夏場の”重くて怠い感じ”は、浮腫みが影響しているかもしれません。
水の循環や排泄がうまくいかなくなり皮膚の下に溜まっている状態です。
疲れが取れにくい、慢性的に体が怠い、夕方になると靴がきついなどの自覚症状を感じて初めて浮腫みを疑う方も多いようです。
実際に施術で体を拝見させて頂き、浮腫んでいる状態をお伝えしても本人は気づいてない…お客様もいらっしゃいます。
浮腫みをほうっておくと、臓器へ負担が掛かり体調不良の原因になる為、日常生活を見直し浮腫まないように対処していきましょう。
この比率が崩れると浮腫みます。
とはいえこの比率を簡単に正確に
確認することってできません。
〇約60%も水分が占める私たち
この60%の水分は「細胞に栄養を送る」「廃物を除去する」「体内の水分バランスを保つ」役割があります。
3分の2は細胞の中に含まれる「細胞内液」、残りは血液に含まれる水分や細胞と細胞の間を満たす「細胞外液」といい、この比率が崩れると浮腫んだ状態になります。
日ごろからこの比率を把握すると浮腫みを予防できますが、簡単に正確に確認することができません。
例えばTLBC堺オフィスに設置している体組成計”Inbody570”で、あなたの細胞内外の水分量や比率を計測することが出来ます。
※興味がある方はこちらからどうぞ
こちらの測定結果は浮腫みがひどい
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こちらの測定結果は浮腫みがひどい
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例えば、
夕方になると足が浮腫んで太くなる(悲)
寝起きは顔がパンパンに浮腫んでいる(悲)
仕事帰りはパンプスがきつく足が痛い(悲)など…
基本的に女性に多く見られる症状と思われがちですが…男性も浮腫むので注意下さい
カラダに入った分だけ出ていけば浮腫みませんが、入った分が出ない、出せないなどの状態では、余分な水分や老廃物がどんどん溜まっていきます。
この状態が続くと”腎臓機能のトラブル”を疑うことが多くなります。
しかし、腎臓に問題が確認できない…となると原因不明?と不安になりますよね。
「浮腫み」は、循環障害です。
循環障害の原因は
●自律神経の乱れ
●立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢を続ける
●ホルモンバランスの乱れ
●水分の不足
●運動不足・筋力低下
●栄養不足
●疾患 腎臓、肝臓、心臓などの疾患
と様々ありますが、大きく分けて考えると「神経」もしくは「血液」に何らかの問題が生じ発症したと考えます。
神経とは『自律神経の問題』そして血液は『血液栄養状態の問題』です。
○自律神経の問題は、「頸椎の歪み」をレントゲンで確認する
○血液の問題は、「不足栄養素」を血液検査データで確認する
この2の問題を確認し、浮腫み改善に向けて早急に取り組んで頂く必要があります。
しかし、浮腫みは激しく痛みを伴うことはありません。
ので、気になるけど原因が特定しにくく、なかなか浮腫みが良くならないのが現状です。
「浮腫みでどうして冷えるのか??」
また、浮腫みはカラダを冷やす原因にもなります。
未病の観点では、「浮腫み」とは水の流れが停滞して“水溜まり”が出来ている状態と考えます。物質は冷えると硬くなるし、温めると柔らかくなるのと同じで、水が溜まる⇒冷える⇒細胞や組織が硬くなっていきます。
細胞や組織が冷えると→固くなる→血行不良を起こす→体温が下がる→免疫が低下する⇒感染しやすい状態になります。
昔から「冷え」は万病の元と言われてきましたように冷えを予防するには”浮腫みを確認し改善する必要があるのです”。
ですので、まずご自身の体水分均衡で浮腫みをご確認下さい。
Inbodyをご活用ください
加齢と共に水分代謝も落ちていくのでさらに浮腫みやすくなっていくでしょう。
そして、先ほどもお伝えしましたが“浮腫み”は、特別痛みを感じません…ので放置しがちになりやすい症状…後々大変なことになります。
東洋医学的に“浮腫み”の影響を受けやすい臓器があります。
それは胃の粘膜。
胃で炎症が起こると炎症部に水が溜まる⇒胃が浮腫む⇒“ポリープ”が出来る(汗)
「ポ、ポリープが出来る!!それはちょっと焦ります(汗)」⇐実際のお客さんからのリアクション
浮腫み⇒ポリープは連想しにくいですし、日常的な一つの症状なので、まさかポリープができるなんてと思っているでしょう。
これは胃だけではありません、腸も浮腫んで腸にポリープが出来ます。
特に便秘や軟便の方は、腸内環境が悪く腸が浮腫みやすいで注意ください。
また、腸内環境が悪くなると悪玉菌が増殖し免疫力低下に繋がり、がん細胞の増殖を抑える力が弱まります…(汗)。
腸の浮腫みも同様に症状を感じませんので見過ごされがち…です。
今や2人に1人がガンになる時代です。
たかが“浮腫み”と思うのではなく、対処することが大切です。
「浮腫み」の改善に向けて取り組む際に大切なことは、病気になる一つ手前の状態、つまり「未病状態」の内に対処する事です。
未病サインを見過ごしていると不調から様々な病気を発症する可能性が高くなります。
未病の内にきちんと対応する事で様々な病気の悪化を防ぐ、また予防に繋ががることは間違いありません。
「浮腫み」もこの未病の段階で解決するように早めに対処する事が望ましいです。
加齢と共に老化は進行し、どんどん浮腫みがひどくなります(汗)
今一度先ほど記載した項目を確認下さい。
●自律神経の乱れ
●立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢を続ける
●ホルモンバランスの乱れ
●水分の不足
●運動不足・筋力低下
●栄養不足
●疾患 腎臓、肝臓、心臓などの疾患
ささきが注目する要因は「栄養不足」です。
多くの方は普通に食べれています。
しっかりなんでも食べています。
飽食の時代でなんでも簡単に美味しく食べられる時代なんですが、なぜ病人が減らないのでしょうか?
医療技術も検査技術も世界でトップクラス。
なのに2人に1人がガンで、自己免疫疾患が多く、免疫低下による感染症がこんなに増えているのでしょうか?
これは毎日の食生活が深く関わっているからです。
浮腫みの原因の一つ「栄養不足」について次回お伝えします。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました