これからの梅雨の時期に入りますね(汗)
気圧の変化を受けやすくなり体調を崩したり頭痛やめまいの症状でお困りになられる方が増えます。
とはいえ、気圧の影響を受けて激しく症状が表れる方もいれば、それほどの方や全く問題ない方と様々です。
なんで?と思われている方も多いでしょう。
その要因として頸椎の問題による自律神経バランスの乱れが関係しています。
体調不良や頭痛で検査を受けても原因が分からず、自律神経失調と診断を受け症状が改善せず辛い思いをされている方が多く、多大なストレスを受けられています。
そのストレスにより交感神経が必要以上に緊張し自律神経バランスをさらに乱していくのです。
この交感神経の仕事は、体を活発に動かす時や心拍数を上げる時に働く神経です。
交感神経が過剰に働くと、抹消の毛細血管を収縮させ、また運動神経の興奮により筋肉の収縮が強くなり、結果血管が圧迫され血行不良を引き起こします(汗)。
血流が悪く体内の疲労物質が滞る→疲労物質から発痛物質となり痛みを強く感じるようにもなります。
この痛みの悪循環から早く脱出しなければいけません。
その為には筋肉を弛緩させて血流を改善させる事です。
血液の流れにより痛みの原因となる発痛物質が流れていきます。
と、一見簡単なのですが、
なぜ血流が悪くなったのかにここにフォーカスする必要があるのですが、症状が落ち着き喉元過ぎると放置されがちです。
血流が悪くなる→血管が圧迫されている。
圧迫している原因は?筋肉?関節?椎間板?と探っていくことが大切。
その原因によって対応が違ってきます。
〇例えば筋肉の柔軟性の問題。
運動やストレッチは多少効果がありますが、なぜ慢性的な肩こりなのか?疲労物質が蓄積しやすいのか?を考える必要があります。
▼疲労物質と言われている「乳酸」の代謝や消費が低下している。
これはビタミンB群とミネラルの不足が原因です。
特にビタミンB 群は、乳酸の代謝に大きく関わる重要な栄養素です。
しかし、ビタミンB群は精製穀物(白い炭水化物)や砂糖を沢山召し上がると消費が進み不足しやすくなります。普段の何気ない食生活がご自身のカラダの不調を作っている可能性がありますので、一度ご自身の食事内容を見直してみて下さい。砂糖の摂り過ぎに注意してください。
砂糖の話しで、以前参加した未病ドクターの笠木先生の勉強会で聞いた内容ですが…”やたらと甘い物が食べたくなる時”ってありますよね。
これは東洋医学的に胃腸が弱っている証拠だそうです。
欲求のまま甘い物を食べていると余計に胃腸を弱らせて冷えや浮腫みやすくなります。
また余分な水分がうまく排泄されない為、湿疹や炎症を起こしやすくなるそうです。
浮腫んでいる場所(水たまり)は、老廃物が流れ込み、溜まるとポリープの原因(>_<)になると言われていますので注意して下さい。そして、砂糖の甘みはダイレクトに消化器系を弱らせると言われています。
摂り過ぎ注意です!!
〇次は関節・・・関節が硬くなる
これまでも頸椎(首の骨)の配列についてお伝えしましたが、関節が硬くなる理由は関節の変形が関係しています。
…と言われても今一つ実感しません。
皮膚や体の老化は鏡で確認できても骨の老化の進み具合はレントゲンでしか確認できないから。
例えば膝関節の変形
片側、両側と変形するパターンは違いますが、体表からでも明らかに弯曲(O脚)
しているのが判ります。膝関節の変形が悪化すると歩行困難、しゃがめないなど日常生活に支障をきたし、最終的には人工関節置換手術を受けられる方も沢山いらっしゃいます。
これは頚椎(首の背骨)や腰椎(腰の背骨)でも同じで、変形が進行すると椎間板が消失し椎間が狭窄し、場合によっては手術が必要になるケースも沢山あります。
出来る事なら手術を受けなくても済むように予防したいと思いませんか?そのためには、まずご自身の背骨の状態を確認しておく事が大切です。
今回は背骨の老化と言われる変形についてお伝えさせて頂きます。
知らない間にドンドン骨の老化は進んでいきます是非ご覧ください。
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過去に整形外科で首や腰の椎間板が狭くなっている事を指摘された経験があるならば、頸椎や腰椎の変形が進行している可能性が高いです。
椎体と椎体の関節面に炎症が起こると関節軟骨が消耗し関節面がむき出しになり、そして変形が進み、関節の動きに制限が掛かり徐々に拘縮していきます。そして当然ながら痛みの原因となります。
鎮痛剤で対処される方は、痛みが感じない為、無理矢理関節を動かします。
硬く、動きの悪い関節を無理に動かすとさらに悪化させ炎症を発生させています。
頚椎の根本的な問題を放っておくと必ず進行し深刻な問題となり、大きなストレスを抱えることとなります。
そのストレスは自律神経バランスを乱す要因となります。
肩こりがひどい…首の痛みを繰り返す…寝違えやすい…など、首の不調を繰り返している方は頚椎の状態を一度きちんと調べられることをお勧めします。
本日のまとめ
〇痛みはストレスの源であり自律神経のバランスを乱す
〇筋肉が凝り固まっている人は疲労物質の乳酸の代謝が悪い人⇒ビタミン・ミネラル不足
〇ビタミンB群はコリの解消につながる
〇砂糖は胃腸の働きを弱める
〇知らない間に骨の変形(老化)が進む
〇甘い物・糖質が好きな人は骨の変形が進みやすい
最後まで読んでいただき有難うございました。