませることが多いです。



しかし、「肩こり」「頭痛」や「腰痛」などの辛い症状を出す原因は、脊髄に何かしら影響を受けている可能性が高いのでマッサージで脊髄の原因を取り除くことは困難です。



例えば、多くの方が一度は経験がある「寝違え」。朝、頭を起こした際に激痛…首を左に倒せない、振り向けない…ひどい状態だと歩く振動が響き激痛(涙)…本当に辛いです。


寝違えの要因として…明確な外傷は無縁ですし、お客様の中には「寝相が悪かったからかな…」と言われれますが、寝相が悪い方が度々寝違えを繰り返すわけではありません。



寝違えを繰り返すには、寝る姿勢以外に理由があるのです。




寝違えのような症状を繰り返す方は、頚椎の配列、もしくは椎間板などに問題を抱えている可能性が非常に高いです。ですので、一度レントゲンで背骨の状態を確認頂くことをお勧めします。




一例ですが「このような歪みは注意!!」
レントゲンで確認することで容易に状態を確認することができます。手で触ってこの様な歪みを正確に確認することはできません。




レントゲンでは背骨や関節の変形を確認することができます。わたし(ささき)はこのレントゲンの方にバキバキ矯正することはできません(汗)





健康診断を定期的に受ける目的は、健康状態や栄養状態、病気の発見、病気を未然に防ぐなどの目的があり、健康を維持する上で非常に重要なことです。




同じように骨格の状態をレントゲンで定期的に確認することでカラダの状態を把握しておくと突発的な事態に対しての予防につながります。




「寝違い」を頚椎関節の捻挫と位置するなら「肩こり」「腰痛」と同じ様にレントゲン撮影で内側の状態を確認される事をご提案させて頂きます。それは将来、症状の悪化に伴う入院や手術を避ける為に取り組むケアだと思っており、優先順位はきわめて高いと私(ささき)は考えています。

最後に…
様々な症状の要因となる骨格の歪みや配列の問題を手で確認する事は出来ません。例えば、《触診では右に歪んでいたが、レントゲンで確認すると真逆の左へ歪んでいた…》なんてことは沢山あります。触った感覚でカラダの内の状態を正確に把握する事は至極困難です。



もしかすると治療でその箇所を触って症状が悪化している可能性もあると思います。レントゲンはそのようなリスク(事故)を最小限に抑える為に必要な検査です。




骨格の歪みや骨盤の歪みで骨格矯正治療をお考えの方は、レントゲンでカラダの中を確認して納得いく説明を受けられる施術所で矯正治療をお受けください。


本日も最後まで読んでいただき有難う御座いました。