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カラダのはなし

首を後ろに倒すと激痛が…!!

TLBC堺後ろに首を倒せない



首を後ろに倒すと激痛が…!!
首の痛みでお越し頂いた方


首を後ろに倒すと激痛で
怖くて後ろに倒せない(汗)そうです。


問診時、
可動検査で可動域を確認すると、
前屈(前にはスムーズに倒せる)以外の可動域は
減少していました。


特に後屈(後ろに倒す)の可動制限は著しく

首から右肩甲骨内側に掛けて激痛
そして軽度のシビレが発生する為
ヘルニアの疑いも考えられます。


整形外科学テストでは陰性。
ヘルニアの可能性は低い。

以前整形外科で
軽度のヘルニアの疑いを指摘され
そのは時は湿布と鎮痛剤で症状が軽減する。

以降、近所の掛かり付けの整骨院で
マッサージ+電気治療を受け続けてきたとの事。

職業柄下を向く事が多く
常に首に負担が掛かり
いつもスッキリしない感じが続いている。


首の痛みや肩こり、
後ろに首を倒した時の激痛を
何とかしたいと言われていました。


当オフィスの未病レントゲン検査を受けて頂き
頚椎の問題を確認しました。


これまでマッサージを受けたり、
ストレッチをして来られても一向に改善されない…
逆に状態は悪化して行っている…


このような首の症状は、
頚椎の問題が関係するケースが多く見られます。


もちろん首の症状悪化は
仕事の作業姿勢による負担も要因の一つです。


でも同じ環境なのに
疲労感や首への負担が大きく異なることって
ありますよね。
自身はこんなにまで辛いのに
同僚は平気…え、なんで?こんなに違うの??と思いますよね。


その理由の一つは
そもそも疲れやすい頚椎の状態である。

こちらのお客様の頚椎の状態は
正常から大きく逸脱して
決して良い状態ではありません。


この問題への対処をせずに
マッサージやストレッチなど
筋肉へのアプローチを続けても


改善しないのはご理解頂けると思います。



今回、
人生初の骨格分析専用のレントゲン分析で
原因の一つを突き止めることが出来ました。


あとは、頚椎の問題(歪み)を正しい方向へ
矯正を施すことで後ろに倒せなかった首を
倒せるようになります。

そして首の痛みや重度の肩こりも
改善に向かう事でしょう。



なぜ、首を後ろに倒せなかったのか、
矯正治療開始時と治療終了時のレントゲンを
ご覧ください。


※天井を見上げる動作で撮影されたものです

全然曲がっていませんね(汗)
比べると一目瞭然!!です。




頚椎は7個の骨で構成され
上から第1頚椎から第7頚椎まであります。


各脊椎は上下左右2対の平面関節で構成され、
この関節面がスライドする事で
フレキシブルな可動になります。

首の可動制限の要因が
筋肉の過緊張による一過的な問題


それ以外には
「頚椎(首)の配列の問題」
「骨の変形」による関節の問題があります。


配列の問題となる
「ストレートネック」や「逆カーブ」に更に
首の傾きや捻れなど複数の問題が
確認されるケースもあります。



関節の動きが悪い状態を長年放置していると、
関節拘縮が進みます。

動かす度に痛みが表れる場合は
関節に負担がかかり過ぎて
炎症が起きている状態です。


炎症状態が続くと
関節の軟骨が消耗し
関節の変形が進みます。


炎症を抑えるためにも、
関節の負担を減らす必要があります。



首が上に向きにくい、
動きにくいという場合には、
レントゲンで頚椎の歪みをご確認ください。


首の痛みや腕の症状は
椎間板ヘルニアでも発症します。


カラダの中で起こっている事は
触っても分かるものではありません。


問題となる歪みは可視化された検査でしか
把握する事は出来ません。


レントゲンで問題の箇所を確認し
適切に対処する事で
痛みや症状から解放されると
私(ささき)は考えています。



周りを見ると沢山の治療院があり
様々な施術方法があります。
多くの治療家は
目の前にいる痛みで困った患者さまに
喜んで貰いたいと日々施術にあたっています。

私(ささき)もその一人です。
しかし、力が及ばず自身の施術レベルでは
対処できない事もあります。


もう少し早くこの治療を受けていたら
ここまで状態が悪化(変形)していなかったのに…
と悔やまれる事があります。


ご自身の骨格の状態は
一度確認されておかれた方が良いと
私(ささき)は思います。


血液検査でカラダの健康状態を調べるのに、

背骨の健康状態はどうして調べない…
重要視されないのでしょうか?


命に直結しないから?でしょうか。


ヘルニアや頚椎症など患うと
神経絞扼障害で神経痛やシビレなど
日常生活に支障を来たします。
※本当に大変です…(汗)。

腕の痛みやシビレ症状を訴えられる方から
直接聞いていますし、私(ささき)も
経験あるので分かります。

ほんまに辛いです。



症状は「結果」、
その結果には必ず「原因」があります。


筋肉の問題による症状ならば
マッサージや温める、食生活の改善など
血流を改善する事で症状が改善するでしょう。


しかし、
骨格の歪みが原因ならば
その歪みに対して処置を施す必要があります。


後ろに首が倒すことが出来ない理由を
放置し続けると必ず関節の変形が進み
更なる症状の発生になります。


血液検査を受ける様に
数年に一度は骨格の状態を
レントゲンで確認する事で
今後の良好な健康状態が維持出来ると考えられます。



骨格の状態を確認されたい方は
私(ささき)までご連絡お待ちしております。


直ぐに確認の手配をさせて頂きます。



本日も最後まで読んでいただき
有難う御座いました。