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健康のはなし

膝の痛み止めを使い続けると良くない理由

TLBC SAKAI ストレートネック 頭痛

コロナ感染を気にされ
外出自粛生活が続いている女性の
インタビューを受けている映像が流れていました。


体力や足の筋力がかなり低下している事が
心配だと言われていました。



確かに屋内で過ごす時間が長くなり
活動量が低下しています。



筋力低下によりちょっとした段差で
躓きやすく転倒したり、
生活習慣病の悪化や生活機能が
低下するなど


コロナ感染を恐れて外出を
自粛することにより、
様々な悪影響が表れているとの事。




お客様も
東京に住んでいる両親が気になる
と言われていました。


不要不急の外出を控える事を
きちんと守られているらしく


活動量がかなり減っていて
て足腰弱くなっていないかと・・・
心配とされています。



運動量は家事と近くのスーパー程度。


ちなみに移動は車。


コロナ以前は活動量が多かった分
現在はかなり筋力が低下していると
思い懸念しているそうです。



中には、
気候も良くなってきたしと
急に運動を始められる方がいますが
転倒して骨折でもしたら
それこそ寝たきりになる可能性も
あります。



徐々に取り組んでくださいね。


取りあえず、歩くところから
始められる事をおススメします。



取り組み方は
15分歩いて引き返す。
往復で30分歩いたことになります。


特別長い距離を歩く必要はありません。



朝夕2回
もしくは朝昼夕3回

出来る範囲(片道10分でも構いません)で
始められてください。



慣れてきたら
徐々に15分を20分、25分……と
時間や回数を増やして下さい。


急に運動量を増やした結果
筋肉や関節に負担を掛けて
足首や膝を痛める方も多いようです。

※あぐらがかけない、しゃがめない、
歩くと痛い、膝が腫れて痛いなど…



筋力も落ちてるでしょうし
徐々に始めないと…



あと
安静にしても症状が改善されない場合は
もともとあった要因が悪化した可能性が
考えられます。


過去に膝の痛みや水腫
スポーツで痛めた経験があるなど
何かしら膝でのトラブルがあった方は
一度きちんと原因をお調べください。


膝の痛みは
比較的ゆっくりと進行していくので
悪化している事を見過ごしてしまいます。


慢性的な膝関節の炎症は
O脚やX脚など骨の変形を進行させ
そして激しい痛みを伴います。


将来のリスクを考え
膝の炎症は早めに原因を見つけ
対処することが望ましいです。


膝の痛みの治療で病院に行くと
ヒアルロン酸の注射や
痛み止め(消炎鎮痛剤)を
などの一般的な処置を受けます。


またマッサージや電気治療や鍼灸治療など
民間療法などあります。


これらの対症療法は
一時的に炎症は収まり改善しますが
慢性炎症へ移行するケースも結構多いです。


また痛み止め(消炎鎮痛剤)の長期使用も
おススメしません。


炎症の慢性化
→軟骨の減少
→関節の破壊(変形性膝関節症)へと
進行を早めます。



最終的に
痛みというストレスを抱えながら
苦渋の生活を強いられる可能性が
高くなります。



詳しくは下の写真をクリック


ですので
炎症の原因を早期に見つけ対処し
同時に炎症を抑える取り組みが
必要となります。


炎症は自然に起こる必要な反応なので
炎症反応自体は悪者ではありません。


しかし、
対策をとらず炎症を野放しにすると
問題が拗れ厄介な事になるので・・・
早めに対処しましょう。


では痛み止めに頼らず
炎症を抑えるポイントとして
今回は栄養面の話しを
簡単にさせて頂きます。

ポイントは
【何をやめるか?
そして何を取り入れるのか?】です。



【やめる事】


1)食べ過ぎない



食べ過ぎてカラダに沢山入れると
余計な負担がカラダに掛かるので
注意する。



2)食物の選択
カラダに炎症を起こしやすい
炎症性食物を控える。


例)
生成された炭水化物
パン
菓子パン
マーガリンやショートニングなどの
トランス脂肪酸を含む硬化油
砂糖
揚げ物
加工肉
アルコール類などを控える。

*えっ美味しいものばっかりやん・・・


これらは炎症を抑える働きを
抑えてしまします。


安価なチョコレート菓子を食べ過ぎると
背中や顔に吹き出物が沢山出来る事
ありませんか?


原因は
砂糖や植物性油脂の摂り過ぎ。
毛穴が詰まって炎症が起こっています。



精製された砂糖の摂り過ぎは
超危険です。



■【取り入れる事】
炎症を抑制する栄養を取り入れる】


▼オメガ3
関節内の炎症を抑制する働きがあり
関節の痛みを緩和させる効果があると
証明されている。


▼ビタミンD
膝の痛みを緩和させると
言われている栄養素。


ビタミンDは
骨や関節を保護する重要な役割
カルシウムの吸収に必要。


▼コラーゲン
美容にも欠かせないタンパク質の一種で
関節軟骨の主成分です。


コラーゲンの不足により
軟骨が薄くなり
膝の痛みや関節の変形を
誘発や進行させる。


また骨粗鬆症を進行させます。


《注》
巷でコラーゲン配合ドリンクやゼリーが
売れているようですが
効果は期待できないと・・・(汗)!


コラーゲンで摂っても
胃でアミノ酸までに分解されるから。


コラーゲンは
【アミノ酸+VC+ 鉄 】を材料に
体内で作ることが出来ます。

コラーゲンで摂取するより
3つの栄養素を摂取することが重要。

最後に
炎症を抑える目的で
消炎鎮痛剤を一時的に利用する事は
必要かと思います。



しかし、長期の服用は望ましくありません。



本来、
私たちは炎症を抑制する機能を
備えています。


その働きを十二分に発揮させるには
カラダが栄養で満たされていることです。



膝の痛みで困られているなら
きちんと原因を確認し対処する、
そして抗炎症作用の高い栄養の摂取を
同時に行ってください。

炎症に対して大量の栄養が必要となる為、
栄養が奪われていきます。



栄養状態が悪くなるのと
免疫低下にもつながります。

特に第4波の現在。
コロナ感染症に備えて免疫を
高めておいて下さい。



免疫力を下げる食べ物
(上記した食べ物)を極力控えて、
食生活、生活習慣を見直していきましょう。



本日も最後まで読んでいただき
有難う御座いました。