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腰の痛み

腰痛を繰り返すのは首が悪いから?

TLBC堺 腰痛 ストレートネック


「数年前から慢性腰痛でお困りの男性」


職業柄、下を向いた姿勢を
長時間保持する為、姿勢には
注意をしてきたそうですが、

過去3回ほど
〝ぎっくり腰〟を経験していました。



痛みがひどくなると
整形外科で痛み止めの注射。

それ以外は定期的に整体で
骨盤矯正(腰をボキボキ捻る治療)で
対応。

と、
これまでは改善してきたのですが、
今回は症状の改善が思わしくなく、
また足のしびれも伴うと…
不安になられていました。


当オフィスで
骨格矯正治療を受けて腰痛が
改善した同僚からの勧めで
ご縁を頂戴しました。(感謝)


こちらの同僚(お客様)も
腰痛でお越し頂き、
現在も定期的にメンテナンスに
お越しいただいています。
が、当初は半信半疑でした…

それは
カウンセリングで
頚椎(首)の配列異常が
腰痛の要因だとお伝えしたら
痛いのは腰で首は関係ありませんけど
(疑い)…と言われました(笑)。

レントゲンで腰は正常で、
頚椎に異常を確認しましたので、
ご理解いただけるように
お伝えさせて頂きましたが



そりゃ
痛いの腰なのになぜ首が原因??と
思われても仕方ありませんよね。


しかし、
頚椎の矯正治療を受けて頂いていると
腰痛を感じる回数が減少し、
10回目の治療では
日常生活で全く気にならない
レベルまでになったと
非常に喜ばれました。
その結果、周りの腰痛持ちを
ご紹介下さるようになりました。



今回のお客様は、
骨盤の歪み
頚椎の傾き・配列の問題を
確認しました。


まず、
正面に姿勢を意識して立って頂くと、
頭が左に傾き(耳・目じりの高さ)、
右肩が下がり、
中心から左へカラダ全体がずれていました。

私(ささき)から指摘されて
初めて気づいたそうですが、
レントゲンで確認した骨格の配列と
ほぼ一致し本人も驚かれていました。


また、
普段から姿勢を意識されているので
背骨の状態に衝撃を受けていました。


ほかのお客様にも見られるのですが、
姿勢を良くしようと意識しすぎている
方いますよね。


正しい姿勢を意識的に作ることは
可能ですが、


あくまでも無理矢理作り出された
姿勢ですので不自然ですし、
時間が経過すれば筋肉が疲労し
背中が丸くなり元の姿勢に
戻ってしまうことが多いですよね。


作られた不自然な姿勢を維持するのは
結構シンドイし困難です。


骨格の問題により
姿勢が乱れているならば
いくら筋力で姿勢を維持しようと
しても限界があり
背中痛みや腰痛の原因になります。


多くの方は、
正しい姿勢を維持しようと
筋トレやストレッチを
取り入れられていますが、

まず骨格に問題が無いか確認する事を
優先されることをお勧めします。

私たちのカラダで言えば
骨格は家屋の柱と土台にあたります。


例えば、
耐震性強度を上げるために
沢山の梁を打ち付けて補強しても
土台や柱が傾いていたら

倒壊の危険度は高いままです。


筋トレやストレッチを
取り入れることで

一時的に改善は見込めても
根本の改善は難しいと思います。

今回の腰痛は
頚椎と腰椎のカーブの乱れが
大きな要因と考えられました。


カーブの乱れとは
S字状のカーブの乱れ。


正しい姿勢と言えば
〝S字状のカーブ〟と
よく言われています。


このS字状のカーブは
カラダを支える上でとても大切。

脊柱は
頚椎(首)は7コ
胸椎(背中)は12コ
腰椎(腰)は5コ
仙骨で構成されています。


頚椎前方へ
胸椎後方へ
腰椎前方へと
弯曲し配列している形状が
S字状に見えます。


この弯曲により椎体間に
おおよそ均等に負荷を分散させています。


◆この弯曲は非常に重要。


直立2足歩行の私たちは、
背骨に垂直方向の力が強く掛かります。


特に腰には大きな力がかかる為、
腰痛を発症しやすいと考えられます。


この垂直方向の力を分散させるために
緩やかなS字状に並んだ椎体と、
それを腹圧(お腹の内側からの圧力)
で支えています。

そして、
背骨と背骨の間のクッションの
役割をする椎間板や脊柱支持筋群も
サポートしています。


中腰や猫背の姿勢は、
このS字状のカーブが崩れて、
安定してカラダを支えることが
出来なくなります。



腰や背中の筋肉が
緊張し続けて血流が悪くなり、
疲労物質が蓄積され痛みを発症します。



一時的な筋肉の疲労なら
マッサージなどで腰痛は
改善されるでしょう。


しかし、
骨格の配列問題は
マッサージや筋トレ、
ストレッチでは改善が難しいです。


◆本来ならS字状のカーブって
あるんです。



特別な問題がなければ
皆さん前弯のカーブがあったんですよ。



例えば
赤ちゃんの首が座るのは
頚椎の弯曲が形成される準備段階

座れるようになるころには、
首や腰のカーブが徐々にS字になり

つかまり立ちや
一人歩きが出来る頃には、


背骨、骨盤の支持する筋力が
発達していきます。


この様に
皆さんもS字状のカーブを
持っていたのです。


しかし、
成長の段階や大人になって
転倒、追突事故、
スポーツでの接触事故など
何らかの強い衝撃を受けて
背骨の関節に歪みが作られるのです。

(本人は気づいていない)



そして
歪みが正されなければ
配列の異常は止まることなく
どんどん進行していくのです。


背骨の関節の歪みを
放置していると
必ず悪化し様々な症状の引き金となります。

(頭痛、めまい、自律神経系の症状、
重度の肩こり、首の痛み、
四十肩・五十肩、腰痛、ぎっくり腰、
椎間板ヘルニア、椎間狭窄症、
頚椎症、変形性腰椎症、
変形性膝関節症など
多岐にわたります)



ですので、
姿勢が悪くなる原因に
背骨の歪みが関係しているか
必ずレントゲン検査で
ご確認下さい。


今回のお客様の腰痛は
外傷がないので


ストレートネックにより
背骨全体のS字状カーブが乱れ
左右のバランスが崩れる。

その補正で腰や骨盤の歪みが
二次的に作られていたと考えられます。

左重心となり左の腰椎関節で
筋緊張が強くなると
神経や血管が圧迫を受けやすく
立っていると足の症状が現れる
と考えられます。




最後に…

症状には必ず原因があります。
TLBCテクニック(骨格矯正)では
レントゲンを分析し
骨格の歪みを一つの要因と考え
的確で安全な施術を行い
結果にこだわっています。


腰痛で困っているけど
一度もレントゲンで
背骨の歪みを確認したことが
ないという方は


当オフィスの
未病(レントゲン)検査を
ご検討下さい。



最後まで読んでいただき
有難うございました。



この腰痛を何とかしたい!!
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