Blog

健康のはなし

腰痛だから腰が原因!?ではありません

TLBC OFFICE SAKAI 腰痛


『”腰痛“だから“腰”に原因がある』と思います?

そりゃそうですよね。
腰が痛けりゃ腰に原因があると思いますよね。


でも、そうとも限らないのです。






「腰が痛い」又は、「腰が痛む」という症状を感じることがあると思います。

別の症状として、「腰が重い」又は、「腰が怠い(だるい)」などがあります。




これらが、外傷性とされる「打撲」や「転倒」、そして「捻った」などの外的な要因により、直接ダメージを受けて腰痛という症状が現れたならば、“腰”に原因があるのはわかります。

ですが・・・
では 何もしていない状況でも同じように腰痛があわられるケース。




例えば・・・

通勤電車で立った状態で30分経過すると「もう腰が怠くてだるくて」といったケースは、“腰”に外的要因が直接加わった訳ではありませんよね。

えっ原因はなんなの?何処にあるの?と考えるべきなのです。




しかし、マッサージや整骨院、整形外科を受診し「腰が怠い」状況を伝えると、ほとんどが “腰”のマッサージや治療に牽引、シップを貼る・・・実は、これは何の意味もない行いなのです。


つまり、時間の経過と共に現れる“腰”周辺の症状は「腰痛は“腰”に原因がない」ということです。
※慢性的に腰痛で苦しんでいるあなたにとって、ここはとても重要です!


その苦しんでいる慢性腰痛の主な原因とは・・・・『首の関節の歪み』です。



一般的には“背骨の歪み”と言われますが、背骨の中でも『首の関節』が腰痛を引き起こす最大の要因であり原因なのです。


確かに一見、何の関係もなさそうな「腰痛」と『首の関節』なのですが、実は『首の関節』が正しく整列していない状態【歪み】こそが、生活や仕事に悪影響を及ぼす腰痛の元凶なのです。




■その前に、腰痛が“腰”に原因がない説明を簡単にお伝えさせて頂きます。

私たちのカラダは、内臓や神経・血管を除くと〈筋肉〉そして〈骨〉で構成されています。
そしてカラダから送られてくる症状という感覚は、背骨の中を走っている脊髄が脳に症状を伝え「怠い」「痛い」と感じます。



末端の神経は、〈筋肉〉に分布しています。
その〈筋肉〉から送られる信号は、脊髄を通って脳に送られます。




しかし、外傷性がない腰痛(時間経過と共に現れる症状のことです)の場合は、〈筋肉〉へ直接的な外傷性問題がなありません。


ではどの様な問題を信号として脳に症状を伝えているのか・・・それが『背骨の歪み』です。


歪みが頸椎、即ち『首の関節』に現れると、関節を支持する〈筋肉〉が緊張し始めます。
この状態が長らく続くと、緊張が過緊張となり〈筋肉〉の柔軟性が失われます。



しかし、この様な状態でも、辛い症状を感じなければ改善する手立てを講じません・・・



その結果、〈筋肉〉の過緊張がより悪化し硬直状態となります。
さすがにここまで悪化すると辛い症状として、脊髄を通して脳へ信号を送らざるを得ません。





私たちのカラダで1番重要な【頭】を『首の関節』の上に載せています。
【頭】は1番重要な臓器なのにカラダの最上階で一番不安定な場所に設置されています。



この重要な【頭】を支えるには、〈背骨〉と〈筋肉〉が互いに連携し合う必要があります。
特に支柱となる〈背骨〉が正しく整列していることで、〈筋肉〉への負担が軽減し、柔軟性を保持していると言えます。






■では〈背骨〉の正しい整列を簡単にお伝えします。


TLBC OFFICE SAKAI 腰痛

正面から見ると真っすぐ1本の柱に見えますが、横から見ると柱を立てたように真っすぐではありません。



頭を支える“首”《頸椎》は前にカーブし、“背中”《胸椎》は後ろにカーブ、そして“腰”《腰椎》は前にカーブと、緩やかなS字形のカーブを描いています。


このカーブは、車のサスペンションにあたり、背骨に掛かる衝撃を吸収する重要な役割を担い必要不可欠です。



■それでは、”腰痛”と『首の関節』の関連性についてお伝えします。



慢性的腰痛の方のレントゲン検査では、“腰”にほぼ原因が認められません。
逆に『首の関節』の整列(歪みの状況)を確認するケースが多くみられます。

勿論、『首の関節』に不整列の問題が生じるだけが慢性的腰痛の原因といっている訳ではありません。



”骨盤の歪み”が原因のケースもあります。
骨盤を含む「背骨の歪み」は手で触って分かることはありませんから・・・
これだけは間違いなく言えることです。


足の長さが左右違う = 骨盤の歪みではありません。
それと、1回や2回〈背骨〉の矯正治療をしたからといって関節や骨が動くことはないのです。
くれぐれもご注意ください。



慢性的腰痛には必ず原因が存在します。
どんな症状にも原因があります。
原因のない症状など存在しません。



貴女が長きに亘り腰痛で困り悩んでいるなら、“腰”に原因があるとは考えられません。
ましてや・・・これまでずっと腰の治療を受けてきている、腰の矯正を受けてきているのでしたら、「本当に腰が原因なの?別に原因があるんじゃないの」と疑われてください。



そこで優先順位としては、まず『首の関節』の歪み。
『首の歪み』を特別な撮影方法でご確認下さい。


私(ささき)が提案している【未病検査】では、一つの原因を可視化データで確認できます。
提携クリニックをご紹介しますので 腰痛で長年悩んでいる貴女はお問合せください。



但し、”一時的に症状を緩和させるだけでいい””ちゃちゃっと揉んでほしい”と、お考えの方にはこの矯正治療は適していません。

私(ささき)が行っているのは、症状に対する原因施術です。


お困りの症状の原因はどこなのか?そして、その原因の箇所が少しでもよくなるように施術を受けたいと思われた方は、ご連絡をお待ちしています。



最後まで読んでい頂き有難う御座いました。