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姿勢のはなし

首の歪みが顔の老化を進める

TLBC 堺 ストレートネック


フェイスラインを気にされる女性が多く、スキンケアやエステサロンに行かれる方多いですよね。




しかし、姿勢がフェイスラインに影響を及ぼすって言われているのをご存じですか?
姿勢が悪くなると顔や首の筋力が低下しやすくなり、顔や口元の筋力が低下します(汗)。控えるべき姿勢なのに…皆さんうつむいた姿勢でスマホを観ていますね…すごく姿勢悪くなっているの気づいてないのかなぁ。




姿勢の悪い方は首(頚椎)が歪んでいる事が多いです。




姿勢の悪い方のレントゲンを拝見していますと「ストレートネック」「後弯カーブ」ほとんどがこのケースに当たります。今回は姿勢と「顔のたるみ」の関係性についてお伝えいたします。




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見た目の年齢を引き上げる顔のたるみを避けたいと思っている女性は多く、フェイスラインを引き締める対策をされていると思います。




そもそもたるみの原因は「加齢」「糖化」です。
加齢のスピードを遅らせる取り組みが「顔のたるみ」の対策となります。

取り組みポイントとして

○栄養の問題






しっかり栄養を摂取できる食生活を送れているでしょうか?


簡単、手軽さで外食や惣菜を中心とした食事では摂取栄養が偏るので必要栄養素が不足します。肌の材料となる栄養素が不足すると肌を作る成分(エラスチンやコラーゲン)が十分に作られませんし質も低下します。



また加齢と共に食事の全体量が減りますし、胃腸の働きも下がるので、消化吸収効率が低下し必要な栄養が不足していきます。タンパク質<糖質の食事からタンパク質>糖質の食事に変えましょう。



お菓子や果物などの甘い食べ物や白米や小麦などの精製された糖質を摂り過ぎている方は、使いきれずカラダに糖が余ります。この糖の余剰分が「糖化」を進めます。糖化が進むとシワやシミ、たるみなどの肌老化をスピードアップさせます。※糖化についてはまた別のブログでお伝えします。



○肩こり(首の歪み)の改善



一見関係がないように思えますが顔がたるんでしまう原因として「肩こり・首こり」があります。



スマホを使用する時間が長い現代人には特に多い「肩こり」。この肩こりの発生機序で一番の原因は頚椎の歪み(配列異常)です。ストレートネックや猫背は頚椎椎間関節が硬くなり血行不良となり首の疲労が蓄積し、これが肩こりの要因となります。




○姿勢の問題を改善する


カラダを支える柱となる骨格。建物と同じで柱や土台が傾くと建物も倒れます。デスクワークや長時間のスマホの操作などで前傾姿勢をとり続けていると頭を支える首や背中の筋肉へ負担を掛け続けます。肩こりと同様に血行不良を起こしたるみや肌のくすみにもなります。




○原因を確認する必要性



肩こりの原因が頚椎の問題なのか?
栄養の問題なのか?
運動不足なのか?原因を確認することを優先しましょう。



例えば慢性的な肩こりでお越しいただいたお客様のレントゲンを拝見すると、ほぼほぼ頚椎が配列異常しています。




レントゲン【正常】
TLBC SAKAI OFFICE 頚椎


【ストレートネック】
TLBC SAKAI OFFICE ストレートネック


【後弯カーブ】


TLBC SAKAI OFFICE頚椎



肩こりはただ肩の筋肉が硬くなっているわけではありません。勘違いされている方多いですが、首コリで筋緊張を起こし⇒肩背中への負担が張りやコリとして表れ、その影響で顔の筋肉が引っ張られて下垂します(怖)。




そして姿勢が悪くなり胸が閉じると両肩が前方に巻き込み(巻き肩)肩甲骨が外側へひっぱられ猫背の姿勢が強くなります。そうなると首周辺、肩背部の血流がさらに停滞し顔に老廃物や余分な水分が溜まり循環が悪くなる、その結果顔の浮腫みになります(汗)




これが慢性化すると…
下垂し、やがて顔がたるんで線がくっきりほうれい線。
頬や口周辺の筋肉がたるんでくると口角が下がり、深くシワが出来る。これがマリオネットラインを作る原因。





あとゴルゴラインってご存じでしょうか?漫画のゴルゴ13の頬の線と似ているのでゴルゴラインと言われ加齢と共に現れるシワです。






子供の”もこっ”とした“ほっぺた”のように筋肉の作用で引っ張り上げられていたのが、加齢と共に下がる影響でゴルゴラインが発生します。




また気になる二重あごや首のしわは顔を前に突き出す姿勢(顎を前に突出させ)が原因(汗)。




ちなみに、顔のたるみの原因となるストレートネックや猫背は頭が前に移動し僧帽筋や肩甲挙筋が収縮した状態になります。結果、首の前側の筋肉の過緊張やストレスにより血管が圧迫され新陳代謝が悪くなりむくみが生じます。




肩甲骨を支える筋肉はパソコンやスマホなどをする際に前傾姿勢をとることで収縮していきます。




伏臥位(お腹を下に転がる姿勢)でスマホ操作や本を読む習慣がある方は、首背中の筋肉に負担が掛かり顔のたるみの原因となるのでご注意ください。(ちなみに腰も痛くなります)





女性雑誌やサイトで美容整形や美容液、エステティックサロンの広告が沢山あります。時間やお金を投資するならばしっかり効果を感じたいものですよね。もし、骨格の問題で姿勢が崩れているならば骨格を正す事が必要ですし、栄養面の問題であれば食生活から変えていくことがアンチエイジングの効果を高める事に繋がると私(ささき)
は考えています。




美肌には、アンチエイジングには〇〇の栄養素が必要!やおススメは飲む〇○などネット広告であがってきますよね。私(ささき)的には正直どうかなって思います。



肌を作り、肌の張りや潤いも作る材料はタンパク質。まずタンパク質をしっかり摂取することです。いくらビタミンやミネラルを摂取しても原料となるタンパク質が不足していると効果は半減します。



当オフィスの未病検査で不足栄養を確認頂けますので、調べたいと思われた方は私(ささき)までご連絡お待ちしています。




姿勢が悪い方は骨格が歪んでいる可能性があります。歪みにより慢性的に肩や首がこり、その結果、頭の付け根~肩甲骨の間の筋肉がぶよぶよとたるんでいる方は背中の筋肉が動いていない証拠です。血流が悪く老廃物が停滞しブヨブヨっと浮腫み、脂肪が蓄積され盛り上がっていますので注意してください。




顔のたるみが気になっている方で、
肩・首コリが酷い
猫背
背中の痛み
慢性腰痛
ストレートネックと言われた経験がある



このような方は
未病検査(レントゲン検査)で現在の状態をご確認下さい。






最後まで読んでいただき有難うございました。