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健康のはなし

膝の痛みの分類と対応について

最近ウォーキングを始められたお客様から

TLBC SAKAIストレートネック頭痛
「歩いていると膝の違和感や痛みが
気になり始めた…


せっかく始めたので習慣付けしたいけど
歩くの止めたほうがいい?」と


質問を受けました。



コロナ感染予防で外出を自粛されて
運動不足となり筋力低下している方が
多いようです。
(筋力の低下…あまり自覚ないみたい)


私(ささき)のオフィスを構えている堺市は
ただでさえ自動車や電動自転車などに
移動手段に頼っている方が多いですので
今回の外出自粛での筋力が
低下していると思います。


今回は
「膝の痛み」について
ご質問等を頂いた内容を参考に
膝のトラブルや痛みの原因について
お話しさせて頂きます。



その前に
◆膝の関節ってどこかわかりますか?
と質問すると
多くの方は膝のお皿を触ります。


このお皿を膝蓋骨と言います。
確かに膝の関節に近いですが惜しいです。


お皿は膝関節の前面に
ちょこっと張り付いている骨です。


膝関節は大腿骨(太ももの大きな骨)と
脛骨(すねの骨)の2つの骨の関節面が
上下に重っている箇所をさします。


膝関節を90°に曲げた状態で
膝のお皿から左右外側に指を滑らせると
溝みたいな隙間があると思います。


そこが膝関節の内側と外側になります。


大腿骨と脛骨の間には内側と外側に
半月板と呼ばれる軟骨が存在しています。


これにより
荷重の分散と安定性の向上を計ります。


「サスペンション」の働きをする
有難い存在なのです。


歩行中、膝関節には2倍以上の圧迫力が
掛かるそうです。



▼40キロの方は80キロ…

▼60キロの方は120キロ…汗


半月板が無い状態で歩くと
衝撃はダイレクトに掛かり、
関節軟骨を損傷させて関節炎などを
発症させるリスクが高まります。


また外出自粛で
筋力低下…
体重が増えているなら…


急に歩けば膝や足関節に負担が掛かって
当然です…

そして
関節内部にある前後にある十字靭帯。
内側と外側の側副靭帯。
関節が前後左右へ可動範囲を
超えないように可動を制限し守っています。

…と膝の構造について
説明させていただきました。


浅い凸と平面で構成された
不安定な関節なので
靭帯や半月板、筋や腱などの組織が
関わり安定性を維持しています。

TLBC SAKAI ストレートネック頭痛

膝が痛くなる方の特徴で
◆太ももの筋肉(前面)が硬い人は注意


太もも硬い方多いです。


うつ伏せで
踵がペタッと臀部(お尻)に
つかない方は太もも前面の筋肉が
硬いです。


筋肉が硬くなり
収縮している状態が続くと
炎症や痛みの要因となります。


あ、〇〇さまは
お伝えした運動とストレッチに
取り組んでくださいね(笑)



オーバーユーズ(使いすぎ)で過度に
硬い組織にストレスをかけ続けると
慢性炎症を引き起こします。


さらに疲労の回復するスピードが
何らかの原因で遅れているなら
膝関節への影響が大きくなるでしょう。


炎症改善を遅延させる悪い油や
糖質の摂り過ぎは注意してください。
(フライもの、スナック菓子など)






■痛みの箇所はどのあたりにありますか?
箇所によって原因が違ってきます。

▼膝下あたりが痛くなるケース

▼膝関節の外側が痛くなるケース

▼膝の内側が痛くなるケース

それぞれ一つずつ見ていきましょう。



▼膝下あたりが痛くなるケース

膝のお皿(膝蓋骨)の下に
膝蓋靭帯があります。


これは膝のお皿(膝蓋骨)と
すねの骨(脛骨)をつなぐ役割があります。

ですので太もも前面の筋肉が硬くなると


膝のお皿(膝蓋骨)を引っ張り
膝蓋靭帯が付着している脛骨に
張力ストレスが掛かり



その負担が脛骨粗面に疼痛を
誘発させます。
ちょうど膝のお皿の下辺りです。


この場所の痛みは、
成長期の小中高生で
頻回にジャンプ運動繰り返す
バレーボールやバスケットボールなどの
スポーツをする子供に多いです。


お子様やお孫様で
バレーやバスケットをされていて
膝の痛みを訴える場合は
早めに対処してあげてください。



▼膝関節の外側が痛くなるケース

太ももの外側にある腸脛靭帯は
脛(すね)の上側に付着しています。


膝の曲げ伸ばしで
膝関節の外側で前後に動く靭帯なので、
膝の屈伸を繰り返すスポーツでは
腸脛靭帯に炎症が起こりやすくなります。

長距離ランナーや自転車競技など
の繰り返し負担を掛けるスポーツに
発症しやすいです。


また中殿筋(お尻)の筋力低下は
腸脛靭帯の緊張を増幅させて
痛みの原因になります。


▼膝の内側が痛むケース
鵞足(がそく)炎と言います。


鵞足って聞きなれない言葉ですよね。
鵞鳥(がょう)の足に似ているそうです。
(鵞鳥の足?イメージ…)

太ももから膝の内側に
縫工筋、半腱様筋・薄筋の腱が付着し、
膝の曲げ伸ばしの際に
強い牽引力が加わります。


摩擦が繰り返されて
炎症を発症するので、
長短距離選手やサッカー選手の多くに
この疾患がみられます。

筋肉が硬いと骨に付着している靭帯に
張力ストレスが掛かり
炎症を発症しやすくなります。


筋肉の柔軟性は非常に重要です。

筋肉が硬くなる要因については

運動不足
栄養不足
姿勢の問題とあります。



この件については
別のブログでお伝えさせていただきます。


■そしてもう一つの問題は「アライメント」

アライメントとは…
関節がスムーズに動く位置に関節の軸が
整っている状態です。


ですので
このアライメント(軸)が
ずれている状態で
屈伸運動を繰り替えすと膝関節に
ダメージを受けやすくなります。



膝の不調を訴えられる方に
膝関節の矯正を施していますが


あれは膝関節のアライメントを
整復(調整)しているのです。



臨床経験上、
予防・痛みの軽減・改善に対しても
効果が高いと思われます。


アライメントがずれている…
例えるなら


扉の蝶番が壊れかけているのに
修理せず開閉を繰り返すと
扉は壊れますよね。



私たちの膝関節も同じ。

アライメントがずれたまま
屈伸を続けると関節は壊れていきます。


ちなみに
からだのすべての関節で
アライメントの異常が起こります。

膝の治療に合わせて
アライメントを調整することで
症状の改善や変形の進行を遅らせる効果は
期待できます。



膝の不調や痛みがある場合は、
原因を解明し早めに対処されてください。



外出を自粛していた方は
短い時間のウォーキングの頻度を上げていき
習慣化してください。


無理されないようにしてくださいね。





本日も最後まで読んでいただき
有難うございました。