「症状が改善しても、矯正治療を続けた方がいいですか?」
このように思われるのは自然なことです。
TLBCでは、症状が改善した後も定期的に頚椎(首の骨)のメンテナンスをお勧めしています。
なぜ?
その理由として、様々な症状や不調には自律神経が関係していて、その自律神経は頚椎(首の背骨)と密接な関係にあるからです。
ストレートネックやスマホ首を始め、頚椎(首の骨)の配列に何かしらの問題がを発症すると自律神経の働きに影響を及ぼします。
自律神経は、脳幹から脊髄を通じて全身に分布しています。
・呼吸
・心拍
・消化
・体温調節
これら生命維持に関わる機能を無意識の下で自律神経がコントロールしています。その脳からの神経信
号が最初に通過する重要なルートが【頚椎(首の背骨)】です。
とくに第1頚椎、第2頚椎は、構造的に機能的に特別な役割があります。
第1頸椎(環椎)は、脳幹(延髄)と最も近接し、神経や血管の通り道でもあり、わずかなズレや歪みでも椎骨動脈の圧迫や迷走神経を刺激し、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こします。
第2頚椎(軸椎)は、頭の回旋運動の軸となり、歪みを発症すると”交感神経の過緊張”や”神経伝達へ悪影響”を及ぼします。
これらの部位の歪みや緊張が以下のような症状を誘発します。
・神経伝達の遅延や誤作動
・血流障害による脳への酸素供給不足
・ホルモン分泌の乱れ(副腎・甲状腺など)
・交感神経と副交感神経のバランス崩壊
そして、これらが複合的に作用すると「原因が分からない不調」「症状があるが検査では異常なし」と診断される症状が現れます。
TLBCでは、お困りの症状や不調に対して「未病レントゲン検査」を提案しています。
レントゲン検査では、頸椎の配列や関節の状態を科学的、詳細に分析します。骨格の歪みが原因であれば、歪みに対して的確な矯正治療を施し症状の改善が期待できます。
また、頚椎に異常がない場合でも、【未病血液検査】により栄養状態を確認し原因解明することができます。例えば、自律神経の安定には【ビタミンB群、マグネシウム、鉄分、タンパク質(アミノ酸)】などの栄養素が不可欠です。これらの栄養素が不足すると、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの合成が滞り、精神的・身体的な不調につながります。
『良い商品を作るには、材料選びが重要になる』ように、健康的なカラダやココロも毎日の食事から摂る栄養素が重要になります。炭水化物が中心の食事、外食やジャンクな食べ物では、自律神経を安定させる必要な栄養が不足し不調や病気の原因となります。
目に見えない体の中の状態を科学的に視覚化し確認することが、健康の維持や病気の予防となります。ですのでTLBCで提供している【未病レントゲン検査】【未病血液検査】はとても重要だと考えています。
その一つの例として、昔からTLBCとご縁があるお客様の話なんですが…
長年の偏頭痛やめまいに悩まされていました。
複数の病院では「自律神経失調」、整骨院では「肩こり」「ストレートネック」と言われ薬やマッサージで何とか凌いでいる状態でした。TLBCで骨格矯正と栄養指導を継続した結果、頭痛薬の使用が激減し、仕事や日常生活の質が向上したと、とても喜ばれていました。こちらのお客様は月に2回のメンテナンスを継続されていますが、とても調子がいいそうです。
矯正治療の継続について考え方はそれぞれ違いますが、様々な不調を引き起こす「自律神経の問題」は、骨格(神経)や栄養(血液)が深く関係しています。カラダの使い方や栄養状態など自分で気を付けていても乱れていく方が大半だと思います。
ですので、頸椎の定期的なケアは「健康維持だけではなく、仕事や日常生活の質を高めるために重要だ」と考えています。
最後まで読んでいただき有難うございます。