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腰の痛み

とくに何かした覚えがないのに腰が痛いのは?

何もしていないのに『最近、なんだか腰が重いし…痛いかも…』という症状を感じたことが1度や2度あると思います。。。

そして、何かやったかな??と振り返り心当たりを考えてみる…

〇重い荷物を持った

〇普段しない運動(筋トレなど)をした

〇長時間歩いた、若しくは座っていた

〇足元が冷える場所に居た

〇長時間の運転をした

などと、腰痛の原因となる行動を考えます。

しかし思い当たることがない…なのに何故か腰に気になる症状を感じている…ケースも多いはずです。


これら上記の“5つ”は、自分自身が認識している行動なだけで、無意識のレベルで腰に負担を掛けていることなんて沢山あります。


例えば、
軽い荷物でも繰り返し持ちつづければ腰へ負担が掛かります。または同じ姿勢で”何気に”スマホを長時間見ることでも腰に負担を掛けている事があります。この“何気に”は「無意識」の行為です。気づいたらスマホを同じ姿勢で1時間以上見ていることは、現代人には普通の光景ですよね。


一見“楽”と感じる姿勢を長時間保持していることが“負担”になっているなんて思っていないでしょう…


意外かと思われますが、この同じ姿勢つまり「静止姿勢」は、関節や筋肉にとって相当な負担となり、「静止姿勢」を続ければ続けるほど、カラダの内側では悲鳴をあげる準備を整えています(汗)。


例えば“肩コリ”は「ちょっと疲れているかな」程度で仕事や家事に支障を来すサインにはなりませんが、「痛くて歩けない…」レベルになると「これはちょっと尋常じゃないよ~結構やばいかも(汗)」と判断して、慌ててスマホやパソコンで症状を検索します。


しかし、思うような情報を入手できないケースもある筈です。

なぜなら”支障を来している本人自身が納得したい情報を探しているだけ”なので”これかも”と思っても確信には至りません。

実際に“これかも”と思った整骨院や整体そして整形外科を受診しても“あ~納得できない”となることがホントに多いと私(ささき)のお客様から伺います。

原因を検索していろいろ治療を受けていき…私(ささき)のところの『未病レントゲン検査』で原因が分かり症状が良くなったと言われます。

どんな症状にも原因があり、その原因の“一つ”を科学的データで確認しない限り「痛くて歩けない」という状況は一層悪化して、原因が分からない…とココロの不安を作りだす結果を招き、新たな別の症状を引き起こす…こととなります。


このような経緯は腰痛でよく見られます。

何もしていない〈腰痛〉の多くは、前傾での「静止姿勢」で現れる現象です。

“何気ない”スマホの閲覧は、「何もしていない腰痛」の引き金となっているのですが、その影響が何処に現れるのかといいますと…【股関節】です。

【股関節】は、私たちの骨格を形成する関節の中で最大で最も荷重が掛かる関節で、様々な問題で負担が大きくなり症状にも多様な変化が現れます。


先天性の問題、外傷による骨折や骨粗しょう症、筋力の弱りなどでも一層の負担がかかる関節です。


よく整骨院や整体で“足の長さの違い”を指摘されることが多いとお聞きします。


もしお客様が足の骨折や股関節の先天性の問題を施術者に伝えていなければ…純粋に左右の足の長さが違うと勘違いし、骨盤や背骨が歪んでいると判断されます。


そして「なにもしていない腰痛」という症状を悪化させる施術を受けることに…なる可能性が高くなります。これは十分な注意が必要です。

もし…足の長さで骨盤や背骨の歪み云々と言われたら施術者に歪みの根拠について説明を求めてください。そこで明確な根拠を提示して頂けない場合は「ここは怪しいかも」と察知してすぐさま退散してください。

【股関節】にかかる最大の荷重をお伝えします。


例えば体重60kgの場合、【股関節】の荷重はおよそ体重の1/3の”20kg”が両方の【股関節】に荷重として掛かります。歩行する際は、およそ2.5倍と言われ、およそ150kgもの重さが【股関節】に掛かっています(汗)


カラダの歪みが無く左右均衡の状態が理想ですが、例えば背骨が歪んでいると左右の【股関節】にかかる負担は、片方により多く荷重されます。


その上、筋力が弱っている…仕事上「静止姿勢」を長時間に続けると頭が前傾となり背中の筋肉にテンション(突っ張る力)がかかり硬くなり、骨盤の動きを制限させることになります。※この状況で足を組む癖は更に歪みを助長させてます汗。


「なにもしていない腰痛」は、筋肉にテンションが掛かり、緊張状態が続き血液の流れが悪化された結果『腰が重い』『腰が張っている』と感じるのです。

この様にして【股関節】に負担を掛ける普段の“何気ない”症状が「なにもしていない腰痛」なのです。

腰痛を治療しているが良くならない…というケースは「未病レントゲン検査」で”背骨及び骨盤の歪み”を可視化したデータでご自身の眼で確認してください。

「なにもしていない腰痛」でお困りの方は、歪みが分かる特別なレントゲン撮影で原因を確認することが改善する一番の近道だと私(ささき)は思っています。

検査を希望される方、これまで骨盤が歪んでいるから骨盤矯正が必要と言われた経験がある方もこちらをご覧ください。

本日も最後まで読んでいただき有難うございました。