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カラダのはなし

頚椎の矯正治療で便秘が改善?!

便秘 骨格歪み 骨格矯正

頚椎の矯正治療で便秘が改善?!

お客様から
首の治療を受け始めてから
便通が良くなっていることに
気づいてうれしい(^^)

とこの様な声を頂戴しています。

便秘でお困りの方は
沢山いらっしゃいます。

身近な症状の一つですが
腸内環境が悪化した結果なので
腸内環境を悪くさせる要因を
取り除かなければなりません。


その要因は
「自律神経が乱れ」です。


では自律神経が乱れる要因は
一般的に「ストレス」と
言われていますが
このストレスを簡単に
解消することは困難です。


このストレスにより
自律神経の影響を受ける
臓器に腸があります。

よくCMでも耳にする
『腸内環境・腸内細菌』と言う言葉。

腸まで届き腸内環境の改善に役立つ
○○で腸内細菌を増やそう
など多くの方がご存じです。
善玉菌と悪玉菌、日和見菌と
3種類の菌がおおよそ2:1:7の
バランスが保たれていることが
理想だと言われています。

この腸内環境や腸内細菌バランスを
左右しているのが自律神経なのです。

自律神経は
「交感神経」と「副交感神経」があり
バランスが乱れると
腸内環境に悪影響を及ぼします。

その代表的なものが
ぜんどう運動です。

食べたものから栄養を吸収する為に
腸管の収縮と弛緩を繰り返し
腸内の物をスムーズに送り出す
「ぜんどう運動」が行われています。

交感神経が優位に働いている時は
ぜんどう運動が上手く機能せず
副交感神経優位に働くと機能します。

ストレスや何らかの要因で
交感神経優位の状態になると
ぜんどう運動が弱くなり
便秘になりやすくなります。
逆に副交感神経が優位に働きすぎると
下痢の原因になります。


腸内環境を良い状態に維持するには
交感神経、副交感神経の2つが
バランスよく働らいている環境が
必要になります。

しかし現代人は
ストレスや食生活の乱れ
生活習慣の乱れから睡眠不足など
自律神経バランスが乱れる環境に
なりやすいです。


交感神経優位になりやすい方は
炭水化物が好きな方、
甘いものが好きな方、
気にしすぎる方、
イライラしている方、
几帳面な方に多く見られます。


緊急時やストレスを感じる環境下で
交感神経優位の状態が継続すると
血圧が高くなる
血糖値が高くなる
血管が収縮する
血流が悪くなる
疲れが取れにくい
そして腸内環境も乱れます。


便秘や下痢の方は
自律神経が乱れる原因を見つけ
対処することが
腸内環境改善に近づけるのです。


その大きな要因として
2つお伝えさせて頂きますと

原因の一つは「上部頚椎の問題」
もう一つは「栄養状態の問題」

今回は「上部頸椎の問題」について
お伝えします。


頸椎(首)の上から
1番・2番・3番目の整列状況が
自律神経バランスに直結する問題と
なります。

多くの方のレントゲンを
拝見してきましたが
便秘や下痢でお困りの方の
レントゲンでは
上部頚椎に強い歪みを確認します。

原因となる理由は…

自律神経の中枢は
《脳幹》と言われる重要な箇所です。

この重要な脳幹を支える
土台の役割が頚椎です。


自律神経の中枢である《脳幹》を
正常に機能させようとしても、
土台となる頚椎が歪み
不安定になっていると
脳幹は正常な働きが出来ず、
その結果、自律神経のバランスを
乱します。

上部頸椎の整列が乱れを確認したなら
歪みを正す取り組みも必要があると
私(ささき)は思います。

とは言え、
本当に自律神経が乱れているのか
どうやって確認するのか?

決して皮膚の上から触ったり
問診のやり取りだけで
判断しません。

TLBCで提案できる確認手段は
「未病レントゲン検査」
「未病血液検査」
「ストレス検査」
数値や画像で自律神経の状態を
確認することが出来ますので
安心してお問い合わせください。

例えばレントゲン検査では
正常な状態(配列)と比較して
分析します。

問題となる歪みが先天性なのか
二次的に発症した物か
判断する上でも画像判断は
非常に重要です。

サイドから見た整列は
「顔の向いている方向に
一定の角度を持つカーブが存在」

正面では
「鼻中隔から地面に向けた
垂直線上に脊椎棘突起が
一列に整列している」

この条件以外は「歪み」と捉え
自律神経の中枢である脳幹へ
ストレスを与えると考えています。

このように歪みがある場合は
脳幹の働きが低下し
自律神経が乱れて
交感神経優位の状態になります。

交感神経優位が継続すると、
血管が収縮し血流が悪くなり
様々な不調や症状を感じるように
なります。



それらの症状の一つに
便秘や下痢があります。


またそれ以外にも
沢山症状があります…

・夏場でも手足が冷たい
・胃腸が優れない
・深い呼吸が出来ない
・アレルギー体質が続いている
・食欲がない 又は 過食である
・痩せない 又は 太らない
・無気力
・気分にムラがある
・微熱が続く
・便秘又は下痢⇐ここ
・月経痛
・生理不順
・息苦しい
・めまい
・倦怠感が続いている
・浮腫み
・肩こりが酷い
・不眠
・指先の痺れ
・寝ても疲れが取れない

この様な不調や症状は
《脳幹》がコントロールを失い
自律神経が乱れることで起こります。


頸椎の歪み(配列の問題)を改善し
自律神経の働きが良くなれば

その結果、
腸内環境にも良い影響を及ぼし
便秘や下痢の改善につながると
考えられます。

もちろん
頸椎だけの問題ではありません。
食生活、生活習慣を正し
ストレスに強いカラダとココロを
作っていくことも大事です。

特にココロとカラダを作る
日々に食事は意識されてください。

下剤や便を出すクスリに
頼り過ぎた結果
更に状態が悪くなり
病気を引き起こす要因になります。

クスリは最小限に使用し
自然に排便出来るように
取り組まれてください。


そして
栄養が必要だと思い
タンパク質やビタミン・ミネラルの
摂取に意識を向けて食べ過ぎない

そして
大切な腸内環境にダメージを与える物を
極力控える

この点にも意識を向けて
取り組まれて頂きたいと
私(ささき)は思います。

最後まで読んで頂き
有難うございました。



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