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健康のはなし

疲れやすいのは硬いから?

TLBC堺 ストレートネック 栄養療法


TLBCストレートネック 未病


暑い…です。
6月なのに。



梅雨入りしても
大阪はほとんど雨が降らず、
真夏の照りつけにより
高温多湿の日が続いています。


高温多湿の状態は
熱中症を引き起こす要因。


実際に多くの方が
熱中症で救急搬送されているようです。


暑さと湿度で脱水が進み、
血中の水分量が減少すると
血液が濃縮し血液の塊(血栓)が
出来やすくなります。
栄養が届きにくい状況は
体力が消耗して疲れやすいし
血管が詰まる恐れがあります。



特にコロナ感染予防で
マスクを着用されている方が
大勢います。
このマスク着用で
口の中の渇きに気づけず
水分補給をしない方が
多いので注意下さい。


暑さで胃腸が弱り
あっさりした食事が中心になると
栄養が偏り血液中の栄養バランスが
乱れやすくなります。


「脱水+栄養不足」は
血液の粘度が高くなります。


血液の流れが悪くなり、
十分な栄養が届けられなくなると
臓器の機能は低下します。



最近では、
栄養供給量の低下による
臓器の機能低下で深刻な問題として
取り上げられているのが
「認知症問題」です。


認知症有病者数は
2012年462万人⇒2040年953万人
約2倍に増加!!


2025年には
65歳以上の4人に1人が
認知症を発病すると言われています。

本人だけでなく
家族や周囲の方々への
精神的、肉体的負担が大きくなり
早期の発見・対応が必要となります。



認知症は高齢の方に発症すると
思われていましたが、
認知症の若年年齢化が
深刻な問題となっています。


若年性認知症は
40歳から64歳の初老期認知症と
18歳から39歳までに発症した
若年期認知症
を合わせて言います。


初期症状は
ガスの日を消し忘れたり
人名や約束事を忘れる
簡単な計算を間違える
普段やっている作業を間違う
できていたことが出来なくなる
やる気がおこらない
周囲への関心が無くなる
温厚だったのに怒りっぽくなる
など、
割と日常的に起こりやすいことです。

認知症の大きな要因は
「血液と血管の状態が悪い」事です。



つまり血液や血管を良い状態に
保つことは認知症発症を防ぐ
大きな要因となるのです。


となると、
日々の食事でしっかり栄養を補う
必要性が高くなりますよね。



皆さんの食事はいかがでしょうか?
甘い物をよく食べていませんか?
栄養を考えず好きな物ばかり食べていませんか?
外食中心、ファストフード、
コンビニ弁当の頻度多くないです?
糖質過多になっていませんか?
基本の栄養タンパク質を中心に
ビタミン・ミネラルなど
必要な栄養素をしっかりカラダに
補えているでしょうか?



例えば、
糖質過多の食事を続けると
動脈硬化のリスクや
血糖値が高くなります。


血管が硬く
血液状態が悪いと
血管の内壁が傷付きやすい

⇒血管内壁にカサブタ(血栓)が
できる※擦り傷の跡にカサブタが
出来る感覚

⇒血栓が大きくなる
⇒剥がれかかった血栓が血流で
飛ばされる
⇒毛細血管や血管が狭窄している
個所で詰まる(汗)


血液・血管状態を確認し、
事前に予防策を講じておくことが
大切です。



その確認方法として
血液検査項目の
善玉HDLコレステロールと
悪玉LDLコレステロール値を
参考にします。

コレステロールに対して
有害なイメージを持たれている方が
多いですが、


私たちにとって
欠かすことのできない
大切な栄養素です。


細胞膜、性ホルモン、
副腎皮質ホルモン、
胆汁の材料になります。



しかし、
血中コレステロールを
一定の状態に保つことができず、
特に悪玉LDLコレステロールが増加する
と動脈硬化や血栓ができやすくなり
心筋梗塞や脳梗塞の要因となります。

悪玉LDLコレステロール÷善玉HDLコレステロールでもとめる【L/H比】。

L/H比が2.0以上の方、
高血圧や糖尿病・予備軍、
心筋梗塞の前歴があって
L/H比が1.5以上の方は
動脈硬化が進行していると
お考え下さい。
血液の流れが悪くなっていますよ…

当オフィスの男性のお客様の話ですが…

最近疲れやすいし、
疲れが取れにくく、
何かの病気かと不安になり
血液検査の結果を持参くださいました。



▲総コレステロール213(142~248)

▲HDL(善玉)コレステロール46(40~103)

▲LDL(悪玉)コレステロール152↑(60~139)


「LDL(悪玉)コレステロールが
ちょっと高めですが
総コレステロールは問題ないです」と
言われただけで特に何もなかったそうです。

未病血液検査的にみると、
HDL(善玉)コレステロールは
範囲内ですが
下限ギリギリで少なすぎます。


そして問題はL/H比が3.30(汗)。
これは超問題です。
2.0以上で動脈硬化が進んでいるので
3.30はヤバい状態で
早急な対応が必要です。


血管が硬くなっても
痛みを感じることなく
どんどん進行するため
非常に怖いです(大汗)

動脈硬化が進んで
栄養不足により脱水し
ドロドロ血液であれば
臓器やカラダの隅々まで
酸素や栄養をスムーズに
運び届けることが出来ません。

必要な栄養素やビタミンが不足した
状態が続くと細胞レベルでの
修復や回復の効率は非常に悪くなり
⇨⇨⇨疲れが取れにくくなります。

(毎日の疲れが蓄積された状態が
続けばそりゃしんどいし、
仕事のパフォーマンスも低下します)



日々、不足しがちな栄養を
摂取できる食事内容へ
改善することが大切です。

栄養ドリンクやエナジードリンクで
疲労が回復されることはありません。

当オフィスでは、
疲れやすい原因や改善の方法について
栄養状態に偏りが無いか、
不足していないかを
未病(血液)検査をもとに
考えていきます。



※先ほども申し上げましたが
血液も血管の状態は目で見て
判断することはできません。


数値化させたデータを
必ず確認しなければなりません。

ご自身の血液状態から
バランスを崩している個所を見つけ
出し、それに対し提案を受け入れ
一つ一つ着手頂ければ
必ずからだは良い方向へ向かって
いきます。



血液は
カラダ全身に張り巡らされた血管を
縦横無尽に駆け巡り
カラダの隅々へ栄養や酸素を
送り届けています。


血液や血管を良い状態に保つことが
健康を維持する秘訣だと
私(ささき)は考えています。



このバランスを
慢性的に崩すと
『疲れが取れにくい・疲れやすい』
とカラダの不調が慢性すると
生活習慣病を引き起こし
その延長線上の疾患を発症させるなら


血液・血管の状態を
定期的に確認される方が
安心ではないでしょうか?




血液検査表を机の引き出しに
片づけたままの方、
血液検査結果に対して異常ないと
言われて安心している方も
引っ張り出してきて確認ください。


これからますます暑さが
厳しくなります。



水分補給だけでなく、
ミネラル、
タンパク質も意識して
摂取してください。



私(ささき)へ
血液栄養状態を確認を希望される方は
メールでお問い合わせください。



本日も最後まで読んでいただき
有難うございました。