2025年元日から
天候に恵まれましたが
気温が下がり
体調不良を訴える方が増えています。
特にこの寒い時期は
血液・血管系障害を
発症するケースが目立ちます。
気温が低くなると
交感神経が優位に働き、
体温を逃さないよう
血管を収縮させます。
血管が収縮するので
血圧が高くなります。
中でも特に『脳血管障害』は
一命を取り留めても自立生活が
困難になる危険性が高い疾患です。
これを未然に防ぐ手段は、
動脈が硬化していないか
血液検査で小まめに確認することです。
動脈硬化は
サイレントキラーと言われ
全く痛みを感じないため
気付かない間に容赦なく
どんどん進行します(怖)
現状を把握するためには
血液の栄養状態を確認する必要があります。
そして、
必要に応じて食生活に変えて
不足栄養素を補うことにより
動脈硬化を予防出来ます。
◇毛細血管も動脈硬化します
カラダの中には約10万㌔の血管が存在します。
10万キロとは地球2周半分にあたり
その内の9割は”毛細血管”が占めます。
動脈硬化が進行している方は
毛細血管がすでにダメージを
受けています。
糖尿病、高血圧、脂質異常など
生活習慣病の方は
毛細血管がダメージを受けやすいので
注意が必要です。
血管がダメージを受けると
消化、吸収、代謝、排泄など
大切な機能バランスが乱れ
さまざまな健康被害が表れるでしょう。
ですので、
あなたご自身、大切な家族が
将来健康で過ごしたい
過ごしてほしいと思われるなら
動脈硬化のリスク要因を
確認し、取り除くことを
お勧めします。
それも出来るだけ
早く取り掛かってください。
ところが
痛みがないので
動脈硬化に気づけない…
意識しにくい…ため
「俺は、私は大丈夫でしょ」と
思ってる方沢山います(汗)。
詰まってからでは手遅れです。
健康診断の結果を受け取り、
矢印が付いている項目に対し
気にはなっているけど…
「まあ、こんなもんでしょう」と、
医師の言葉を真に受けて
対策に取り組まない…
☝☝☝多くの方は
こんな感じではないでしょうか。
詰まってからではなく
そうなる前に始めることが大切。
脳梗塞での突然死は少ないですが
後々の後遺症で
ほとんどの自由は奪われる…
可能性が高くなります。
50才以降は
血管障害リスクが高くなると
言われています。
繰り返しになりますが
血液や血管の状態を確認し
把握しておいてください。
近年、4・50代で心臓、脳血管疾患を
発症した話を耳にします。
私(ささき)は現在51歳で
食生活や栄養を意識し実践しています。
詰まったら”ヤバイ”ですので・・・
心臓の血管が詰まれば”心筋梗塞”
脳の血管が詰まれば”脳梗塞”。
これは年齢関係なく発症します。
実際に
4、50代の血液検査表で
血管の老化(硬化)を確認しています。
「まさか俺(わたし)は、大丈夫」
ではなく
4,50代の方は
本当にご注意ください。
そして
『あなたのご主人様は大丈夫ですか?』
血管の老化は血管が固くなること
つまり動脈硬化です。
血管は、本来柔軟性があり
血管内部がツルツルしています。
しかし
加齢
食生活や生活習慣の乱れ
喫煙
ストレス
など
血管に悪影響を与え続けると
動脈が硬くなっていきます。
しかし自覚症状がないので
私たちの気付かないところで
徐々に硬化が進行して
血栓が形成されて
様々な病気を引き起こします。
その病気は
・脳梗塞
・心筋梗塞
・狭心症
・腎不全
・大動脈瘤
・閉塞性動脈硬化症
・認知症
自覚症状がないので
危機感がないのも
仕方ないです。
しかし、
本当に危険な状態であることには
間違いありません。
だから事前に確認し
現状を把握してほしいのです。
◆動脈硬化の指標は『LH比』
L/H比とは…
LDLコレステロール(悪玉)を
HDLコレステロール(善玉)で
割った数値です。
少し前までは
総コレステロールを参考に
薬が処方されていました。
今はL/H比を参考にしています。
そのL/H比が2.0未満の方はOKです。
まずは安心。
しかし「2.5」を超えているなら
今すぐに食事内容を見直して下さい。
ちなみに糖尿病、糖尿病予備軍は
基準が下がり【L/H比 1.5未満】です。
もし超えているならご注意下さい。
そして
L/H比が高い
+中性脂肪が高い
+脱水して血液が濃縮している
などドロドロの血液状態では
いつ詰まってもおかしくないです。
40代でそんな悪い人は
いないんじゃないと
思うでしょう…
43才男性の未病血液検査結果では
LDLコレステロール155↑
HDLコレステロール48(低値)
L/H比3.2
…動脈硬化対策は必須です。
その他の項目では
▽タンパク質不足…
▽糖尿病予備軍…
▽脂肪肝の疑い…
を確認しています。
早急に食生活の改善しないと
今後が怖いです。
誰しも明日の事は判りません。
突然、健康な日常が送れなくなり
不自由な生活を強いられる(汗)
その様にならない為には
まず、ご自身の血液検査の数値に
関心をもって頂きたいです。
⇑がついてたと思うけど…
何やったかな…
そんなに悪くないみたいなこと
書いてたような…
覚えてない方がほとんどです。
項目の見方も何を意味しているのか
さっぱりです。
繰り返しになりますが
お手元の血液検査表で
今一度L/H比確認下さい。
動脈硬化は別名
「サイレントキラー」
痛くも痒くもありません。
しかし、
これまでの暮らしを一変させます。
「高血圧」
「高脂血症」
「高血糖」
「肥満」
「喫煙」
これらは
動脈硬化を進行する危険因子
ご自身、家族、大切な方が
悲しく辛い思いをしない為にも
血液検査データをご確認ください。
最後まで読んでい頂き有難うございました。