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健康のはなし

骨盤がズレるって本当?

TLBC SAKAI OFFICE

「腰痛の原因は、骨盤がズレているからですね~骨盤矯正を受ける必要がありますがいかがされますか?」と整骨院や整体院で言われたことはございますか?




最近では、すぐに骨盤矯正の必要性を訴える治療院も少なくなってきたと思います。




以前は猫も杓子も骨盤矯正を謳う治療院であふれていました。(”骨盤矯正”と書いたのぼりを店前に並べてる光景をよく見ました)




そこで今回は、骨盤矯正は必要あるの?したほうがいいの?かについてお話させて頂きます。


健康面や美容面でも悩まれている女性が結構いらっしゃるようです。




特に産前産後の骨盤矯正をうたっている治療院が沢山ネットでヒットしますが、実際に骨盤てそんなに歪むものなのか、その真相について一緒に見ていきましょう。





◆骨盤ってそもそも歪むの?



骨盤は1つの骨ではありません・・・

骨盤って1枚の大きな骨と思われている方がいますが、2つの腸骨と仙骨の3つの骨が連結し構成され、背骨を支えています。



仙骨は、背骨の土台の役割。
左右の腸骨は大腿骨と連結し股関節を構成します。




からだの関節の中で最も大きく頑丈な関節です。




役割は・・・

骨盤の中に大切な臓器や生殖器が格納され、これらを守る重要な働きがあります。
特に女性は妊娠や出産に大切な生殖器を保護しています。



・バランスの要


・股関節に機能(体重を支える歩行の際に股関節を動かす


・大切な臓器を保護する



◇◆◇◆ここでポイント◇◆◇◆



「これ、骨盤がずれていますね」とかよく言われることがあります(あなたも整骨院や整体院、マッサージ店で言われた経験はございませんか?)が、皆さんが考えている程”骨盤が大きくずれている”ことや”歪む”こともそれほど頻繁にありません。


※骨格のレントゲンを拝見していてそのように思います。



骨盤の歪みとは、骨盤全体が歪むのではなく”仙腸関節がわずか数ミリ変位すること”を言います。この変位をレントゲンで確認し正しい位置へ誘導することが大切です。





上下左右と私たちの動きに合わせて左右の仙腸関節がわずかに動いています。※左右の腸骨とその中止に位置する仙骨と重なった平面関節を仙腸関節と言います。




と考えると「大きくズレる」という表現はオーバだと思います。





足の長さや足先の向きなどで判断したり、手で触ってみても骨盤の歪みが解ることはありません。





多分こんな感じで歪んでいるのと違うかな???程度です。






足の長さが片方だけ短いからと、骨盤の歪みを判断できない理由の一つとして”生まれつき左右差がある”方が、実際いらっしゃいます。



あなたが腰痛で整骨院や整体院を受診した際、骨盤の歪みを指摘され骨盤矯正を勧められた時は、骨盤が歪んでいると判断した根拠を是非尋ねられて下さい。


そこで、足の長さや触ってここの高さがどうこう・・・・と、説明は沢山して頂けても、明確な根拠(科学的な画像や数値で表す)を提示していただける事は少ないと思います。



あと骨盤の歪み関連で「骨盤が開いている」と言われるケース。





これも同様でどのような根拠に基づいて判断されたのかを確認しなければいけません。





もし、あなたが骨盤が開いている事が気になっているなら



開いたままでと腰痛が治らないかも・・・


もっとひどくなるかも・・・


太りやすくなるの・・・


妊娠や出産にも影響があるの・・・


と言われる立場側にすれば、とても不安になります。





本当に骨盤が歪んでいる(開いている?)のかどうか?知りたいですよね。



ご自身でも目で見て確認したいですよね。



それは、レントゲンで簡単に確認することが出来ます。


実際に、骨盤が開いている事を気にされ来院頂いた方のレントゲンを確認させて頂きました。




結果、骨盤は正常とお伝えしたところ、安心して帰られました。



TLBCオフィスでのカウンセリングでは、必ず正しい骨盤のレントゲンデータを用いて、ご本人様のレントゲンと比較させて頂きます。



この様に比較する事により、お客様の理解、納得に結び付きやすくなります。



先ほどもお伝えしましたが、我々の生活を支える重要な役割を担っている仙腸関節は、大きく動きません。



微妙に歪むだけでも様々な痛みを引き起こす要因となります。


しかし、治療方法によっては、骨盤の歪みを治す矯正をしますと、横向きに寝かせて腰を捻ってボキボキ・・・とされることが大半です。




これまでに経験した方も多いのではないでしょうか??(私も経験あります)


その際に、レントゲンで骨盤や腰の状態を確認されました・・・?


多くの場合がレントゲンの確認なく矯正を受けられたことでしょう。




事故(健康被害)にならないように細心の注意を払って施術されている先生もいらっしゃると思いますが、やはり見た目や手の感覚だけでカラダの中を知ることは限界があります。




ですので、まず必ずレントゲンで骨格(骨盤の歪みを)を確認してください。



歪んでいないケースもありますし、歪みを判断しにくいケースもあります。



右の腰に痛みがあるから右の仙腸関節が歪んでいるとは限りません。



腰の痛み≠骨盤の歪みです。



実際に腰痛を訴えられている方のレントゲンで、骨盤の歪みが確認できなかったケースも沢山御座います。



腰の痛み≠骨盤の歪み
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くれぐれもお気を付け下さい。



歪みが気になられる方、骨盤が歪んでいると言われた方は、まず骨盤の問題を確認する事をお勧めします。



あと、もう1点。




骨盤矯正は健康保険の使用は認められていません。



自費となります。



ご自身の健康や美容の為に貴重な時間とお金を投資するのですから、どのように歪んでいるのか説明を聞き、そしてご自身の目で確認した上で骨盤矯正を受けるかどうかを判断されて頂きたいと思います。





そして最後に・・・





お客様ご本人が、ご自身の骨盤をレントゲン撮影し、正常な骨盤データと比較することがもっとも大切であり重要な事です。


この重要な事をせずに、間違った知識の元で骨盤矯正を受ける事は、歪みを作られてしまう・・・最悪な結果をもたらすことも考えられます。


専門家の意見を必ず参考にして正しい骨盤矯正をお受け下さい。



最後まで読んで頂き有り難う御座いました。