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健康のはなし

いつの間にか骨折を予防しましょう

TLBC OFFICE SAKAI腰痛

まさかと思いますが、ちょっとした事で骨がつぶれたりするんですよ。


レントゲンを拝見させて頂いていますと、へしゃげた椎体(背骨)を見つけることがあります。

これ骨折しているんです。



転倒して臀部(おしり)を着いた際に、下から突き上げられる力と上半身の重みで骨を挟みこむように強い圧が掛かり、それに耐えられず骨がクシャっとつぶれたのです。

「圧迫骨折」という言葉を皆さんお聞きになられた事あると思います。


骨の強度が落ちていると転倒の仕方によっては簡単に骨がつぶれます。
前に屈んでくしゃみをした時にクシャっと骨折…なんてこともあります。



60代以上から一気に増える「骨粗しょう症」により骨が脆弱していた結果です。


最近は「いつの間にか骨折」と、気が付かない間に骨が折れているケースも少なくありません。



腰痛で整形に行きレントゲン摂ってもらったら腰の背骨が折れていた・・・など実際に沢山あります。


そして「骨粗しょう症」と聞くと、更年期を迎えた女性、高齢の方によくある「骨の病気(老化現象)」と考えがちですが・・・



それは間違いです!!



実は、40代後半からそのリスクが高まっているのです。



私はまだ若いからダイジョウブと、根拠なき自信・過信されている方が沢山いらっしゃいますが・・・
ホントウニダイジョウブですか・・・




◆骨粗しょう症って何?

簡単にいうと骨からカルシウムが流れ出し、骨がもろくなる病気(老化現象)。

骨は、コラーゲン(タンパク質)で出来た土台にカルシウムが沈着して作られています。

大切な神経や臓器を守る為、骨って頑丈に作られているはずなのですが、骨粗しょう症になるとちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。




◆その骨はどうやって作られるのか?

骨を壊す破骨細胞と骨を作る骨芽細胞が活動を日々繰り返し、少しづつ古い骨から新しい骨へ生まれ変わっています。

この関係がいつまでも続けば良いですが、20歳頃にピークをむかえる骨量は、40代までは維持し、40代後半から徐々に低下していきます(汗)

加齢と共に
破骨細胞が増える⇑⇑⇑⇑⇑
骨芽細胞が減る⇓⇓
・・・となり、骨の強度はどんどん低下していくのです(泣)



特に女性は更年期を迎えるころから、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が少なくなります。

このエストロゲンは、骨の材料となるカルシウムの沈着をサポートするので、減少に伴い更に骨の強度が落ちてしまうのです。



日本の骨粗しょう症患者のうち、男性の約3倍を女性が占めると言われているほどに女性は気を付けて頂きたいと思っています。また、骨の強さは遺伝するとも言われており、母親が骨粗しょう症を患っていた場合は十分な予防が必要となります。

30~50代の女性には、骨粗しょう症はまだまだ先の話と思われるかもしれませんが、血液検査で将来的な骨粗しょう症のリスクを確認する事が出来ます。
将来の不安要素を一つでも減らすために、当オフィスの未病検査で血液状態をご確認ください。



健康な骨は日々の食事から得る栄養素で出来ています。
血液検査データは、あなたのカラダの中の栄養状態を知ることが出来ます。



◆健康な骨を作り骨粗しょう症の予防をしましょう!

健康な骨を作るのに必要な栄養素と言えばカルシウムですが、カルシウムさえ摂ってれば骨が強くなる!は、間違いです。

強い骨を作る上で必要な栄養素のうち2つを今回お伝えいたします。




◆まず丈夫な骨に欠かせない「ビタミンD」

皆さんビタミンDって数値をはかれるのをご存知ですか?
先ほどもお伝えしました、当オフィスの未病検査では、ビタミンDを調べることが可能です。



このビタミンDについて・・・

●小腸でのカルシウム吸収
●骨に沈着させるのを助ける
●骨芽細胞の働きを促す
など、骨形成に様々な働きをする重要な栄養素です。



ちなみにネットで調べたら、
1日に鮭だと60g程度で良いらしく、血中のビタミンDがしっかり摂取出来ているそうなのですが…

”しっかり”??私(ささき)は疑っています。

日本人の8割が血中ビタミンD濃度が低く、ビタミンD不足・欠乏と言われているのに、しっかり摂れているのですかね??


実際に未病血液検査でビタミンDを確認させて頂きますと、ビタミンDの不足・欠乏の方は10人中9人と結構おられます。※ご注意してください


一生懸命カルシウムを摂取しようとされていますが、その前に血液検査でビタミンDの必要性を調べてみて下さい。
今後の骨粗しょう症予防に役立ちます。

◆骨の質を高めるには「タンパク質」

骨を建物に例えるとカルシウムはコンクリート、コラーゲンは鉄骨にあたります。

そのどちらかが欠けると建物は倒壊します。
丈夫な骨を作るには、この2つの栄養が必要不可欠なのです。※他にもありすが今回割愛します。

このコラーゲンは、タンパク質を分解したアミノ酸が原料になります。
原料を仕入れるには普段の食事でタンパク質をしっかり身体に取り入れることが大切。

しかし、実際の食事内容は糖質に偏っている事が多いです。
糖質中心の食事ではタンパク質を十分に摂れていません。



ちなみに…
体重1kgにあたり最低1gの摂取が必要と言われています。



例えば50㎏の方は最低1日50g以上必要となります。

血液や血管、筋肉、皮膚、髪の毛、骨など身体を作る材料として使われてしまうので、貯めることが出来ません。

身体に吸収され次々と体の中で使用されてしまう為、意識的にタンパク質を摂らないと不足します。

鉄骨の数少なく強度が弱い(タンパク質不足⇒コラーゲン不足)ところにセメントを沢山流しても耐震性のある強い建物は作れません。

骨も同じです。

強い骨を作る為には、しっかりタンパク質を摂取し+ビタミンCと鉄も併せて補ってください。

◆「骨粗しょう症」の進行が速い方の共通点は、スイーツ大好き、甘党、炭水化物大好きのように特に糖質の高い食事や甘い物(果物も含め)を好んで召し上がっていることです。

本当に骨が弱くなります…骨格矯正用のレントゲンでも骨が弱くなっているのが確認できます(いや、ほんとやばいですよ)。

カルシウムが抜け出し椎体の形がこんなにも歪(いびつ)になってるなんて・・・と、言われます。

あと、膝関節の変形にも関係してくるのでお気を付けください。



◆またカルシウムの減少は糖尿病のリスク⇑⇑⇑⇑

本来ならば、糖質や甘い物を食べると血糖値が上がる

→血中糖度の上昇を感知する
→血糖値を下げるインスリンが分泌される
→血糖値がさがる

このシステムは皆さんご存知ですよね。



この血糖値の上昇を感知しインスリンの分泌を促す信号を送る役割がカルシウムです。

血液中の糖度が高くなる頻度が多い方は、カルシウムがドンドン消費されるので、その状態が慢性すれば糖尿病のリスクが高まります。そして、骨粗しょう症のリスクも高まります(泣)。



※ちょっと余談ですが…
最近の厚生労働省の研究班による調査で、糖尿病対策としてカルシウムを摂取させていたのですが、カルシウムと一緒にビタミンDを多く摂ると相乗効果により糖尿病リスクを低下させる事が判明したそうです。

少し話がそれましたが、「骨粗しょう症」になるか?ならないか?誰も分かりませんが、しかしリスクは誰しもが持っています。

その時期が早めるのか、遅らせるかはあなた次第です!!




40代で「いつの間にか骨折」…(泣)を避けるためには、最低これらを意識してみて下さい。

食べ過ぎない
糖質は控え目
タンパク質をしっかり
間食を控える
ビタミンDの摂取

を意識して取り組んで下さい。




最後まで読んで頂き有り難うございました。

***本日のまとめ***
◆「いつの間にか骨折」は骨粗しょう症
◆40代でも「いつの間にか骨折」
◆カルシウムの吸収を上げる栄養素ビタミンD
◆強い骨の形成に欠かせない「タンパク質」
◆コラーゲン合成するには
「タンパク質」「ビタミンC」「鉄」が必要
◆この3つのどれかが不足すると強い骨が作れない
◆糖質過多はカルシウムの消費が激しくカルシウム不足になる→糖尿病へのリスクが高まる
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