腰の椎間板ヘルニアと診断されても焦って手術に踏み切らない方がいいです。
と私（ささき）の一意見ですが、腰痛でお困りの方が沢山いらっしゃいます。
おはようございます
TLBCオフィスのささきです。
私のお客様で慢性腰痛でお困りだったAさまは、整骨院で腰のマッサージを受けられていました。筋肉がほぐれて血流が改善し腰痛が軽減されていたそうですが、ある日ぎっくり腰をされてから一気に状況が激変しました。
激痛で受診した整形外科で「腰椎ヘルニア」と診断されて、手術しないと治らないと手術を勧められたそうです。
血行不良が腰痛の原因であれば、マッサージや温めて血液の流れが良くなれば一時的な改善が望めます。しかし、今回は行不良が問題ではなく「腰椎ヘルニア」。
「マッサージを受けてこれまでケアしてきたのに…まさかヘルニアの手術しないといけないとは…（悲）」と、非常にショックを受けられていました。
ヘルニアは、椎間板に急圧がかかり髄核が幕を突き破ってヘルニアを発症します。
ちょっとした動作でヘルニアを発症する場合は、ヘルニアを発症した箇所に以前から圧が掛かり続けていたと考えられます。手術ではその飛び出した（ヘルニアした）箇所を切り取ります。
手術は結果への処置です。
考えるべきは椎間板に負担を掛かけ続けていた原因は何だったのか？？です。
原因に着目し着手する必要があると私（ささき）は考えます。
慢性的腰痛に対してマッサージ（対症療法）も同じで、原因への対処ではありません。残念ながら一時的な解消でしかなかったのです。
Aさんのカラダの中ではヘルニアが発症しやすい状態へ知らない間にどんどん進行していたと想像がつきます。（怖）
私（ささき）は、これまで体にメスを入れた経験がないので、ヘルニアで体にメスを入れなければならないとドクターに言われたら…
正直めっちゃ怖いです…
ですが、なんとかこの痛みや症状から解放されたい！！と、手術を受けられる方が沢山いらっしゃるようです。しかし、手術を受けて完全にヘルニアが治ったという声は多く聞きません。
カラダにメスを入れるだけが選択肢ではないことを 皆様にも知っていただきたいと思います。
では、なぜ腰椎椎間板ヘルニアの治療を受けても今一つ改善しないのか？？その理由としてこの様なデータがあります。
◇腰椎椎間板ヘルニアになる主な原因◇
●頚椎の歪み…79%
●骨盤の歪み…13%
●食生活の乱れ…5%
●その他…3%
腰のヘルニアなのに頚椎の歪みが約8割を占めています。
実際に腰痛を訴えられている方の骨格をレントゲンで分析すると、骨盤や腰に歪み（異常）は確認できずに、頚椎（首）の歪みを確認するケースが結構あります。腰椎椎間板ヘルニアの主な原因の8割が「頸椎の歪み」と言われていることも、納得できます。
なぜ頚椎が関係して腰椎椎間板ヘルニアを発症するのか？その原因について説明させて頂きます。
その前に、あなたが整形外科で「ヘルニア」と診断されたらどの様な質問をドクターにされますか？
「どうしたら治りますか？」
「それはどれくらいの期間が掛かりますか？」
「手術をしなしといけませんか？」
など、処置を優先的に質問される事が多いです。
しかし、”どうして腰椎椎間板ヘルニアを発症したのか？”と、考えられる原因について質問される方は少ないです。
私（ささき）も、実際、レントゲンやMRIを診ながら「あ～ここがヘルニアしていますね。手術が必要ですね。」とドクターに言われたら、正直怖いです。
「ヘルニア」は怖い＝手術をしないと治らないと思い込まされている方も多いですが、手術をしなくても良くなる方法はありますので、直ぐに手術に踏み切ることはなさらないで下さい。
このヘルニアは、特に腰の一番下の腰椎と仙骨の間にある椎間板が好発します。
では、何故腰の一番下に「腰椎椎間板ヘルニア」が多いのか？
これは骨格構造で説明しますと、人の背骨は、26個で構成され、その骨の間に椎間板がクッションとして存在します。ほかの椎間板でもヘルニアが起こってもおかしくないのですが、なぜ一番下の椎間板に多いのか？
二足歩行の人間は、縦軸に重力が掛かるので骨格構造重力理論から考えても、当然一番下に圧（負担）が掛かります。
つまり、手術やマッサージなどの対症療法よりも腰の一番下に掛かる負担を軽減させることが、ヘルニアの症状を緩和させる一番の近道だと考えます。
では、骨格重力理論から考えられる原因とは「頚椎（首）」です。
「頚椎（首）」が何らかの原因で歪むと、頭の重み(約6～7㎏)を頚椎で支えにくくなります。
支えきれない頭の重みがどこに負担を掛けるのか？これが腰の一番下の背骨の「椎間板」なのです。
TLBCオフィスにお越しになるお客様で腰椎椎間板ヘルニアと診断された方は沢山いらっしゃいます。
「手術が必要と言われたが手術は避けたい」
「○○さんが良くなったと聞いてきました。私も何とか手術をせずに良くならないか」と…ヘルニア改善を望まれて来院されます。
レントゲンを拝見させて頂き、お客様の要望に添えるかどうかをきちっとお伝えさせて頂きますが、残念なのですが、誰しもが矯正治療が適用するわけではございません…矯正を断るケースも御座います。
なかには、手術後に症状が改善せずにお越しいただく方もいらっしゃいます。
手術で症状が改善しますと言われて決断し受けましたが、痺れはなくなったけど腰は痛いです…
同じ姿勢を続けると太ももから脹脛（ふくらはぎ）にかけてだるく、痛くなる…
など、手術を受けてスッキリ改善したというお話をあまり聞いた事がありません。
そして手術を受けた方から手術を勧める話は聞きません。
むしろ、こんな治療があるのだったら先に診てもらっておけばよかった…と、おっしゃられています。
手術をされた方で腰痛に苦しんでおられる方
ヘルニアと病院で診断された方
腰痛で仕事や生活に支障を来している方
ご自身の骨格が正しく整列しているのか？
そして骨盤が正しい位置にあるのか？
ご自身の目で確認される事をお勧めします。
病院でMRI検査をすれば10人中9人まで「ヘルニアです」「軽いヘルニアです」と言われ…そして「ヘルニアは、そんなに酷くないですがこれ以上酷くなると痛みやシビレが強くなるので、今のうちに手術した方がよいでしょうね」（恐）と言われたり…
私（ささき）は、手術は最終手段と考えヘルニアの原因を探求すること。
そして今できることは何か！と、アクションを起こしてください。
ヘルニアでお困りの方がいらっしゃいましたら私（ささき）までご相談ください。
最後まで読んでいただき有難うございました。
