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健康のはなし

ヘルニアの原因・対処方法

首や腰のトラブル【ヘルニア】について・・・

◆骨格
◆栄養


この2つから原因や対処方法をお話しさせて頂きます。

みなさまは”ヘルニア”と聞いて何を想像されますか?


椎間板がはみ出た状態
痛いし痺れる
腰のヘルニアが多い
手術が必要


この辺りでしょうか。。





そしてヘルニア⇒腰⇒足のしびれと思われる方が多いようです。


確かに・・・私(ささき)が整骨院で弟子になりたての頃は、”腰のヘルニア”を患っている方が沢山来られていましたので”ヘルニアと言えば腰でしょ”と思っていました。


しかし、近年は腰のヘルニアよりも”首のヘルニア”が急増加しています。
(ヘルニアの初期症状に至っては20代や30代も多い)



私(ささき)は、そもそも首に歪みを持っている方が、パソコンやスマホ、タブレットの長時間使用により首の椎間板へ負担を継続して掛け続けた結果ヘルニアを発症した・・・これが増加の大きな要因だと考えています。(もちろん食生活も関係しています)



ヘルニアの初期症状でもある”首の不調”や”重度の肩こり”を訴える方が大勢いらっしゃいます。



首の不調や肩こりの対処として、マッサージサロンや整骨院へ頻繁に通い、兎に角”揉んでもらう”・・・事で解消している方が大半ではないでしょうか。(たしかにスッキリして気持ちがいいですからね)



しかし、ここで注意して頂きたいのは。。。



その首の不調や肩こりはどこからきてるのか?



運動不足?
血液がドロドロしてる?
神経の伝達がうまくいってない?
え、実はヘルニアの初期症状だった?



なぜその状態(結果)を導いたの?と原因を確認するべきです。



そして、その原因に対して適した処置を施す事で改善へ近づいて行くのだと思っています。
(原因が運動不足により血行不良ならば、運動不足を解消する習慣をつけるなど)

◆ある女性の話ですが・・・



毎日デスクワークで肩こりが酷く、会社の近くの整骨院でマッサージを受け続けていました。



揉んでもらい日々の肩こりを解消できていたのですが、徐々にすぐに元に戻るようになり、肩こり以外にすぐ首が痛くなったり、指先に違和感が表れ始めました。



マッサージに通いながら、痛み止めや湿布で対応していましたが状態は良くならず、そして指先に感じていた違和感が痺れに変わり始めたことも有り、不安・心配になりご連絡を頂きました。

未病検査の一つのレントゲン撮影で確認したところ、正面から見ると「くの字」に首が曲がっていました。

『え、私の首が、くの字に曲がっている??』初めて知りましたと…驚かれていました。

首の痛みや指の痺れは、肩コリが直接的な原因ではなく、頚椎の問題が大きく関わっている可能性が強い点と、これはマッサージでは良くならない事をお伝えしました。



※首が『くの字』に曲がるって・・・イメージしにくいと思います。
こちらをどうぞ→https://ameblo.jp/tlbc-sakai/entry-12222996355.html





いかがでしょう。
『くの字』に曲がった頚椎…ご覧頂けましたか?



ヘルニアの初期症状として、必ず肩こり・首の痛み・背中の痛みが記載されています。

日常的に、首の痛みや重度の肩こりを度々繰り返す原因を『ただの肩こり』と思われているなら、それはちょっと危険です。



まずレントゲンで首の状態を確認されておいて下さい。



首の歪みは放置すると、大体が歪みが酷くなります。



そして、歪みにより症状が酷くなると日常生活に支障をきたす辛い症状へ悪化する可能性も高くなります。

ちなみに、痛みの変化として


1 .肩こり 首の痛み 背中の痛み ダルみ
※じっとしているとなんとも言えないダル痛さ


2 .+腕の痛み だるさ
※腕の中の方がずっと鈍くだるく痛い感じ
※問診中も無意識に腕をさすっている
※夜も痛くて疼くので睡眠不足になる


3. +手の痺れ 指の痺れ 手のむくみ
※常に痺れている


4. +握力低下 筋肉の萎縮。。。(汗)
(※…患者様の主訴を参照させて頂いています)



頚椎の構造上『くの字』の状態は、ヘルニアを発症する確率が非常に高いです。


もしあなた自身、ご家族、周りの大切な方や知人に



▲ヘルニアの症状でお困りの方
▲ヘルニアで手術を考えている方
▲頚椎症の方
▲首の強い痛みや片方の手指が痺れている方
※左腕の症状は心臓疾患にご注意下さい。


など、いらっしゃいましたら「まず、首の状態はレントゲンで確認していた方が良いらしいよ」と声をかけてあげて下さい。



その際は、私(ささき)までご連絡お願い致します。

◆続きましてヘルニアに関して栄養面もお伝えします。



頚椎の歪みは、椎間板に余計な圧を掛け続けている状態です。



すると椎間板の『老化』が早まります。

TLBC SAKAI OFFICE ストレートネック 頭痛

老化により椎間板は硬く(外膜が張り詰めている緊張状態)なります。

その緊張状態に衝撃が加わると??どうなります??



古く硬くなった輪ゴムを力一杯引っ張っると切れ目が入りプチンッと裂けます。

これを老化がすすんだ椎間板に置き換えると・・・



椎間板の外側の膜に亀裂が入り、中の髄核が一気に飛び出します(ヘルニアします)よね(怖)。

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『椎間板の老化』は、加齢につきもの・・・ですが、出来れば避けたいですよね。



椎間板の老化を予防するには??



毎日の食生活です。



毎日の食事で”老化の進行”を予防できます。



椎間板は、周りの毛細血管から滲み出した栄養分をスポンジのように吸収します。

毛細血管の血流を良い状態にキープする事が重要なのです。



しかし、生活習慣や食生活に問題があると毛細血管の血流は悪くなります。


特に《ニコチン》は、毛細血管を激しく収縮させて細胞へ栄養が行き渡りにくなり椎間板の老化を進めます。

喫煙されている方は”細胞の老化”に対して特に注意が必要なのです。



※椎間板は、コラーゲンで出来たゼリー状軟骨です。



コラーゲンの生成はタンパク質、鉄、ビタミンCが必要。



その中で“ビタミンC‘‘は重要な役割を担っています!!



《ニコチン》は慢性的に‘‘ビタミンC不足’‘を起こし、椎間板の老化を早めます。



ビタミンC不足に注意して下さい。


また・・・

▲偏った食習慣
▲喫煙
▲飲酒量が多い
▲過食
▲外食・加工食品が多い


このような方は、体の構成に必要な栄養素が不足していると考えられ(悲)、当然ながら椎間板の老化スピードが速まりヘルニア発症リスクが高くなりますよね。



日頃から首コリ、肩コリ、寝違え易い、首や背中に痛みや不調を感じている方は、将来ヘルニアを発症するリスクを未病検査(レントゲン撮影検査・未病血液検査)でご確認下さい。



ご自身の今の状態を知る事は、ヘルニアの予防は勿論の事、将来の健康維持に繋がります。




本日も最後まで読んで頂き誠に有難う御座いました。