Blog

健康のはなし

肩のトラブル四十肩・五十肩 その弐

TLBC OFFICE SAKAI 五十肩四十肩

肩の痛み四十肩・五十肩の原因

連日、新種の変異ウイルスの話、病床数の話や感染者数をつたえる報道の中、コロナ感染の後遺症を訴える方が沢山いらっしゃると言っていました。



そういえば、以前テレビでコロナ感染の後遺症で体調を崩している母と娘の事を取り上げていたのですが、そこで気になったことがありました。


食事内容が酷すぎる・・・


調子があまり良くなく食事を作れない為、調理が簡単なレトルト食品や菓子パンを食べているそうです。
確かにインスタント麺やレンジで温める加工おがずに菓子パンが積まれた様子が流れていました。



超々糖質&添加物のオンパレードではないですか・・・。
「そりゃあかんやろ・・・調子も良くならんでしょ」


食事を作る元気がないとはいえ、タンパク質摂取として”ゆで卵”ぐらいは作って食べてほしい。
※タマゴがタンパク質摂取に優れていることについてはまたお伝えさせて頂きます。

もしくは栄養が吸収しやすいサプリメントを活用するとか・・・もっと体を回復させるための栄養をカラダに取り入れなければ、薬に頼り切っていても改善は困難、多くの時間を要するでしょうね。

仮に基礎疾患をお持ちだったとしても、このような食生活を続けていては良くなるものも良くなりません。



私たちのカラダとココロが毎日の食事(栄養)から作られている事
「カラダに悪い」入れるべきではない食べ物は何か?
カラダやココロにいい(必要な)食べ物とは?


など、正しい情報を知っていると知らないでは違います。
そして実際に取り組むことで更に大きく違ってきます。

未病(病を未然に防ぐ)を意識して日々取り組みを続けていると本当にカラダの調子が良くなります(ホントに)TLBC OFFICE SAKAIストレートネック


私(ささき)は、コロナ対策として毎日卵を5個食べています。
+αとして、プロテイン、ビタミンC・ビタミンDを摂取しているので、風邪や体調不良で病院に掛かることもなくなりました。

本当に調子イイです!(^^)!


タンパク質(プロテイン)&ビタミンC&ビタミンD 本当におススメです!!

TLBC OFFICE SAKAIストレートネック



冒頭の話が長くなってしまいました・・・すいません。
前回に引き続き肩の痛みについてお伝えいたします。


五十肩・四十肩を経験済みの方は、辛さをよくご存じかと思います。
二度と同じ痛みを経験したくないと誰しもがおっしゃっています。


ちなみに…五十肩・四十肩について整形外科のHPによりますと・・・


発症から約2週間の急性期は、運動時痛に加えて安静時痛や夜間痛が起こり、徐々に関節が固くなり、肩の動きが制限されるようになります。

その後、慢性期に入ると、徐々に痛みが軽くなり、日常生活でも不快さは減りますが、動きの制限は残ります。

そして回復期。
痛みも減り、少しずつ動かしやすくなり、ゆっくりと回復していきます。

自然に回復することがほとんどですが、元通りになるまでには約1年の経過が必要。

また関節の動きが極端に悪くなった人は、回復に数年かかることもあります。


・・・・・ここまで引用・・・・・



急性期は、疼くし、少し動かすだけで雷に打たれたような超絶激しい痛み(泣)や、痛みにより寝返りが困難となり寝不足に・・・心身共に疲労困憊状態に陥ります(悲)。

治療に来られた方の中には、自然に回復するから普通にしてたらいいと周りから言われたことを(不親切で無責任な発言)、鵜呑みにして10か月放置した結果、靭帯が骨と癒合し腕が完全に上がらなくなった患者さまがいらっしゃいました。

こうなるとオペしかありません。

他人の意見やアドバイスに耳を傾ける事も大切ですが、発症の要因は個々に違いますので、まずは医学的な検査を受けて下さい。



異常がなければ他の要因(前回の内容)も調べ対処しなければなりません。
             ↓↓↓↓↓↓
「肩の痛みでお困りの方へ五十肩・四十肩の原因」

TLBC OFFICE SAKAI 五十肩四十肩




五十代、四十代に多発する肩のトラブル、この肩関節について少し説明します。

肩関節は、鎖骨・肩甲骨・上腕骨の3つの骨で構成され、それぞれに関節があります。

肩関節の構造は、乙と凸で組み合わさった関節ではなく、球体(腕の骨)と受け皿(肩甲骨側の関節面)が浅く不安定なのですが、その分、様々な角度や方向、大きく回すなど広範囲に可動させる事ができるなどメリットがあります。

逆に言えば浅い=脱臼し易いとも言えますよね。



先ほどもお伝えしたように、非常に不安定な構造をしているので、肩関節への衝撃は関節の軸のズレを起こすので、早めに軸を調整する治療が必要です。



また不安定な構造上、どうしても筋肉や靭帯組織に大きく依存しています。



筋肉や靭帯組織を傷つける外傷や使用頻度が多く負担を掛け続けていると、当然、肩関節に不具合やトラブルを引き起こします。



外傷やオーバーユーズ以外に考えられるのは

「偏った食生活・食習慣」

「加齢に伴う老化」

「運動不足」

「姿勢の影響」

などあり、これらの様々な要因に対して対処方法も変わります。




今回は、その中の「姿勢の影響」についてお話しします。



先程もお伝えいたしましたが、肩関節は鎖骨、肩甲骨、上腕骨の3つで構成されています。

ここで重要なのは肩甲骨。


肩甲骨の可動範囲の問題が肩関節のトラブル要因のなると考えられます。

肩の上がりが悪い(四十肩、五十肩)の症状で、私(ささき)の治療を受けた方は分かると思いますが、必ず脇の後ろ側を掴まれて「痛っ^^;」、または、鎖骨下の外側を圧されて「痛っ^^;」ってなっている方が多いですが、肩甲骨の動きが非常に悪くなっている(硬くなっている)事を表しています。



私たちの日常生活では、カラダの前面、そして胸より下辺りの低いポジョンで日常作業をする事が大半です。
(一般的には)


下を向き、軽度の前傾姿勢になり、両腕はカラダの前に位置する(両肩関節が内側に入り込む感じ)。
この姿勢は、首から背中に掛けて円背の姿勢(猫背)となります。

猫背の方は、背中の筋肉を常に緊張させている状態なので、首~肩甲骨の内側に掛けて筋肉が硬結し、その上約5~6キロある頭の重みが掛かる為、首の後ろから両肩甲骨の内側が血行不良を起こします。

肩甲骨の周りの筋肉も固くなり、可動域がどんどん狭まり肩甲骨の動きがさらに制限されていきます。

そして血流が悪くなり、固くなった筋肉が末梢神経を圧迫し激痛(泣)となります。
これが動かした時の激痛の原因です。



当オフィスの未病検査(レントゲン検査)で猫背やストレートネックと言われたお客様は、矯正治療を受けて頂いていますが、必ず+αとして肩甲骨を頻繁に動かすこともお伝えしています。

これ相乗効果が高いです!!




しかし、間違った動かしている方が沢山います。


矯正治療後、セルフケアをお伝えする際に、肩を回して頂きチェックしますが・・・驚くほどに肩甲骨を動かせていない方が多いです(驚)。


ご本人さまは、一生懸命に腕を回しているつもりなのですが・・・ほとんどの方はカラダの前側や真横で回します。
これでは肩甲骨の可動が非常に乏しく効果はありません。※当オフィスのお客様には、矯正治療と同時にオフィスに併設しているマシンでリハビリの指導を受けて頂いてます。

正解は、肘を後ろ側へ引きながら体の横で大きく肩を回すイメージです。
もっと言うなら、肩甲骨を肋骨から剥がすようなイメージです。


でなければ、肩甲骨をしっかり動かせていません・・・(泣)。



肩甲骨を動かす体操は沢山ありますので、日常のケアとし意識的に肩甲骨を大きく動かして下さい。




あと姿勢に大きく関係する事が、頚椎の歪みです。


猫背やストレートネックの方は特に下部の頸椎椎間関節や椎間板に負担が掛かります。
下部頸椎はちょうど首と背中が繋がっている辺り。



    

     

     このあたり⇒





脊髄神経から背中や腕へ走行する神経が複雑に走行している箇所なので歪みの悪化は頸椎ヘルニア、狭窄症、頸椎症など重い症状を伴うリスクが高まります。

TLBC SAKAI OFFICE腰痛

この歪みに対して矯正を掛けておくことは、これらの将来的リスクの回避を見込むことが出来ます。




五十肩・四十肩でお困りの方は、猫背・ストレートネックなどの原因となる頚椎の歪みをレントゲンで確認し、原因を確認しましょう。


頚椎の歪みを確認したら矯正治療を受けて頂き、肩関節や肩甲骨周辺のリハビリを同時に進めることで早期に五十肩・四十肩改善を見込めます(経験上)。

TLBC OFFICE SAKAIストレートネック



五十肩・四十肩の治療として、「首や背中、肩周囲がこってますね~」とただマッサージを施す治療院もあるようですが、医学的要因を検査で確認する、そして医学的要因がなければ原因を見つけだし的確にアプローチしてもらえるところで治療をお受け下さい。





今回は五十肩・四十肩に姿勢の悪さ(頚椎の歪み)が関係している事をお伝えさせて頂きました。
五十肩・四十肩でお困りの方でご自身の頚椎の問題を詳しく知りたい方は、私(ささき)までメールをお待ちしております。

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。