Blog

健康のはなし

首の痛みは放置してはいけません

TLBC SAKAI OFFUCE ストレートネック 頭痛

首の痛み・・・


誰しもが一度は「首の痛み」の経験があると思いますがいかがでしょうか?

約7割の人が一生に一度は経験する症状と言われているそうです。



特に昨今リモートワークで首の不調や痛みを訴えている人が増加していると思います。



首の不調や痛みは肩こりや頭痛の要因になりますし、何よりも仕事の効率がダウンします(辛)。



また、長時間の座位姿勢保持により、悪い姿勢が身に付き背中や腕の痛み、そして腰痛にまで波及する事もあります。



背中の筋肉が硬く柔軟性が失われている方は、顎を前に突き出す猫背の姿勢がきつくなりやすく、自律神経バランスが乱れやすくなりますので、早めに対処する事が望ましいです。



ところで、実際に首が痛い時は皆さまどうされていますか?




基本的に余程でなければ痛み止めを飲んで我慢するという方結構いらっしゃいますよね。

TLBC SAKAI OFFICE 頭痛

特に女性で主婦の方が多いように思います。



以前お越し頂いた主婦業のお客様を治療させて頂いた時、全てに於いて家族を優先しているので『自分事(カラダのケア)は、割といい加減にしていた(笑)けど、こんなに楽になるならもっと早くに来てたらよかったわ』と喜ばれていました。



痛みを我慢する、ましてや鎮痛剤を頻繁に使用しているのであれば、早急に対策を取るべきです。



状態は悪化する一方なので、やはり痛みを感じる”原因”を知り適切な処置をうける対策を取るべきです。
※鎮痛剤の副作用などについてはまた記載します。



例えば、長年痛みでお困りの方は、医学的な要因が無いか確認する為に病院で必ず検査を受ける事が大切です。



しかし、病院でレントゲン撮影を受けて「骨に異状はない、整形外科的には特に問題はない」と”器質性の問題”ではなく”機能性の問題”だと判断された場合は、特別な治療がない為、首の牽引や電気治療、シップと痛み止めをもらって病院を後にすることが多いです。


それでも痛みが改善しない場合は、近所の整骨院や整体、マッサージに流れていく・・・このようなケースが多いですね。(実際にこのような経験をされている方の話を聞きます。)

では原因が”器質性の問題”の場合とは・・・

まず”器質性”とは、症状や疾患が臓器や組織の形態的異状にもとづいて生じている状態という意味です。




例を挙げると

◆頸椎症(変形性頸椎症)

◆頸椎椎間板ヘルニア

◆頸椎症性神経根症

◆後縦靭帯・黄色靭帯骨化症

などがあり手術や投薬などの処置があります。



症状の緩和や進行を遅らせることを目的としている為、痛みの軽減が期待できます。



しかし、根本原因は残っている為、悪化し最終的には手術を余儀なくされる・・・ことになりかねません。



「首の痛み」は、ほおっておくと確実に悪化するので早めに対応をして頂きたいと常々思っています。



その際、痛みの原因をきちんと説明があり、そして治療方針を提示してもらえる治療院を選んでくださいね。



私(佐々木)も27年前に交通事故に遭い首を痛めた経験があります。



後ろからバットで首を殴られた様なきつい衝撃でした。



首は全く動かせないし、微振動で激痛・・・しかし、整形外科で「骨は折れていないから問題ない」と言われ、1日3回の痛み止めと牽引治療を1か月続けました。




楽しい事以外何も考えていない若かりし頃でしたので、通院が面倒になり、痛みも無くなり「治った!」と勘違いをしていた私はすぐさま示談に応じて(めでたく?)治療終了となりました。



煩わしい通院も保険屋とのやり取りもなくなりスッキリしたと喜んでいたのもつかの間・・・その数か月後より首の痛みや頻繁に寝違えるし、頭痛にも悩まされるようになりました。



痛み止めの効果を「完治した」と勘違いしていたのですね・・・。



無知は恐ろしいです。



それから、現在私(ささき)が取り入れているTLBCテクニック(骨格矯正治療)に出会うまでの間、首の痛みや頭痛のストレスを感じて暮らしてきました。

 ですから私(佐々木)は「首の痛み」の辛さ・・・共感できます。



本当にストレスです。



痛みが強くなる時はほんとうに気が病んでました、何もしたくない・・・と言うよりできませんし、横になっても痛いし辛いし・・・。



出来る限り早い段階で原因を確認されて頂きたいと私(ささき)は本当に思います。

■首の痛みに関係する配列や構造についてまずお伝えします。



※過去のブログにも記載しており内容が重複する箇所も御座いますが、とても大切な事なのでぜひ読んで頂ければと思います。



〇首の構造や配列



首の骨(頚椎)は、7個あります。



積み重なった7個の骨(椎骨)の上に、重さ5~7㎏の頭をのせてバランスを取りながら支えています。



真っすぐ立った状態で、首を30度下げると首に掛かる負荷は18㎏まで上昇します。



さらに60度まで下げると27kgも首に掛かります。
※スマホ操作はほどほどにしておいたほうが・・・



家事や仕事、スマホ操作など日常的に下を向く動作が多い現代人にとって首の痛みは必然なのかもしれません。



そして、首(頸椎)に上下に一対の関節があります。



この関節面がスムーズに動き、可動域が広がることで上下左右・回旋と柔軟で複雑な動きを可能にしています。



そしてこの滑らかな動きを作り出すには、頸椎の配列が重要となります。



この配列の状態により、頸椎の関節や首の筋肉に掛かる負担が大きく変わります。



頸椎の配列が正常に近いほど首への負担は少ないです。



逆にストレートネックや首猫背のように正常から外れた状態は慢性的に首への負担が掛かる為、首の痛みを引き起こしやすくなります。



あなたの首のカーブは前?後ろ?真っすぐ?ですか?



ちなみにレントゲンでみるとこんな感じです。


こちらからどうぞ
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓

画像で比較すると良くわかりますよね。



首の痛みでお困りの方は、頸椎の配列を調べる重要性に気づいて頂ければ嬉しく思います。



〇加齢や偏った食生活(栄養バランスの乱れ)は、頚椎の老化や骨と骨の間にあるクッションの役割をする椎間板(ついかんばん)の変形を進行させます。



椎間板の変性⇨骨の変形へ悪化し慢性的な痛みを引き起こす要因となります。



〇「痛み」だけではなく「しびれ」を発症する場合もあります。



頚椎の中央に、脊髄(せきずい)神経があります。



その脊髄から枝分かれした神経が、背骨の関節の横を通り肩や腕へとつながっています。



そのため、頚椎の変形や関節の炎症により神経が圧迫されると、首の痛みはもちろんの事、腕の痛みや手指のしびれを発症します。



「しびれ」症状が起こるようになると、治療に長い時間が必要となり、状態によって手術が必要となります。



首の痛みのほかに、しびれなども発症している場合は早急に対処が必要ですのでご注意ください。



※家族や同僚で首の痛みや痺れなどの症状でお困りでしたら私(ささき)までご連絡お待ちしております。





本日も最後まで読んで頂き有り難うございました。