自律神経が乱れると
様々な症状が表れます。
病院へ行っても
症状の原因が分からず転々とさせられ
結果
自律神経失調症やな~と
診断され薬漬けに。。。
このような話はよく聞きます。
徐々に崩れていき
症状が表れるので
本人は自律神経が乱れていると
分かりにくく悪化させてしまいます。
ちなみに酷い肩こり…
これも自律神経バランスの乱れが
関係しているのです。
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肩こりが酷いお客さまで
「首コリが強くなると
頭の付け根あたりが凝り固ってきて
頭痛がひどくなる」と
訴えられていました。
特に気温が下がる時期は
症状が多発するとの事でした。
頭の付け根あたりには
自律神経をコントロールする
脳幹があります。
頭の付け根が凝り固まってくると
脳幹に影響を及ぼす為、
自律神経のバランスが
崩れやすくなります。
自律神経バランスが崩れると
様々な不定愁訴を引き起こす要因となります。
自律神経は、
臓器の働きや代謝、外内分泌など
生命活動において重要な役割を担う器官。
健康維持にとって
自律神経バランスを安定させる事は重要です。
自律神経バランスを崩す要因は
・ストレス
・暴飲暴食
・栄養不足
・気温及び湿度
・頚椎の問題
・アレルギー
・不眠など様々あります。
今回は
自律神経バランスを乱す要因として
《頚椎の問題》を取り上げます。
自律神経のコントロールする《脳幹》と
上部頚椎の位置関係が重要であることは
過去ブログでもお伝えしてきました。
大切な事なのでまた記載します。
自律神経の中枢の《脳幹》は
首の延長線上に存在し位置します。
脳幹は頸椎という脊髄(背骨)に
支えられています。
脳幹を安定し支えるためには
頸椎(首の背骨)が
正しく配列していることが理想です。
上のレントゲンをご覧ください。
正しく配列いています。
頸椎の正しい整列とは、
側方からご覧いただくと
「顔の向いている方向に
一定の角度を持つカーブが存在する」
このような整列になります。
つまり前方向へ軽く弯曲しています。
次に正面から見ると
地面に垂直に引いた線上に
背骨の突起が一列に整列しています。
これが正面から見た
正しい頚椎の整列となります。
これらの条件に当てはまらないケースは
全て頚椎の歪みと捉えて
自律神経の中枢である脳幹へ
ストレスを与えると考えています。
頚椎の歪み
⇒自律神経バランスの崩れ
⇒交感神経優位の状態が継続
交感神経優位の状態は
⇒血管が収縮し血流が悪くなる
栄養状態が悪いと…
⇒血液の脱水が進みドロドロに
結果、血液循環が悪いと…
⇒筋肉疲労が表れる
⇒脳への酸素供給効率が悪くなる
⇒首コリ・頭痛
とこの様な症状発生の流れが
考えられます。
普段から肩こりが酷い方は
既に首コリが発症している
つまり頸部の問題が発症しているのです。
多くの方が肩こりに対し
肩や背中のマッサージを受ける事が
多いと思われます。
しかし、肩こり治療のポイントは
肩じゃないんです。
根本の改善には
頚椎へのアプローチが必要です。
※ここ重要です
TLBCオフィスでは
お客様にレントゲン撮影頂き、
正しい状態とお客様の状態を比較し
問題となる箇所を詳細に
分析し原因を確認しています。
頚椎の問題は、
レントゲンなど可視化したデータを
利用する事で正解に把握できます。
病院へ行けば、
必ずその痛めている箇所に
異常が無いか検査してもらいますよね。
首や腰の痛みも同様で
原因を確認する為に
レントゲンで確認する事が重要です。
触診(指の感覚)や視診では
詳細に把握する事は困難ですから。。。
特に自律神経と関係深い上部頚椎は
神経や血管が集中する箇所です。
詳細な分析が求められます。
「慢性肩こり」
「頭の付け根の痛み」
「頭痛」
「ストレートネック」の方は
骨格分析用のレントゲンで
状態をご確認下さい。
そして
偏った食生活(栄養不足)も
自律神経バランスを乱す要因と
考えています。
栄養が不足すると
自律神経の代謝が低下し
バランスが崩れやすくなり、
徐々に体調不良や
不定愁訴を引き起こします。
「頚椎の問題」「栄養不足」
この2つが自律神経バランスを崩す
大きな要因だと私(ささき)は考えています。
特に偏った食生活を送っている方は
栄養不足が血液検査結果に表れています。
私たちが健康を維持する為に
必要な5大栄養素は
・タンパク質
・脂質
・糖質
・ビタミン
・ミネラル
これらを日々の食事で摂取しています。
この栄養素の中で1番大切な栄養素は
《タンパク質》です。
※糖質じゃありません汗
自律神経バランスが乱れている方の
血液検査データを拝見すると
非常に多い確率で
《タンパク質不足》を確認します。
※ほんとうに多いです…
一般の方にも言える事で
タンパク質不足が多い…です。
カウンセリング中でも
しっかり食べてますって
ほとんどの方が言われます。
しかし…
血液に反映されていないなら
タンパク質の食べる量が少ないのです。
一日の食事内容で
どれ位のタンパク質を摂取できてるのか
意識して見て欲しいです。
自律神経を整えるのも
内臓、血液、毛髪、皮膚、筋肉、
免疫細胞、ホルモン、神経伝達物質
すべて《タンパク質》が材料です。
材料が不足していたら…
まともに作り上げる事ができません。
パズルのピースが数個掛けていたら
完成しませんよね。
自律神経バランスを整える事も
困難になります。
摂取の目安は
体重×1g/日とお伝えしています。
これは最低限必要な量です。
肉・魚・卵・大豆などで
タンパク質をしっかり補って下さい。
基本は食事から補う事ですが
現在はプロテインを上手く活用する方も
増えています。
ささきも
《毎日卵5個とプロテイン》
タンパク質不足にならないように
摂取しています。
◇骨格の状態を確認するには
「レントゲン」
◇血液栄養状態を確認するのは
「血液検査表」
この二つのデータを元に
原因を確認する。
そして、しかるべき処置を施す
これが症状改善の近道だと
思っています。
最後まで読んでいただき
有難う御座いました。