最近、頭痛や偏頭痛を訴える方の多くが「首の不調」も感じていると話されます。そして、その首の不調の背景には「ストレートネック」が関係しているケースが少なくありません。
ネットやメディアで頻繁に取り上げれらているようになったこの言葉ですが、実は誤解も多いです。
ただしストレートネックだからと言って必ず症状があるわけではありません。首の配列が乱れていても、筋肉の柔軟性や生活習慣により症状が出ないこともあります。重要なのは症状の有無にかかわらず、科学的な検査でご自身の首の状態を確認することです。
「ストレートネックですね」と整体や整骨院で言われた経験がある方もきっと多いと思います。
しかし、ストレートネックなのか?後弯しているのか?筋肉の作用でまっすぐに見えているだけ?これらのケースを触診のみで正確に判断することはできません。確定するにはレントゲンなどの画像検査は不可欠です。
※辛い症状を感じている人に対して、確証もなくそのようにお伝えすることは、非常に無責任だと思います。
「ストレートネック」の改善策が見つからず、「頭痛・偏頭痛」に対して副作用のある鎮痛剤に頼ってしまっている方も少なくないはず。
薬やマッサージなどの対処療法で一時的に痛みを和らげる事を続けていると、痛みという身体からのサインを無視することになり、原因を拗らせ、さらなる悪化(健康被害)へと繋がります。
「頭痛・偏頭痛」の場合、様々な検査をして医学的に異常が見つからなければ、殆どが頚椎(首)の問題「ストレートネック」と考えられます。
正常の首(頚椎)とストレートネックを比較してみましょう。
上:正常な頸椎の配列
下:ストレートネック
ストレートネックは、本来緩やかなC字状にカーブしている配列がまっすぐになった状態です。この配列の乱れにより約5~6kgの頭の負担が直接首に掛かりやすくなり、筋肉の緊張や血流の悪化を引き起こします。結果、頭痛や肩こり、倦怠感などの症状が現れやすくなります。
スマホの使い過ぎが原因とよく言われており、多くの方はそのように認識されています。確かにスマホを見る姿勢が悪いと首に負担を掛けるのは事実でストレートネックを助長させます。しかし、それだけで頸椎の配列が変わるわけではなく、ストレートネックの本当の原因はほかにもあります。
とは言え、スマホを使用する際に姿勢改善や使用時間の制限は予防になるので取り組みは必要です。
頭痛や偏頭痛は「結果」でその背景には必ず「原因」があります。
医学的な検査で異常が見つからない場合は、血液の状態(栄養状態)や神経の流れ(ストレートネック)が関係していることが多いと考えられます。血液栄養状態が悪いと酸素や栄養が十分に届かず、神経の働きに影響を及ぼします。そしてその骨格の歪みは、神経の流れを悪くする要因となります。
火事で例えると、煙をいくら取り除いても火元を消火しなければ火災は収まりません。同様に症状だけに対処しても原因が残っていたら、再発や悪化を招く可能性があります。鎮痛剤やマッサージなどの対症療法で一時的に症状が楽になっても、根本からの改善にはつながりません。
ですので、頭痛、偏頭痛でお悩みの方は、まず頚椎(首)の状態に異常がないか「歪みを確認するレントゲン」で確認することをお勧めします。科学的な検査を元に原因を特定し、適切な処置を施すことで症状の改善へと導くことが可能です。
TLBCテクニック(骨格矯正治療)は、お客様に必ずレントゲンを撮影して頂き、そのレントゲンデータを分析し、原因を確認した上で骨格矯正を行っていますので、安心して矯正を受けて頂けます。
頭痛・片頭痛などをはじめ、痛みや体の不調などの症状は「結果」です。
そしてその結果に対して必ず「原因」があります。
多くの原因は、血液と神経に何かしらの問題が起こり、バランスが崩れている状態だと考えています。
お困りの症状が一日も早く改善されることを願っております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
◆まとめ◆
ストレートネックは頚椎の歪みの一つの形で必ずしも症状を発症するわけではありません。しかしスマホの過度の使用で状態は悪化するので、使用時の姿勢や使用時間の制限を意識するべきです。
頚椎の配列状態は触診では正確に把握することはできません。必ず科学的な検査(レントゲン)で確認し、適切な処置をすることがストレートネックの改善につながります