
「首をボキボキ鳴らすとスッキリする」
「首を鳴らすのは危険なの?」
このような疑問をお持ちの方は少なくありません。
首を鳴らしたからといって直ちに大きな問題が起こるわけではありませんが、繰り返し強い力で首をひねる習慣は、関節や周囲の組織に負担をかける可能性があります。
また、一時的にスッキリしても根本的な改善にはならずかえって癖になる方も少なくありません。
今回は首を鳴らしたくなる理由や注意点について解説します。
まず結論からお伝えしますと、首を鳴らすクセはやめるべきです。
「頚椎ヘルニア」という症状をご存じの方なら、その深刻さをご理解頂けると思います…。

長時間のパソコン作業やスマホの操作、調理など下を向く姿勢は、構造上首の筋肉に負担がかかり首を鳴らしたくなりますね。首を鳴らし一瞬軽くなった気がしますが、これはただの錯覚。
根本的な解決にはなっていません。
実際に
『クセで首をボキボキやっちゃうんですけど、やっぱり良くないですかね?』
『ヘルニアになるって聞いて怖いので、出来るだけやらないようにしたいけど…どうすれば鳴らさずに済みますか?』と、相談されることがあります。
私(ささき)の答えは「まず、やめるように意識してください」です。
その瞬間的な快楽を求め続ける行為はおすすめできません。
なぜなら皆さんが考えている以上に、関節や周囲の組織に大きな力が加わっているからです。
※首を鳴らした時の衝撃は「1トンもの圧がかかる」と聞いたことがあります…(怖)
そして、『首をボキボキ鳴らして首コリや肩こりが解消されていますか?』とお聞きします。
確かにその行為により、一瞬、首や背中が”すっきりした”と感じるかもしれません。
でも…また首を鳴らしたくなり、同じ行為を繰り返します。
首が詰まってくるとボキッと鳴らしたくなるとよく聞きますが、首が張って固くなる原因とは…
◎デスクワークで長い時間下を向いているから?
◎背中を丸めてスマホ小さい画面を凝視しているから?

どちらも当てはまります。
でも同じ作業をしていても、首のコリを感じない人もいますよね。
どうして??
その問題の一つに「頚椎(首の背骨)の歪み」が考えられます。
頚椎が歪むと背骨の関節が硬くなり、可動範囲が減少します。
可動範囲が狭くなると、関節に付着している筋肉の収縮が少なくなり、筋肉が硬くなります。
その結果、関節周囲の血行が低下→疲労物質や老廃物の蓄積→筋肉が硬くなる→違和感や不快感が増す→不快感がMAXになると、ボキッボキッとやる。

実際に、首を鳴らした直後から強い痛みで首が全く回せなくなったケースや、指先や腕にしびれが出現したケースもあります。すべてが首を鳴らしたことだけが原因とは言えませんが、その後に頚椎ヘルニアと診断された方もおられます。
さらに恐ろしい事は
“首の動脈”を傷つける恐れがあることです…
首にある重要な血管の一つである”椎骨動脈”は、脳底動脈につながり脳へ血液を送る重要なパイプです。

首を左右に強く捻じる動作によって、まれに椎骨動脈へ影響を及ぼす可能性が指摘されています。
もし動脈硬化の診断を受けていて首を鳴らす習慣がある方は「生命に係わりカラダが不自由となるリスクが高くなる」ので、食生活の見直しや生活習慣の改善にも取り組んでください。とは言え、動脈硬化が進行していても、自覚症状がないので気づかず生活している方って結構います。
動脈硬化の進行具合や将来の病気が気になる方は、当オフィスの未病血液検査を受けてください。
◆「首をボキボキ鳴らすクセをやめたほうがいい理由」として
関節や椎間板を傷つけるからとお伝えしましたが、ご自身の首(頸椎)の状態をレントゲンで確認したことはございますか?また説明を受けたことはございますか?
《骨の隙間が狭くなっている》
《椎間板が薄くなっている》
《関節の軟骨がすり減っている》
《変形している》
もし、この様な首(頚椎)のトラブルを抱えている状態を知らずに、首をボキボキ捻っていたらどうでしょう。
また、骨の状態を確認せずに首の矯正でボキボキッと捻られたらどうでしょうか…怖
「頚椎ヘルニア」を発症するリスクもあるのでご注意ください。
「クセで首をボキボキやっちゃうんですけど…汗」
首を鳴らすクセをやめて、根本的な原因を見直すことが大切です。
その取り組みの一つとして、レントゲンで首の関節の状態を確認することをお勧めします。
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最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
