子供の姿勢が悪くなっていませんか。
ソファに浅く腰掛けて
背もたれに寄りかかり
うつむいた姿勢でスマホやゲームを
長時間続けている…
こんな光景を目にすると
つい姿勢を正すように
注意してしまう親御さんが
多いのではないでしょうか。
私(ささき)もそのうちの一人…
きっと、うるさいなぁって
思われているでしょう。
だら~っと座ったほうが
楽に思えるかもしれませんが
これは間違いです。
骨盤を起こして背筋を伸ばした姿勢で
座るほうが疲れません。
とはいえ…
子供に口うるさく言ったとしても
言われた時は姿勢を正せても
すぐ背中が丸く猫背になっています。
悪い姿勢はデメリットしかなく
子供の時から正しい姿勢への
意識付けは大切だと思います。
子供や孫が元気にすくすくと
成長する姿を見守っていきたいと
誰しもが願いますからね。
『姿勢が悪い=筋力低下が心配』
ネット記事で
「子供のロコモ―ティブシンドローム」が
取り上げられていました。
ロコモティブシンドロームとは、
加齢に伴う栄養不足による筋肉低下、
骨・関節などのトラブルにより
バランス能力、体力、移動能力などが
衰え“立つ・歩くなどの日常動作が
困難”になることを言います。
身体を支える筋力低下や
消化器官の機能低下、
食事量自体が減少して
栄養が不足するなど
高齢の方に多く見られるのですが
意外にも子供の
ロコモティブシンドロームが
懸念されているそうです。
外で走り回って遊ぶ子供も
あまり見かけませんし
糖質・脂質過多の現代食事では
栄養が偏り不足している問題などから
体力(筋力)低下し姿勢が悪い子供が
増えていくと思います。
栄養面を考えた食事
そして正しい姿勢を身に着ける
ことは伝えていかなければなりません。
姿勢が悪いのは仕方ない
私も姿勢が悪いから遺伝かもと
放置してはいけません。
成長期の子供は
特に気を付けてあげて下さい。
とても大切です。
栄養の偏りや運動不足による
筋力低下の上に骨格も歪んだ状態…
歪んだ状態で骨が成長すれば
筋肉が引っ張られていくので
歪みはどんどん酷くなっていきます。
ですから
子供の段階で背骨の歪みを確認し
歪みが有るならば矯正をかけて
成長過程に合わせて
身体のバランスを整えていくことが
大切だと思います。
子供の頃の悪い姿勢は、
大人になったら自然に直るだろう
なんてことはありません。
子供のうちに正しい姿勢を
身につける必要があります。
姿勢が悪いと見た目は
もちろん良くありませんし、
今後、健康面の上でも
悪影響を起こさないか心配です。
例えば「肩こりや首の痛み」
20歳前後で肩こりや首の痛みを
訴える方のレントゲンを拝見すると
首の配列に問題を確認することが
あります。
カウンセリングでは
幼少期から頭痛があった
小さい時から肩こりが酷かった
母親が呼んだマッサージ師に
肩を揉んでもらっていた
鉄棒から落ちて首を痛めた
側弯と言われて親と病院にいった
など子供の頃から
何かしら首や肩に違和感や不調が
あったと聞くことがよくあります。
この様な方の特徴は、
長期に渡り、頚椎(首)に歪みを
抱えていたと考えられます。
子供の頃のレントゲンと
比較できない為、
確証はできませんが
子供の頃から頚椎に問題があったと
考えられます。
しかし、
20代前後で頸椎の歪みに気づき
対処し正しい配列に戻すことは
今後の人生において非常に
プラスになると思います。
▽首が悪いと頭痛が起こりやすい
風邪や体調を崩してないのに
頻繁に頭痛、偏頭痛…
病院の検査で異常が見つからない
場合は首の背骨に問題がある
可能性が高いです。
首の背骨の問題が関係しているなら
骨格の操作が必要になります。
もちろんビタミンやミネラル不足や
睡眠の問題などもあります。
栄養面や睡眠の問題による
頭痛については
また別のブログでお伝えします。
▽姿勢の乱れにより猫背になる
猫背は見た目だけではなく
健康面や精神面にもよくありません。
猫背で前かがみの姿勢になる
→肋骨が開きにくい
→呼吸が浅くなる
→交感神経が優位になる
→常に戦闘状態になります。
イライラや怒りやすいお子さんは
姿勢が関係している可能性があります。
もちろん食生活の乱れによる
栄養不足も関係しています。
※子供に限らず、大人も一緒です
また呼吸が浅くなると
十分な酸素の取り込みが出来ないので、
酸素が隅々まで届きにくく
代謝が落ちます。
筋肉の収縮が少ない
→リンパや血液の流れが悪くなる
→老廃物が溜まりやすい
→疲労回復の効率が悪くなり
疲れやすい…だるい…
いつもしんどい…元気がない…
と大人と変わらず
子供たちも姿勢の崩れにより
様々な体調不良を感じます。
このように姿勢が悪いと
デメリットしかありません。
まさか~
子供なのに背骨が歪んでいる
わけなどないと、
思われている親御さんが
いらっしゃいます。
しかし、子供も大人と同じように
骨格が歪み姿勢が悪くなります。
▽頸椎・腰椎ヘルニアになりやすい
本来私たちの背骨はS字上に緩やかに
湾曲しています。
首は前弯、胸は後弯、腰は前弯に
カーブしています。
姿勢が悪くなると正しいカーブを
維持しにくくなります。
例えば猫背になると
首の背骨が後ろ側へ丸くなります。
本来7個の首の背骨が
前弯カーブを形成し
頭の重みを分散させ
骨と骨の間にある椎間板の負担を
軽減しています。
しかし、猫背で首が後ろへ丸くなると
背骨の一か所に頭の重みが集中し
椎間板に負担が掛かり続けて
傷んでいきます。
この状態でスポーツをして
椎間板に急圧が掛かる動作で
椎間板ヘルニアを発症する可能性が
高くなります。
お子様がスポーツを始める際は
事前に背骨の状態を確認されることも
大切です。
子供の将来を考えますと
早い段階で一度背骨の状態を
確認することをお勧めします。
※背骨の状態に異常を
確認しなければ筋力の問題です。
背骨の支持筋がつけて
日ごろから意識することで
自然に姿勢もよくなっていきます。
姿勢を注意するように
声をかける事も必要ですが…
レントゲンで骨格の状態を
確認し、歪みを正しながら
成長を見守ることが大切だと思います。
子供や孫の姿勢が気になる親御さんは
ご連絡お待ちしております。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。