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健康のはなし

骨のアンチエイジング始められていますか

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高齢化に伴い
骨粗しょう症の人口は
増加傾向にあります。

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”老化”って
誰しも避けて通る事が出来ない事


わかっているけど
出来たら来やんといてほしい…


”骨が弱くなる・脆くなる”のも
老化現象の一つ。


特に女性は閉経の関係で
ホルモンバランスが大きく変わり

骨粗しょう症のリスクが一気に
増加します。


これは女性ホルモンが
骨の強度に大きな役割を
担っていたからです。


「骨粗しょう症=
骨がもろくなる・骨折しやすくなる」
は、皆さんご存じの事実です。

様々な箇所で骨折しやすくなりますが、
特に椎体(背骨)
大腿骨近位端(太ももの付け根)が
多いように感じます。

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私(ささき)の祖母は、
大腿骨頸部骨折で歩けなくなりました。


原因は自転車での転倒です。


それまでは廊下が黒光りするほど
丁寧に掃除される事が日課で
毎日アクティブに行動されていました。

しかし、退院時は著しい筋力低下により
歩行が困難な状態。


退院後のリハビリは過酷だったようで
やっと家の中を歩けるレベル程度まで
回復しました…
しかし今までの様に
自由に外出や家事をすることは
困難となりました。


大腿部(股関節)の骨折や足の骨折は
歩けなくなるリスクが高くなります…


多くの女性にとって
身近な骨の病気だからこそ、
将来の骨粗しょう症を見越しての準備が
大切なのではないかと
私(ささき)は思います。


そして
カルシウムの不足により
骨折だけではなく、
他にカラダにもたらす
深刻な悪影響について
またお伝えさせて頂く予定です。


予防の意識を持って頂く
キッカケとなれば幸いです。


ある日突然、今までの暮らしが
困難になる事は私も含め誰に起こるか
分かりません。

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ただ予防する事で
全てのリスクとまではいかずとも
多くのリスクを回避し減らす事は
可能だと思います。


閉経を迎える年代の女性に
「普段より健康維持に対して
何か取り組まれている事は
ございますか?」
とお聞きすると多くの方から


「骨粗しょう症の予防として
カルシウム摂取しています。」と
返ってきます。

牛乳を毎日飲んでいる。
小魚を毎日食べています。
小松菜食べていますetc.…。


多くの方が骨粗相症の予防を
意識しての取り組みと思います。

しかし
先ほどもお伝えしましたが
骨粗しょう症は減っていません。


80%もの女性が悩んでいるそうです。


整形外科に行けば
骨粗しょう症の注射や薬を
どれだけの方が打たれ摂取されて
いるでしょうか?


骨にカルシウムを吸着させる効果が
高い薬剤もあるそうですが、
積極的に勧めないドクターも
いらっしゃいます。


それには理由があります。


顎の骨がもろくなる、
免疫細胞を抑える、
実は他の骨がもろくなる…
などの副作用があるそうです。


病的に骨量が減少し、
とにかく緊急に対処が必要な場合や
何かしらの疾患の影響で
骨量が減少しているなど
注射での処置が必要なケースもあります。


しかし、
本来で食事で補うことがベストです。
(それが自然な事であり
カラダに負担もないですしね)


骨を強くする為にカルシウが重要!
これは皆さまがご存知の常識です。


カラダに取り入れたカルシウムの 99%は
骨や歯に保管されます。


残りの約1%カルシウム(←すごい少ない)は
筋肉、心臓、神経など様々な所に
必要とされる重要なミネラルとして
使われます。


1%の血液中のカルシウムが
不足すると
骨から血液中へカルシウムが
放出されます。


血中カルシウムが不足している方は、
骨からカルシウムがどんどん溶け出し
骨がモロモロになるわけですね。
※歯もですよ


「まだ私関係ないかって思ってたけど
50過ぎて骨が弱くなるのは嫌だし…

カルシウムだけは摂りはじめた方が
いいかなとおもいました。」

と、おっしゃられた○○さま。


カルシウムは大切です。


しかし、○○さまの場合は
貧血の対応を優先すべきだと
考えられます。
あと血液検査データでは
ビタミンD が欠乏しているので
ビタミンDも必要ですね。


もちろんカルシウムの摂取は大切です。


しかしせっかく摂取したカルシウムが
きちんと吸収されていなければ
もったいないです。


その確認は血中ビタミンD濃度で
調べる事が出来ます。


そしてカルシウムを口から
取り入れられているから大丈夫だと
安心!!ではなく、
血液中のカルシウムとビタミンD濃度を
確認されてくださいね。

また、
カルシウム以外に必要な栄養素として…

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強い骨を保つには
コラーゲンが必要です。


健康的な肌に大切なコラーゲンは、
骨の中の骨組みです。


ビルで言えば鉄骨です。


骨組みが脆弱なビルは、
耐震性に貧しく倒壊しやすくなります。


この骨組みがコラーゲンです。


コラーゲンは、
タンパク質+鉄+ビタミンCを原料に
体内で合成できる物質です。


血液検査データで、
タンパク質不足や鉄不足を
指摘されている方は、
カルシウムを沢山摂取する事よりも
タンパク質や鉄を血液中に満たす事を
優先するべきなのです。


つまり
この両方の栄養素が
不足する貧血の方は、
まず貧血の対応をしなければ
なりません。


骨粗しょう症
骨粗しょう症予備軍は、
40~50代からが始まると言われています。


この閉経を迎える年齢辺り、
女性ホルモン(エストロゲン)の
減少により骨からのカルシウムが
流出しやすくなり骨密度の低下が
一気に進行します。


前回もお伝えしましたが、
ある日突然骨がスカスカになるのは
ちょっと考えられません。


徐々に少しずつ“しれっと”進行していき
ある日骨密度を測定すると


「70代の骨量ですね」と言われて焦る…汗)


骨が弱くなってる!(汗)と
栄養の必要性に気づいて
摂取し始める事はとても大切なのですが…


できれば早い段階から
取り組んでおく方が絶対に
いいですよね。


ただ普段の食生活でしっかり
補えている栄養素まで
必要以上に取り入れる必要は
ないと思います。


ですので、


『何が不足していて
何を強化していくべきかを
知ったうえで取り組む』



これが一番効率的だと
私(ささき)は常々お伝えしています。


その為に
ご自身のカラダの栄養状態を
確認してほしいと思ってます。


あなたは50才まであと何年でしょうか?
骨粗しょう症予備軍大丈夫でしょうか?




本日も最後まで読んで頂き
有り難う御座いました。