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健康のはなし

どうしたらいい?原因が分からない体調不良

体調を崩しているわけでもない
でもカラダがだるくてすっきりしない…
何となく不調が続いている…


仕事のストレスや
疲労の蓄積が原因だと思い、
仕方ない…とあきらめている方が
いらっしゃいます。


仕方ないと放置すれば
さらに目に見えない不調が続き
症状や病気の発症を引き起こします。


これは自律神経バランスが
崩れた結果だと考えられます。


私たちは日々様々なストレスを
感じています。


職場や家庭での
人間関係の悩みや

仕事上の精神的なストレス
過労による肉体的なストレス

など
生きていく上でストレスは
大なり小なり必ずあります。


その為
私たちのカラダは
ストレスを受けると
抗ストレスホルモンを
分泌させてストレスに
対抗しようとします。


腎臓の上にある
小さな臓器の副腎で
このホルモンが作られ分泌されます。


しかし、
ストレスが掛かるたびに
ホルモン分泌を続けるため
副腎へ相当負担が掛かります。

その結果
ホルモンの生成分泌が低下し
ストレスに抵抗できず
自律神経のバランスが崩れます。


こうなると慢性疲労が強くなり
疲労感や不安感、体調不良、
うつ症状が表れます。


しかし、
このようなケースで病院を受診すると
「自律神経失調症」と診断され
薬を処方されることが大半です。


クスリを処方されて飲んでも
思うように体調不良は回復しません。


そして違う病院を受診しても
違うクスリを処方されて…
また違う病院へ…
と、病院巡りを繰り返すことにも
なりかねません。


クスリ依存となれば
社会復帰も容易ではありません。


以前
いつもお世話になっている
未病ドクターの笠木先生から
「自律神経失調症には特効薬はない」

「投薬は症状の緩和の期待は出来るが
薬の依存が強くなるだけでなく
更に問題を引き延ばします」
と講演でお話されていました。


ドクターが言われるように
自律神経失調症の特効薬はない…のに
多くの方が
「自律神経失調症」「うつ病」と診断され
薬を処方され飲み続けています。



基本、治療法はなく経過観察です。
薬の量が増えていく…
お腹の調子が悪くなってきた…
将来が不安…
精神的に疲れ果てていく…

そして
めまい、ふらつき、のぼせ
冷え、頭痛、肩こり、耳鳴り
動悸、関節の痛み、便秘、頻尿
と様々な症状を引き起こし
大変つらい思いをされています。


ですので
自律神経バランスを崩してしまう前に
対処して頂きたいと願っています。


ストレス以外で
自律神経バランスを崩す要因は

季節性の問題
ホルモンバランス
食事生活の問題
睡眠の問題
姿勢の問題などがあります。


まだ他にもあると思いますが
今回は「食生活の問題」と
「姿勢の問題」についてお伝えします。

※睡眠はこちらをご覧ください。


食生活の問題とは
偏った食事内容により
栄養が不足している点です。


私たちのカラダを細胞レベルで
動かしているものは栄養です。


ココロとカラダも
栄養でつくられています。


その栄養は毎日の食事から得ています。

偏った食生活により
タンパク質やビタミン、ミネラルという
血液やホルモン、神経機能を調整する
これらの栄養が不足すると
自律神経バランスが乱れます。


また自律神経は腸内環境と関係があり
偏った食生活により腸内環境が悪化すると
自律神経バランスも崩れます。


このような話をすると
毎日3度の食事をしているから大丈夫と
言われる方がおられますが
驚くほど栄養バランスが悪いケースが
多いです。


食生活の面から
自律神経を整えるには
まずご自身の栄養状態を
把握することから始めます。


これまでの食事内容で
足りている栄養素をあえて
摂る必要はありません。


不足もしくは欠乏している栄養素を
検査結果から割り出し
正常に機能させるだけの量を
補う必要があります。


そのために食生活に変え
健康を害する食べ物を控えていく食生活に
変えることで徐々に
自律神経バランスが整い
体調不良が消えていくでしょう。



そしてもう一点は
姿勢の問題です。


自律神経失調症の方で
姿勢が良いですね~って方と
お会いすることはほぼありません。

ほぼほぼ猫背です。


意識して背中を伸ばしても
気づけば元の猫背に戻ってしまいます。


これは筋力の問題により
猫背になってるよりも
骨格の配列の問題が関係し
矯正や調整が必要なケースが多いです。
※実際にレントゲンで確認しています。


自律神経のコントロールセンターは
脳幹(延髄)といいます。
その脳幹がある場所は
ちょうど首と頭の境目になります。

この延髄は、
第一頸椎、第二頸椎の辺りに
位置します。


ですから第一、第二頚椎が歪んだり
捻じれたり、傾いたりすると
延髄へ血液供給する椎骨動脈も歪み
栄養・酸素供給量が低下し
延髄の働きが低下します。


その結果様々な症状を発症する原因と
なります。

例えば
家の柱が傾いて(ズレて)いると
屋根は傾いて、いずれ落ちます。

屋根にロープを掛けて反対から引っ張り
処置をすれば、まずは対処できます。

しかし、
根本改善は家の柱の傾き(ズレ)を
戻すことです。


頭部を屋根、首(頚椎)を柱と考えると
支えとなる頸椎の配列異常(ズレ)の
改善は必須ではないでしょうか。


もし整形外科で
ストレートネックや頚椎症だと
診断を受けられ
様々な治療を受けられているならば
配列異常(歪み)も
改善させておく必要があります。


配列異常は自ら止まることは
まずありえません。


どんどん歪みは強くなり
最終的に変形し骨同士がくっつきます。



自律神経が整うと気持ちが安定し、
全身の血流が正常化します。


栄養を考えた食生活、
軽い運動、
良質な睡眠、
正しい姿勢を意識することで
ストレスにも強くなり、
ココロもカラダも健康な状態を

維持できれば前向きな気持ちで
取り組みが出来るようになります。



自律神経バランスが崩れているかもと
不安を感じている方、
上記の取り組みでも
改善されていない方は
まずご自身の自律神経バランスを
数値や画像で確認下さい。


TLBC堺オフィスでは
未病検査でこれらを確認することが
出来ます。

興味を持たれた方はご連絡お待ちしております。



本日も最後まで読んで頂き有難うございました。