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健康のはなし

「認知症の原因はスマホの普及と食生活の問題」

みなさん
こんにちは
TLBC堺オフィスのささきです

みなさんはどれくらいスマホを使用されていますか?


デジタル機器は便利なツールなのですが、過度のスマホ使用は脳疲労を引き起こす要因となり過度な使用は危険と言われています。


先日、お客様との会話で電話番号って覚えてる?と…

携帯やスマホがなかった時代は結構覚えていましたよね。

今はいかがでしょう?家族や友人の番号、思い出せますか?

便利な生活スタイルにより、頭を使う頻度が少なくなり脳がドンドン退化している気がします…

脳の退化に関して現代の食事面でも影響があると言われています…

それは、ジャンクフードや人工添加物、植物油脂(トランス脂肪酸)、人工甘味料、大量のカフェイン、残留農薬…スーパーやコンビニには栄養が失われた食品が陳列され、添加物やカラダに悪い油を大量に使用している食品を日常食べている。

多くの方がこのような食べ物でお腹を満たす結果、必要な栄養素が不足すれば脳は機能低下し、将来的に認知症が進行する危険を感じます。


脳を健康に保つために必要な栄養素を普段から意識的に取り入れなければなりません。



そして、過度のスマホ使用による脳へのリスクも知っておいていただきたいと思います。

私たちは、入ってくる情報に対し脳の「前頭前野」というところで処理します。

①浅く考える機能(ワーキングメモリー)
②深く考える機能(熟考機能)
③ぼんやり考える機能(デフォルトモードネットワーク)

と3つの機能に分かれます。


通常、私たちが考えたり判断したりする際は①浅く考える思考と②深く考える思考をバランスよく使います。


ところが、スマホに依存し絶えず情報をインプットしていると…


①「浅く考える機能」ばかりを使うので情報量の多さから脳が疲労し、処理能力が低下しフリーズします。


最近の研究では③「ぼんやりと考える」行為が、脳にとって大変重要な役割があり、情報の整理や分析、人間の本質に関わる思考を培ったりしている事がわかりました。


ですので、③「ぼんやりと考える」機能がフリーズすると、自分を客観視できなくなり、手近な快楽に流されやすくなります…(汗)

結果、脳が疲れているほど無意識レベルでスマホの使用時間が長くなり…依存度が高くなる…そして、さらに疲れる(脳疲労)…という悪循環を起こしてしまうのです。

「気付いたらこんな時間に!」「やばっ、何もできてない!」や「早く寝なきゃ(汗)」とかになってしまいます(大大大汗)


脳疲労に陥ると前頭前野の情報処理機能全体が低下するため、今までやってきたことができなくなったり、実際の生活のパフォーマンスが落ちます。


例えば①「浅く考える機能」の処理能力低下で起こるのは【記憶力の低下】です。

・物忘れが多くなる
・約束を忘れる
・うっかりミスが増える
・つまらないことに固執する

また②「深く考える機能」の低下は、【感情をコントロールする力の低下】

・思考力、判断力、集中力、意欲が低下
・イライラしやすくなる
・キレやすくなる
・やたらと涙が出る

など思考や感情に支障をきたします。


そして、情報を処理する前頭前野の働きが悪くなると【自律神経の乱れ】を引き起こします。


自律神経バランスの乱れにより、血流やホルモン分泌に影響を及ぼし慢性疲労・頭痛・めまい・肩こり・不眠・うつ・腰痛・冷え・便秘・腹痛、動脈硬化・糖尿病・高血圧などの生活習慣病を進行・悪化させる危険性もあります。


生活習慣病の中でも近年若年化している認知症は多くの方が気にされているのではないでしょうか?

脳を疲れさせない為にも過剰な脳へのインプットを繰り返さない取り組みが必要です。でないと、情報処理に沢山の栄養も奪われていきます…

脳疲労→脳機能低下→認知症…とならないために取り組むこと



それは脳細胞を活性させる“アブラ”を摂ることです。

そのアブラはオメガ3です。
皆さんよくご存知だと思います。


このアブラに含まれるDHAは魚に多く含まれています。

DHAを豊富に含む食品は脳の健康を保ち、認知力を高めると言われていますのでしっかりと摂取していただきたいのですが…近年は食が欧米化して魚を食べる機会が減少しました。


明らかに魚よりの肉の消費量が増えています。
「魚の消費が少ない=DHAの摂取量が不足」しているのです。



高齢化が進むにつれて、認知症は非常に大きな問題といわれているのは、治療する方法が確立されていないからです。


では治療が必要にならないように、つまり認知症を発症させないように私たちが普段から意識して取り組むには、血液検査結果表で“コレステロール”や“血中糖度”を確認しコントロールすることを常に意識する必要があります。

オメガ3 (DHA・EPA)は青魚に多く含まれていますが、調理法により摂取量が異なります。

生魚で摂れるDHA量を100%とした場合、焼き物、煮物で約20%減少、揚げ物では、約50%も減少します(汗)

じゃあ、新鮮な青魚を毎日食べれるのか?となると「うーん…調理が…」と色々手間を考えるとサプリメントの活用もありだと思います。


これから益々便利な物が世に現れて私たちの思考がどんどん奪われていく危険があります。

認知症は一度発症すると元の状態に戻る事は非常に困難でので予防することが大切です。

脳機能の低下を予防する取り組みとして
使用を制限し過度なスマホ利用を控えることは当然ですが、栄養面からもお伝えさせていただくと

・植物油脂(トランス脂肪酸)を控える
・オメガ3(DHA・EPA)を摂取する
・食事で【タンパク質・ビタミンB群・鉄】基本の栄養をしっかり補うことに取り組まれてください。



私たちのカラダやココロは毎日の食事から得られる栄養素で作られていますので、カラダに悪い食べ物をへらして必要な栄養をカラダに入れていけば必然的に健康になれます。
とてもシンプルです。


なのに「ガン、心疾患、脳疾患、そして認知症」が年々増加しています。


これらの原因には過度なストレスや遺伝により発症すると言われていますが、大きな要因は生活習慣病の延長と言われています。


生活習慣、食習慣を見直すことは生活習慣病の予防につながり、これらの病気リスクを下げることができるはずです。

とくに認知症を気にされている方は、ぜひオメガ3脂肪酸を意識して摂取してください。


最後まで読んでいただき有難うございました。