寝起きに激しい腰痛で
起き上がれず仕事を休んで
整形外科を受診されたお客様
骨には異状ない
腰の牽引治療とシップ
しかし改善されなく
治療院を探しているところ
当オフィスにお越しいただきました。
数日前から
朝の腰痛が続いていたようでした。
痛みを我慢して
何とか起き上がっていたのに
一旦活動を始めると
徐々に腰痛が軽くなり、
気が付いたら腰痛を忘れている。
みなさんも
このような経験はございませんか?
約3000万人と推計されている腰痛は
国民病ともいわれています。
殆ど腰痛の原因は解っておらず、
15%しか原因が特定されていません。
しかし、
どうして寝起きに
これほど激しい腰痛を発症したのか?
寝起きに腰痛が発症しやすい理由は、
疲労と体温と時間帯
筋肉の疲労が蓄積し
柔軟性が失われ筋肉が硬直し
血流が悪くなっている状況と、
体温が低くなっている
起床の時間帯が重なったことが
腰痛の発生を誘発したと考えられます。
私たちが眠っている時は
日中に比べて体温が下がります。
さらに深く眠ると
より体温が低下します。
早朝の時間帯が
1日の中で1番体温が低い時間帯となり
筋肉の硬直が増して痛みを発症しやすい
状況となります。
そして
起床から徐々に体温が上がり
夕方に体温のピークを迎えて
睡眠に向けて徐々に体温が下がる。
このようなリズムがあります。
梅雨前の時期の朝方は
冷えやすく
薄着で寝る事もあり
朝起きる時の腰痛を訴える方が増加します。
痛みをこらえて我慢すれば
いたずらに腰痛を長引かせ
症状を悪化させるだけです。
原因を考えて早急の改善に
取り組んでいきましょう。
ではその原因として
「運動不足と食生活」
加齢と共に運動する機会が激減し
運動不足になる方が多いです。
腰周辺の筋力が衰え
柔軟性が低下することにより
腰痛を引き起こします。
筋肉が凝り固まった状態は
血流が滞り
細胞に血液や酸素が
十分に届けられない。
そして
疲労物質の回収も出来ず
痛みを発生させる発痛物質が
放出されます。
筋肉を動かし
血液・血流状態を改善する為に
運動を取り組まれて頂きたいと
思います。
運動する際に
注意して頂きたいことをお伝えします。
それは、
しっかり栄養素が
カラダに十分補填されているか
否かを確認することです。
※ここ大切ですよ
例えば、
長年走らせていない車を
メンテナンスもせず走らせると
故障する可能性が高いです。
これは、私たち人間も同じです。
準備運動もせずに急に運動すると
関節を痛めるなどケガに繋がります。
日頃から
ウォーキングの習慣があれば
筋肉、関節を適度に動かし
血液の流れが良くなり
代謝の促進に繋がります。
筋肉の弛緩・収縮を繰り返し、
エネルギーを燃焼することで
熱産生を向上させて体温上昇を
上昇させることが出来ます。
体温の上昇により
免疫力の低下を防ぐ事にもなります。
ところで
みなさまは
エネルギーとなる栄養素を
きちんと摂れていますか?
まず第一に必要となる栄養素
【タンパク質】
この「タンパク質」の摂取量が
少ない方が非常に多い。
(老若男女関係なく)
私(ささき)のオフィスのお客様は
耳にタコが出来るくらい
「タンパク質」の重要性を
聞かされています(笑)。
肌荒れや口内炎、疲れが取れない…
その原因はビタミン不足です!と
CMでよく耳にします。
ビタミンは特に不足が表れやすく
一般的に認識されていますが、
タンパク質不足による弊害は
あまり認識されておらず
見過ごされがちです。
しかし、
現代人の殆どが
タンパク質不足である
これは事実です。
食事内容をみても、
炭水化物(糖質)、脂質が中心です。
5大栄養素の一つ
糖質も必要不可欠な栄養素です。
しかし、
タンパク質・脂質・糖質
一日の摂取量を%で考えると
一番必要となるのは「タンパク質」です。
タンパク質は、
〇カラダを作る
筋肉、骨、臓器、血液、髪の毛、皮膚
〇カラダを機能させる
酵素、ホルモン
〇カラダを病気から守る
免疫細胞など
これら全ての材料として
日々利用され続けていますので、
不足すれば
様々な不具合が起こって当然なのです。
寝起きの腰痛を改善する為に
運動を考えている方は
まず、ご自身のカラダの中の栄養状態を
血液検査で確認されて下さい。
先ほどもお伝えしましたが
私はタンパク質が足りていると
思っている方が大半です。
未病血液検査で
血液状態を確認させて頂いていますが
殆どがタンパク質不足を確認します。
では目安はどれくらいなのか?
日ごろから
トレーニングをしていない方でも
体重1kg当たり1gのタンパク質
が目安です。
私(ささき)は67㎏なので
1日最低67gのタンパク質が
必要となります。
運動やトレーニングをする方は
これ以上のタンパク質量が必要となります。
筋肉の問題が原因であれば
1日のタンパク質量を
食事でしっかり補い、
タンパク質不足を改善する。
筋肉に柔軟性を取り戻し
血液循環が良くなれば
朝の寝起き腰痛は確実に
改善に向かう事でしょう。
しかし、
筋肉以外で血流が悪くなる
別の要因として、
自律神経バランスの乱れが
考えられます。
夜間から明け方にかけて
副交感神経から交感神経へ
リラックスモードから活動モードに
ゆっくりスイッチが切り替わります。
この自律神経バランスを乱す要因は
「ストレス」を思い浮かべます。
しかし、骨格の観点からみると
ストレートネックや逆カーブなど
頚椎の問題が自律神経バランスを乱す
要因になります。
こちらも自律神経と頚椎の
関係について⇓⇓⇓⇓⇓
寝起きは激痛でも
活動すれば腰痛が軽減すると
対処が先延ばしにされがちです。
しかし先延ばしは
良い結果をもたらすことはありません。
腰椎ヘルニア、腰椎狭窄症など
悪化を辿る可能性は非常に高いです。
自律神経バランスの問題
(ストレスor骨格)
血液状態の問題
(偏った食生活・栄養不足)
これらは当オフィスの
未病検査(血液検査・レントゲン検査)で
確認することが出来ます。
もし、起床時の腰痛でお困りの方は
私(ささき)までご連絡を
お待ちしております。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
神戸界隈で矯正治療をお探しの方はこちら