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健康のはなし

つらい首コリで首をボキボキやっちゃう方へ

TLBC堺 首の痛み

長時間のパソコン作業で首や背中に負担を掛け続けていると首コリが酷くなります。違和感やダル痛い感じが続き、首を回したり、ストレッチをすれば血行が改善されて少し楽になりますが、作業に戻るとまた再び同じ状態に…首のコリに悩まされる。



どうしてなの?


■首コリは関節が固くなっている

頚椎は7個の椎骨で構成され、それぞれの椎体(背骨)には、上下左右に平面上の関節があります。上下左右と様々な方向に関節がスライドすることで柔軟な可動が出来ます。

首コリはこの関節が固くなり可動範囲が制限されている状態です。制限されているとは言え、一つの関節の可動範囲域が狭くなってもある程度可動が出来るのであまり気にならなかったりします。関節が歪み硬くなっても実際に次のように上を向けていますから…


同じように上を向いていますが左に比べ右は関節に柔軟性が少なく動きが悪いですね。



■明らかに可動範囲は狭くなっている

施術時に首の可動域を確認していますが、例えば右へ45度向けるのに、左は20度ぐらいしか向けない(本人は左右同じぐらい向けている様子ですが…)、更に左へ向かせると左の頭の付け根あたりやもしくは左肩甲骨の内側、また右の首に強い痛みを訴える事があります。※歪みの箇所により痛みを発症する場所も違います。


頚椎関節の可動範囲が減少すると筋肉も硬くなり血液や神経の流れが悪くなり、首コリが強くなり無意識に首を動か
したい衝動にかられます。で、やったらダメって言われているけどボキっゴキって鳴らしてしまうんですよね。


「ボキッ」と首を捻ると首がスーっと気持ちいいですから…昔、私(ささき)もよく鳴らしていましたのでよく知っています(笑)。無知な頃は治療の練習台になって首を鳴らされていました。自分で首を壊していたようなもんですね(超後悔です)。もっと早く今の治療法に出会っていたら…と思います。


■頸椎は雑に扱ったらダメです



頚椎は、胸椎や腰椎に比べて椎体自体は小さく、背中や腰の背骨の様に肋骨や脂肪・内臓で守られておらず剥き出しの状態。そして、その細い首の中には食道、気管、脊髄神経、2対の動脈、そして自律神経をコントロールする脳幹など重要な器官がぎっしり詰まっています。

その首を安易に捻ってバキバキ鳴らす…何も起こらなければいいですが、非常にリスキーです。頚椎は脳に一番近くに位置し、大切な血管や神経など重要な組織が所狭しと存在する非常にデリケートな場所です。

もし、あなたの首の背骨が変形していることをレントゲンで確認していたらボキボキ鳴らしますか?こんな感じに変形していても


鳴らせます?
ボキッてやります?

私(ささき)はやりませんし、させません(すでに散々やられてきてましたが…)


カラダの内側の状態は皮膚の上から確認する事はできません。レントゲンやCTなど画像でご自身の状態を把握しておく必要があります。



が…あまり皆さんご自身の体に興味・関心が高くないように私(ささき)は感じます。


なぜなら、みなさんは毎年の健康診断や人間ドックで血液検査データをもらうと思います。多くの方は要検査の項目や↑↓の項目は確認していますが、それ以外はあまり見ていません(汗)。



矢印が付いていないからだそうです…。


お客様から血液検査表の見方についてお話しさせて頂く機会があるのですが、ほとんどの方が基準値の範囲内ならOKでしょと認識されています。



しかし、印が付く一歩手前、つまり上限ギリギリは未病の観点ではアウトなのです。




変わらず偏った食生活を続けているといずれ基準範囲を超えて↑が付き薬を余儀なくされる可能性が高くなります。考えてみてください…私たちは年々老化し臓器も弱わり負担が掛かっていくのです。早い段階で気づいて対処しておくべき…なのですが、基準値ギリでも↑ついてないからまだ大丈夫だと危機感が薄いです。




カラダの状態に関心がないと思うことは、何を改善する目的なのか分からず薬を飲まれている方いますよね。先生にすべて任せているから的な…複数のクリニックで名前は違うが効能は同じ薬が出されていたり、何の注射を打たれているのかも知らない方もいます。




もう少しご自身の体と向き合ってほしいと思います。健康になる為には何が必要で不必要なのか見つめ直すことで高い相乗効果が生まれると思います。

そこで首コリがツライ方に確認しておいてほしい血液検査項目があります。



それは、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と善玉コレステロール(HDLコレステロール)の比率で動脈硬化の状態をご確認頂きたいのです。



前回のブログで記載していますのでこちらをご参考下さい。

https://tlbc.info/%E4%BD%93%E8%AA%BF%E4%B8%8D%E8%89%AF%E8%A1%80%E7%AE%A1%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%AF%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%99/




硬くなり柔軟性が乏しい状態に強い張力をかけると血管が傷つく危険性がありますのでご注意下さい。


首コリでお困りの方は
レントゲンで頸椎の現状を確認
血液検査データで動脈硬化の項目を確認

この二つは最低限必要です。


また、突然後頭部やうなじ付近に激しく強い痛みを生じることがあります。必ずMRI検査を受け脳や椎骨動脈を診てもらっておいてください。




■首コリは頚椎関節の歪み

首をボキボキ鳴らしたくなるのは、頸椎の歪みにより関節が固くなり血行不良を起こしていることが大きな要因です。実際に歪みをレントゲンで確認し正しい位置に矯正を掛けていくと鳴らす回数が大幅に減少し気づくと鳴らさなくなっています。お客様から「気づいたらボキボキ鳴らさなくなっている(喜)」との声を沢山頂戴しているからです。




もし、首コリでお困りの方、マッサージを受けても首コリを繰り返している方は一度未病検査(レントゲン検査)を受けられてください。


何故首が右に回しにくいのか?ボキボキ鳴らしたくなるのか?その原因をご自身の目でご確認頂きたいと思います。

首が楽になりたい方は私(ささき)までご連絡お待ちしております。






最後まで読んでいただき有難う御座いました。