朝起きて首の激痛で動かせなくなる《寝違え》の経験があると思います…
後ろから声を掛けられてもぎこちなく不自然な振り向き方しかできない…(泣)
経験された方はわかると思いますが本当に辛いですよね。
あの首の痛みと不調はもの凄いストレスです。
私(ささき)は21歳の頃よく寝違えていました。
うつ伏せで首を捻って寝落ちした翌日は、高確率で寝違えていました(泣)
本当に辛いし不愉快な一日を過ごすことに…
当時(21歳)は、寝違える原因を調べる術もないですし、とにかく朝寝違えませんようにと願うばかり(笑)。もともと肩こりなのでストレッチやうつ伏せで寝ないなど自己流で予防していました。
しかし、あるきっかけで受けたカイロプラクティック治療で『頚椎(首)の歪み』が寝違いの原因だと知りました。そして、レントゲンで頚椎の関節のズレを矯正してもらってから本当に寝違えなくなりました。
なぜ首の関節がズレるのか?と疑問に思い質問すると…頚椎(首)が歪む最大の要因は衝撃だと聞き、21歳の時の追突事故を思い出しました。
後方から追突されて”むち打ち”となり、その後から寝違え始めたことに気付きました。あの追突で受けた衝撃で頚椎(首)が歪んだと思いました。
なので、過去に追突事故を経験された方で、現在も原因不明の頭痛、首の痛みや違和感、重い肩こり、寝違いなどの不調がもし続いているならば、私(ささき)のように一度レントゲンで関節の歪みを確認された方がいいかもしれません。
”寝違えは首(頚椎)の歪みが大きな要因である”前提で寝違いを起こしやすい方の特徴をお伝えします。
◆寝違いを起こしやすい方の特徴・・・
※以下の項目は歪みを助長させます
〇普段から姿勢が悪い
スマホやタブレットを見る姿勢の悪い人が多すぎます。自分で自分の首を絞めているようなものです。お気を付けて下さい
〇デスクワーク、ドライバ―など同じ姿勢を長時間保持する
仕事の環境を見直す必要があります。例えばモニタ―の位置、マウスの位置、椅子の高さ、座り方など見直すところは結構あるはずです。
〇下を向いて長時間作業する
ショーケースの上で入力作業やキッチンでの作業は、首や肩に相当な負担を掛けます。画面を凝視しようと首を前に突き出す疲れる姿勢は、首や眼精の疲労となります。
〇運動不足(血流悪くなっている)
首、背部の筋肉の緊張により血行不良を起こしやすい→疲労の蓄積
〇食生活の問題(重要なポイント、しかしあまり意識されていない)
など、どれか当てはまるのではないでしょうか?
3つ以上はかなり危険度高いです。
寝違いが慢性すると様々な症状が現れる危険性がありますので、しっかり原因に対して意識された方が良いです。しかし、原因が明確でなければ対処のしようがありませんね。
ちなみに寝ている姿勢の影響により寝違いが起こる症状ではありません。
※寝相が悪くても寝違えない方もいます
それでは首(頚椎)に問題がある前提で要因を2つに分けて説明します。
◆一つは《筋肉の問題》
いつもより筋肉への負担が多く、疲労が蓄積した一部の筋肉に血液供給が不足すると筋肉の柔軟性が失われます。硬くなった首の背骨の関節を動かした際、関節にストレスが加わり炎症を発症すると言われています。
対処方法として、寝る前のストレッチや体操など記載されていますが、すぐに痛みは改善されませんし炎症が強くなるケースもあります。また、鎮痛剤で痛みは解消・軽減されるはずですが、繰り返す症状を解決したい、私(ささき)のように寝違いを繰り返す心配を抱えたくない方は是非参考にして下さい。
筋肉に負担を掛けているのが何か?を考えると、頚椎の問題(歪み)は大きな要因となります。
本来、頚椎は7つの骨(椎体)とそのクッションである椎間板が緩やかな前弯カーブを形成し、筋肉への負担を最小限にしています。
しかし、前弯カーブを失い、真っすぐのストレートネックや後弯などの配列異状があれば、椎間板を痛めやすくなり、頭を支える筋肉へ大きく(余計な)負担が掛かり筋肉に疲労物質が蓄積されます。
カラダを支持する背骨に歪みが存在すると、その背骨を支持する筋肉への負担が増大する事により、疲労が蓄積し、いわゆる「疲れが取れない」という状況を作り出します。この「疲れが取れない」感覚は、血液に含まれる「乳酸」という物質が代謝されにくい事が大きな要因です。
頸椎の歪みによる症状の改善案として、《歪みを正しく確認し、もともとの規則正しい形へと導く施術方法を受ける》が望ましいと思います。
頸椎を支える筋肉を対症療法などで緩めると、椎間板への負担が増して「頸椎症」→「頚椎ヘルニア」へと悪化することも考えられますのでご注意ください。
骨格の歪みや問題がなければ、骨組みで支える事が可能で首や背中の筋肉への負担は少ないと思います。しかし、頚椎の歪み(ストレートネック・後弯)や猫背の方は、骨格で支える事が難しい為、首や背中の筋肉が硬く短縮し柔軟性を失います。その結果、繰り返す寝違え以外に首こりや重度の肩こり、頭痛、めまい、自律神経系の疾患を引き起こす要因とになります。
◆もう一つは…あるビタミンが関係している
頚椎の歪みにより支持する筋肉は疲労が溜まり易くなります。その結果、柔軟性が失われます。
この柔軟性を取り戻すのは、疲れの物質である《乳酸の代謝》が必要となります。この乳酸という物質をエネルギー消費するために必要となる栄養素が『ビタミンB群』です。その中でも《ビタミンB1》がポイントとなります。
糖質中心、特に精製糖や砂糖を使用した甘いものを日ごろからよく召し上がっている方は、このビタミンB1が沢山消費されてビタミンB1不足に陥ります。その結果、乳酸の代謝がスムーズに行えなくなります。糖質中心の食生活は見直す必要があります。
「寝違い」という症状は、寝ている姿勢の問題ではなく
一つは《頚椎のカタチ》
一つは《ビタミンという栄養素》
これらが大きな問題と考られます。
「寝違い」を繰り返さない、一日も早く症状の回復を期待されるのであれば、原因と考える『頚椎の歪みをレントゲンで確認し、血液にビタミンという栄養素が満たされているのかを確認する』ことが 、回復への近道です。
当オフィスの未病検査では、頸椎の歪みや血液中の栄養状態を確認する事が出来ます。ご用命の際はメールでご連絡ください。
本日も最後まで読んで頂き有り難う御座いました。