日本人の4人に1人の割合で発症し
国民病とも言われている【頭痛】。
これは
カラダの中で
何かトラブルが発生していますと
知らせるサイン(痛み)です。
本来ならば
そのサインに気づき
体や心を養い対処するべきなのですが
しかし、
現代人の多くは多忙の為
サイン(痛み)に対して
クスリを服用します
一次的な解消として
クスリを飲み続けるのは
更に健康を害すると言われています。
そのサインの一つの頭痛ですが
レントゲン分析をしていますと
あ〜この患者さんは頭痛持ちやな
この先、頭痛持ちになるだろうな
ここの歪みを矯正したら
頭痛が楽になるだろうな…
予防できるやろうな…
と考えることがあります。
首の歪みは頭痛を引き起こす
要因となっています。
しかし、本当に頭痛は憂鬱です…
「寝起きから頭が痛いんです…
仕事もあるしクスリを飲んだんだけど、
いつもなら効くのに
今回はもう一つ効きが弱い…
ちゃんと寝れてたし、
からだの調子は良いのに頭痛で…
やる気も出ないし…
どうしてですかね??」と、
新患女性から質問を頂戴しました。
頭痛は
やる気が出ないし
テンションも下がるし
本当にしんどく辛いです。
私(ささき)も
以前は頭痛持ちだったんで
よくわかります。
今日は大事なテストがあるのに…
仕事で大切な会議があるのに…
明日までにプレゼン資料を
仕上げないといけないのに…
頭痛で思うように仕事が進まない…
この様な経験はあると思います。
気合でなんとか乗り切れても
高いパフォーマンスは期待できません。
「市販薬飲んで寝たら大丈夫、
目覚めたらよくなっているはず」と
ドラッグストアで簡単に手に入る
鎮痛剤のお世話になっている方は多いです。
すぐ飲めるように
御守り代わりに持ち歩いています〜
と薬に依存している事に
気付いていない方も結構いらっしゃいます。
また頭痛が慢性化すると
体質だと思い込んでいる方もいます…
実際に腰痛を訴える
女性のカウンセリングで
レントゲンを拝見した時のことです。
「今回は腰痛でお困りと
お聞きしていましたが
頭痛は大丈夫ですか?」と、
腰痛の原因を説明した後に
「頚椎の歪んでいる箇所から
頭痛でお困りじゃないかと
思いましたが…」と尋ねました。
すると
「今は腰痛が辛いので
頭痛にあまり気を取られていないだけで
5年以上前から頭痛で困っています。
えっどうして分かったんですか??」
と驚かれていました。
そして、
「クスリに頼るのは
よくないと分かっているし、
ちゃんと脳の検査を
受けなくちゃと思っているけど…
クスリで痛みがなくなると
気にならなくなってもういいか~」
と、放置していたそうです。
頭痛で辛く困っていたのにも関わらず
喉元過ぎてしまえばもういいかって!
クスリは一時的に
頭痛を抑え込んでいるだけなので、
さらに原因は
複雑になって行くばかりか、
気づけばクスリ依存になり、
さらに状態が酷くなる危険も考えられます。
ちなみに
1か月に10回以上
3か月以上の継続して使用した方は
クスリの使いすぎとなり
頭痛を慢性化させるリスクが
高くなると言われています。
情報社会の昨今、
恐ろしい副作用があることは
皆さん一度は聞いたことがあると
思います。
必要のないクスリは
極力飲みたくないという声を
効くようになりましたが
クスリの中でも頭痛薬は
ハードルが低くよく飲まれているように思います。
頭痛がいつ来るかわからない不安から
予防的に鎮痛剤を飲み続けている方も
多いですよね(女性が多い)。
しかし、鎮痛剤の副作用は
全身の血流を低下させて
全身が浮腫みやすくなります。
その上、血液状態が悪いと
体温の低下や免疫力低下を招きます。
薬を使用せざるを得ない事もあるでしょう。
クスリの依存や副作用を考えると
できるならば飲まずに
済ませたいですよね。
そのためには、
まず頭痛のタイプ、
そして原因の解明を始めなければなりません。
頭痛の中でも比較的多い
「緊張型頭痛」「片頭痛」。
◆【片頭痛】は、
頭の血管が拡張すると
血管の周りに張り巡らされている
神経が炎症を起こし
圧迫されて痛みが発生する頭痛です。
拍動する度に
血管の周りの神経が圧迫されて
ズキズキと痛みを起こします。
症状は、
【よく目の奥が痛くなる】
【側頭部にズキズキ脈打つ様な痛み】
【下を向くと頭の痛みが増す】など。
◆【緊張型頭痛】の原因は血行不良
精神的・肉体的なストレスやデスクワーク、
運転など同じ姿勢で負担を掛ける
→首や頭の筋肉が過緊張を起こし
血行が悪くなり痛みを起こします。
負担が少ないと
頭痛を感じないケースもありますが、
午後から夕方にある程度負担が掛かると
眼精疲労や倦怠感、
頭痛を発症するケースが多くなります。
昼過ぎまでは何ともなかったのに、
夕方前頃から急にしんどくなって
頭が重く痛くなってきた…と
感じることありませんか?
血流が悪くなる
⇒酸素や栄養分の供給が不十分
⇒首や背中の筋緊張から血行不良
⇒頭痛
スマホ操作やゲーム
長時間のデスクワーク、
PC作業などで
首や背中に負担を掛ける方に多いです。
血行不良の原因として
栄養の問題があります。
食生活が偏っている方
スイーツ超好きな方
精製糖質をよく食べる方
(砂糖、小麦など)
炭水化物中心の食事の方は
血液状態が悪く
酸素・栄養の供給不足や
血行不良に陥りやすく
頭痛を発症するリスクが高くなります。
後頭部から頭全体に
締め付けるような痛み
朝から晩まで痛みが続く
症状は緊張性頭痛の特徴です。
この緊張型頭痛は
頚椎(首)の問題が関係しており
歪みや変形が悪化すると
手指のシビレや麻痺、
疼くような痛みなど
辛い症状へ発展する危険性もあります。
速やかに頚椎の配列検査を
受けられることをおすすめします。
検査は当オフィスで実施している
未病レントゲン検査で確認できます。
調べられたい方はご連絡下さい。
配列の問題、
つまり【頚椎のカーブの問題】は
脳への血流を悪くさせる要因になります。
【頚椎のカーブの問題】により
首の筋肉が過緊張を起こし
筋肉の間を流れる血管や神経が
圧迫され血行不良を起こします。
※首には頭に血液を送る重要な血管が
沢山通っています
そして
悪しき姿勢を維持する習慣は、
頚椎の歪みの悪化を助長させます。
では頸椎の歪みの問題とは…?
ストレートネックや
スマホ首(後弯)に見られる
「前弯カーブがない状態」です。
これは手で触っても
正確に判断できませんので
必ずレントゲンを用いて
ご確認下さい。
当オフィスでは提携クリニックで
レントゲンを撮影頂き
そのデータを元に頚椎の状態を
確認させて頂きます。
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薬を飲み続けてるけど
頭痛を繰り返し発症し
なかなか改善されない方は
重篤な健康被害の前触れ?の
可能性もあります。
必ず医学的検査を受けてください。
しかし、
医学的検査で問題が
見つからなかった場合は
〇レントゲン撮影検査で
首の状態を確認
〇未病血液検査で
血液状態を確認(ドロドロかも?)
この2つの未病検査で
原因を確認されてください。
最後に
クスリはメリットもあり
しかし使い続けるのは
デメリットが大きいことも
知ってください。
そして
結果(頭痛)の原因を確認して頂き
対処ください。
あと…痛みの感じかたって
個々で違います。
痛みに鈍感な方は
対処が遅れがちなので
どうぞご注意下さい。
本日も最後まで読んで頂き
有難うございました。