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お知らせ

「首の痛みを放置していない?」

首の痛みを放置しないでください!

約7割の人が一生に一度は経験するといわれている「首の痛み」。

先日、首の痛みを訴える50代の女性がお見えになられましたが、皆様は“実際に首が痛くなった時”どうしていますか?”

まず、整形を受診される方が多いのでないでしょうか。


整形外科でレントゲンを見てもらい医学的に問題が見つかればいいのですが、多くのケースが“骨に異状はない”“機能性の問題”と判断されます。これといった治療法がないので、首の牽引治療、電気治療、シップと痛み止めをもらって病院を後にする。

しかし、痛みが改善しないので、近所の整骨院や整体、マッサージに流れていくケースが多いですね。(このような経験をされた方は多いのでは?)

これが器質性の問題が原因だった場合※器質性とは・・・症状や疾患が臓器や組織の形態的異状にもとづいて生じている状態

〇頸椎症(変形性頸椎症)

〇頸椎椎間板ヘルニア

〇頸椎症性神経根症

〇後縦靭帯・黄色靭帯骨化症

などは、手術や投薬など処置があり、痛みの軽減は期待できます。


しかし、根本原因への処置ではないことが多く、徐々に悪化し最終的に手術を余儀なくされることになりかねません。


この「首の痛み」の根本原因を放おっておくと確実に首の状態は悪化するので、早めに対応をして頂きたいと常々思っています。そして受診される際は痛みの原因についての説明や治療方針を提示してもらえる治療院を選んでくださいね。

私(ささき)は、20歳の時に交通事故でむち打ちを経験しました。
受診した整形外科で「レントゲンで骨折は確認できなかったから問題ない」と言われ、痛み止めと湿布、首の牽引治療を受けました。


この業界とは全く縁がなく知識がゼロの私は言われるように痛み止めを3回/日飲んでいました。今思えばなぜ牽引するのか?どのくらいで治るのか?説明って何も受けていませんでしたね。


結局、痛み止めの効果で痛みが収まり、2週間ほど通院し示談しました。

ところが1か月後から首の痛みが再発し、寝違えやすくなり、頭が痛くなるようになり、整形を再度受診すれども“骨に異常はありません”と言われて痛み止めをもらう……これを暫く繰り返していました。


現在私が行う矯正テクニックを受けるまで、この長年辛い思いをしてきた首の痛みが「頸椎のズレ」が原因だとは知らずに……

もし、長年首の痛みでお困りの方は“頸椎の配列の問題”を確認してください。『首の痛み=頸椎の問題(歪み)』をレントゲンでたくさん確認してきていますので間違いないでしょう。

ここで首の構造と配列について少しお話しします。

〇首の構造や配列

首の骨(頚椎)は、7個あり、その積み重なった7個の骨(椎骨)の上に重さ5~7㎏の頭が載っています。


首(頸椎)には、上下に一対の関節があり、この関節面が互いにスムーズに可動することで上下左右・回転と柔軟で複雑な動きを可能にしています。そして、この滑らかな動きを作り出すには頸椎の配列が重要となります。

この配列の状態により頸椎の関節や首の筋肉に掛かる負担が大きく変わります。

頸椎の配列が正常に近いほど首への負担が少なく、逆にストレートネックやスマホ首のように配列異常になると慢性的に首へ負担が掛けて首の痛みを引き起こします。

あなたの首の配列の状態が正常なのか?それとも歪んでいるのかを確認することが大切です。

もし首の問題が直接的な原因だとすると首の歪みを改善しない限り首の痛みから開放されることはないでしょう。

また、なぜレントゲンで頸椎を確認する必要があるのか?

偏った食生活(栄養バランスの乱れ)による頚椎の老化により骨と骨の間にあるクッションの役割をする椎間板(ついかんばん)の変形を進行させるからです。


この椎間板の変性に気づき対処すれば進行を止められますが、多くの方はその予防に取り組まれません(対処方法を教えてもらえないから)。その結果、骨が変形するという最悪な結果となり、慢性的な痛みを引き起こす可能性が高くなります。

その影響は「痛み」だけではなく「しびれ」を発症するケースもある。

頚椎の中に脳から伸びる脊髄(せきずい)神経が通っています。その脊髄から枝分かれした神経が、背骨の関節の横を通り肩や腕へとつながっています。

そのため頚椎の変形や関節の炎症により、神経が圧迫されると首の痛みはもちろんの事、腕の痛みや手指のしびれを発症します。

「しびれ」症状が起こるようになると厄介で・・・治療に長い時間が必要となるケースや頸椎の状態によっては手術が必要となります。

首の痛みのほかに、しびれを伴う場合は要注意です。


首の痛みに対して薬を飲み続けても原因が改善されるわけではありません。


原因がありその結果として現れている症状に処置を施しているだけです。痛み止め、湿布、牽引治療、マッサージ・・・これら対症療法で根本からの改善は望めません。

対症療法を続けた結果が上記にもある“器質性の問題”へと悪化していくのです※器質性とは・・・症状や疾患が臓器や組織の形態的異状にもとづいて生じている状態

頸椎症(変形性頸椎症)

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎症性神経根症

後縦靭帯・黄色靭帯骨化症

首の痛みを軽く捉えるのは非常に危険だということを知ってください。

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もし、あなた自身、ご家族や同僚で首の痛みでお困りでしたらご相談ください。


最後まで読んでいただき有難うございました。


神戸界隈で首の痛みでお困りの方は