「朝起きた時にいつも腰に痛くて…。
大体2時間後ぐらいから痛みが弱まり日常生活が可能になります。
でも翌朝はまた腰が痛くて起き上るのがつらいです…
朝の痛みを何とかしたいですが何かいい方法はありますか?」
と、以前質問を受けました。

あまりにも痛みが続くので、周りから「どこか内臓が悪いんと違うの?」と言われ、かなり不安だったそうです。
なぜ起床時に痛みがでるのか?
「痛み=炎症」と考えると、痛みはカラダが何かしらのダメージを受けていることを知らせる防衛反応です。
今回は、起床して2時間後から徐々に痛みが緩和され活動出来るとのことですが、翌朝また痛みが出るのは不自然です。炎症を再発させる何かしらの要因があるということになります。
また起床後は痛みが軽減する
動き出してから約2時間後から痛みが軽減されていくのは、活動によって徐々に体温が上昇するためです。
明け方は、肝臓や筋肉が十分に活動しておらず、体温を上げる準備が整っていません。
また、就寝時は体温を逃がさないよう血液量を減少させているため、活動とともに体温が上昇し、血流れ改善されることで痛みが消失すると考えられます。

◆疲労を蓄積させる要因

・乳酸代謝不良
・ストレス
・同一姿勢での長時間の労働
・栄養不足
・炭水化物(糖質)過多
・自律神経の乱れ
・頸椎の歪み
上記の中で起床時の腰痛に特に関係すると考えられるのが
【栄養不足】そして【頸椎の歪み】です。

◆栄養不足について
疲れを感じるは池には老化が関わり、成長ホルモンの減少とも言われます。
成長ホルモンは就寝後に分泌され、カラダをリセットする働きがあります。
そのリセットに必要な「タンパク質」「ビタミンB」は欠かせない栄養です。
◆頸椎の歪みとの関係
一日中、頭を支えるのが頸椎には大きな負担がかかります。
特にスマホの長時間使用、運転やデスクワーク、パソコン作業などが続くと、頸椎だけでは頭を支えきれず、骨盤の関節が補うことで骨格のバランスが乱れます。
その結果、腰部へ慢性的に負担がかかります。

慢性腰痛の方のレントゲンでは、頚椎の歪みが多く確認されます。
頚椎が歪むと正常な前弯カーブが維持できず、猫背姿勢となり、腰部への負担が増加します。
◆基本の配列
構造上、頚椎・腰椎は前に弯曲することで上半身を安定して支えています。
例えば、下腹部を前に突き出して立つ方に多い「反り腰(腰椎過前弯)」は、正常な前弯から逸脱し不安定な状態となります。
その結果、腰背部の筋群に大きな負担がかかります。
ポッコリおなか姿勢(猫背+反り腰)に該当する方は注意が必要です。
日常的な頸椎の負担
⇒骨盤の関節への過剰負担
⇒骨盤周辺筋の過緊張
⇒血流悪化
⇒体温上昇が阻害
この流れが、起床時の腰痛につながります。
◆腰痛の原因は「腰だけじゃない」
「起床時に腰が痛い=原因は腰」だと思います。
しかし腰以外の問題も関係しているのです。
痛み=サインの放置は原因を悪化させる可能性が高く非常に危険です。
整骨院や整形外科で痛み止めや電気治療、マッサージなど対症療法で改善しない場合は、一度腰以外の原因を疑う必要があります。
慢性腰痛からぎっくり腰・ヘルニア、狭窄症などに悪化する前に原因をご確認ください。
当オフィスの未病検査では、栄養状態や骨格の状態をご確認いただけます。
必要な方は私(ささき)までご連絡お待ちしております。

本日も最後まで読んでいただき有難うございました。
