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姿勢のはなし

足の長さが違う?骨盤歪んでいるの?骨盤矯正必要?


足の長さで骨盤の歪みは
正しくわかりません!!
「足の長さ≠骨盤の歪み」

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堺市西区にある骨格矯正オフィス
ストレートネック・頭痛に特化

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首の痛みご相談下さい
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TLBC OFFICEのささきです。

今回は骨盤の歪みについて…


初めていったエステで
足の長さが違うから
骨盤が歪んでいるんじゃないと
言われて気になっているんですが
本当に歪んでいますか?」


と、質問を受けたことがあります。


足の長さと骨盤の歪みの関係について
自身もレントゲンと足の長さを
意識して調べてきましたが

実際にレントゲンで
骨盤に歪みを確認したお客様の
足の長さをチェックすると
長短を確認したケースはありました。

しかし
全てに当てはまらないので
「足の長さが違う=骨盤歪み」
とは限りません。

また別の女性からは
『整骨院で骨盤が歪んでいるから
骨盤矯正をしましょうと
言われたんですけど、
骨盤矯正をうける必要ありますか?
それほど腰が痛いわけでもないけど…
やったほうがいいでしょうか?』と
質問を受けました。

もし、
足の長さが違うという理由で
骨盤矯正を勧められて
悩んでいる方も
すでに受けている方も
ぜひこのブログを読んで頂き
参考にしてください。


〇足の長さが違う原因とは

まず足の長さが違うのには
「骨盤の歪み」だけではありません。


骨盤の歪み以外にも
沢山の理由があります。


・頚椎の歪みにより
背筋バランスが崩れる

・頚椎の歪みにより
姿勢が崩れて影響する

・左右の骨盤の歪みではなく
前屈や後屈の歪みによる影響

・スコリオシス(側弯症)

・体幹左右のアンバランスの影響

・大腿骨頭の左右差の影響
※先天的もある

・外傷性による下肢骨折

・大腿筋の筋肉バランスの崩れ
※片側の過緊張

・捻挫を繰り返した結果、
足関節形状の差異

・メタボリックの影響

・膝関節の問題

など
骨盤以外にも下肢の長短へ
影響をします。


肩こりや腰痛の原因になると
ネットでもよく上がってくる
「骨盤の歪み」ですが


そもそも本当に骨盤矯正って
必要なのか?

骨盤が頻繁にズレるのか?

その真相はいかに??

それぞれ見ていきましょう。

まず骨盤について

骨盤は、左右の腸骨があり
その真ん中に仙骨があります。


仙骨は、背骨の土台の役割をし
左右の腸骨は大腿骨と連結し
股関節を構成しています。


仙骨と腸骨で構成する仙腸関節は、
からだの関節の中で最も大きく頑丈な関節です。


では骨盤の役割は・・・


骨盤の中には、
大切な臓器や生殖器が格納され
これらを守る重要な働きがあります。

特に女性は妊娠や出産に
大切な生殖器を保護しています。

骨盤の歪みにより
バランスが崩れると
様々な箇所に不具合が発生するので、
本当に骨盤の歪みを確認したなら
歪みを直すことをお勧めします。

しかし、気になることが…
※ここから大切。
しっかり読んで下さい


整骨院や整体院で
骨盤がズレているって
よく言われることがあると思います。
※私(ささき)も
言っていた時期がありました汗…


しかし、
皆さんが考えている程、
大きくずれる、
歪むことは
そう頻繁にありません。


骨盤の歪みとは、
骨盤全体が歪むのではなく、
左右の腸骨とその中心の仙骨とが
重なった仙腸関節が、
わずかに変位することを言います。


この変位をレントゲンで確認し、
正しい位置へ誘導することが大切です。

左右の仙腸関節は、
上下左右と私たちの動きに
合わせてわずかに動いています。


ですから、
関節が大きくズレるという表現は
オーバだと私は思います(汗)
※焦りますよね


そして、
骨盤の歪みは
足の長さや足先の向きや
手で触っても解ることはありません。

多分………
こんな感じで歪んでいるのと
違うかな〜という程度では
ないでしょうか??



また、
足の長さで骨盤が歪んでいると
判断できない理由の一つとして、
先天的な問題があるからです。
※レントゲンでしか判らないのに…
どう判断するのでしょうか(汗)


実際にレントゲンで
骨盤の問題ではなく
先天的な問題を確認したケースも
あります。



あなたが腰痛で
整骨院や整体院を受診した際に、
もし骨盤の歪みを指摘され
骨盤矯正を勧められたならば、
骨盤が歪んでいると判断した根拠を
是非尋ねられてみて下さい。

その説明に
「足の長さが短いから」
「ここの高さの左右差がどうこう」
と…

画像や数値で明確な根拠を
提示していただける事は
少ないと思います。

※もちろんきちんと明確な根拠を
説明していただける治療院はあります

しかし、
骨盤が開いているのが
今気になっている最中のあなたに、

「骨盤が開いたままだと
腰痛が治らない…」

「ほっとくと悪化してひどくなり
ヘルニアになる可能性がある…」

「太りやすくなる…」

「妊娠や出産にも影響がある…」

などなど…(大汗)
色々と投げかけられると、
不安になりますよね(悲)



本当に骨盤が歪んでいる
(開いている)のかは、
レントゲンで簡単に確認出来ます。


未病レントゲン検査は、
必ずレントゲンを分析・確認し
お伝えさせていただいています。


ちなみに
上記の2人の女性は
骨盤に異常は確認しませんでした。

一人は頸椎の歪みの補正により
足の長さに左右差


もう一人は
股関節の問題が原因で
足の長さに左右差




先ほどもお伝えしましたが、
生活を支える重要な役割を
担っている仙腸関節は
大きく動きません。


微妙に歪むだけでも
様々な痛みを引き起こす要因と
なります。

歪みを気にされている方、
また骨盤が歪んでいると言われた方

骨盤の問題をレントゲンで
まず確認して下さい。



とても重要な事です。


最悪な結果をもたらさない為にも、
専門家の意見を必ず参考にして
正しい骨盤矯正をお受け下さい。


最後に
「足の長短≠骨盤の歪み」
くれぐれもお気を付け下さい!(汗)


本日も
最後まで読んでいただき
有難うございました。