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健康のはなし

悪い血液状態が脱水を招く

TLBC堺 ストレートネック 血液

例年よりも厳しい暑さが続いている中、コロナ感染者増加の報道からマスク着用する方が増えてます。この暑さの中でですよ。
熱中症の発症が気になります。



熱中症発症を左右する重要なポイントとは自身のカラダの状態をどれだけ知っているのかです。


皆さんはいかがでしょうか?
ご自身のカラダの状態を把握できていますか?

なんとなく…と感覚ではなく、数値や画像で確認し準備することが大切です。


例えば、睡眠不足や偏った食生活で、炎天下のなかで活動すれば…暑さや湿度で体力が奪われ疲労困憊。逆に冷房を効いた屋内、冷たい飲みもの、あっさりした食事(栄養不足)は、カラダを冷やして体力を消耗します。

さらに快適な環境でスマホやパソコンを長い時間使用すると姿勢が乱れて首に負担が掛かります。



スマホ操作しながら清涼飲料水、スナック菓子やスイーツを食べると、糖やアブラの過剰摂取となり中性脂肪を増加させます。またアイスコーヒーやアルコールでカフェインを摂り続けると脱水し血液が濃くなります。


血ドロドロ状態(汗)



『中性脂肪が高い⇒血液ドロドロ』
『水分調整の問題(脱水)⇒血液ドロドロ』
非常に危険です。


カラダに脂肪を蓄えている方は、生活習慣病から血液血管障害を引き起こす可能性が非常に高くなります。ですので、カラダの中を数値化、画像化して確認する事が重要なのです。



基準値範囲内だから問題ない・・・
基準値を少し超えてるけど問題ない・・・
「だって、体調が悪いわけでもないし、どこも痛くもないし、医者からも特に何も言われていないし」と全く気にされていない方がいらっしゃいます。私(ささき)からすれば、生活習慣や食生活が招いた結果なので、見直すことが無ければ三大疾病リスクが高くなるのに…と思います。



脱水は「水分調節の問題」です。
例えば血液検査表でタンパク質をご確認下さい。
私たちのカラダで水分調節の役割は、タンパク質から作られる「アルブミン」です。


糖質中心の食事では、アルブミンの原料である「タンパク質」が不足したり、アルブミンを造る肝機能の低下や炎症など肝臓に問題があるとアルブミンが十分に作られず血液中のアルブミンが不足します。そして、アルブミン不足により水分調節機能が悪くなり血液の濃縮【脱水】を招きます。

堺オフィスで実施している《未病血液検査》のカウンセリングでタンパク質不足を確認し、お客様にお伝えしますが「食べているんですけどねぇ~」と多くの方が言われます。


食事内容を細かく確認すると、ほとんど炭水化物が主流の食事で、タンパク質が本当に少ないです。


1日に必要なタンパク質量をお伝えすると
「え、そんなに食べないといけないんですか!!」
「毎日そんなに食べてません」
「朝の卵1個ぐらい」と返ってきます。


このようにカラダに必要な量に全く届いていません。



タンパク質摂取の取り組みとして「アレルギーが無ければたまごを毎日3個食べましょう。」とお伝えしていますが、「え、3つですか!?タマゴはコレステロールが上がるから1日1個じゃないんですか?」と言う方が必ずいます。



「タマゴはコレステロールが高いので1日1個まで」と医師に言われた時代がありました。これは1970年代に行われた研究結果によるものです、現在は上記の様な事はいわれていません。



当時の1日のコレステロールの摂取基準が女性600mg、男性750mg。


卵1個のコレステロール値がおよそ300mgなので、卵は「1日1個まで」とされていました。


2015年に改訂された「日本人の食事摂取基準」には、コレステロールの目標量(上限)の記載が消えました。血中コレステロール値には影響がないので気にせずタマゴを召し上がって下さい(アレルギーの方は注意)。



カロリーについてお伝えしますと、たまご1個のカロリーは約60〜90kcal。

Sサイズ…60kcal
Mサイズ…79kcal
Lサイズ…91kcal



ごはん150g…252kcal
うどん1玉220g…231kcal
ショートケーキ1個…344kcal


一例だけですが、このように比較するとタマゴのカロリーって気にならないと思いませんか?それ以外に毎日の食事やおやつで口にする甘い物の方がカロリー高いですし、糖質がたっぷりです。


普段召し上がっている食べ物で糖質は十二分に摂取できていますので、間食の菓子パンやお菓子の代わりにタマゴなどでタンパク質を取り入れてみてください。


タンパク質不足は、血液が濃縮し脱水しドロドロさせる原因となります。※当オフィスの未病血液検査でタンパク質不足を確認できますので、心配な方は私(ささき)までご連絡ください。

血液の流れが悪くなる【脱水】は、単に血液がドロドロだという事だけではありません。


毛細血管への血液供給も十分に行えないと考えられます。


臓器や脳、四肢の末端まで酸素や栄養を運び届ける事が困難な状況が続くと生活習慣病を患い、将来的に血管障害、脳機能の低下=認知症などのリスクが高まる可能性もあります。




特に糖尿病方はご注意頂きたいです(汗)。


血糖値「100以上」
HbA1c「5.5以上」


は既に【脱水】状態と考えてください。
※ご自身、ご家族の血液検査表でも確認して下さいね。



良い血液状態を維持するポイントを簡単にお伝えしますと、



1…血液検査表でご自身の栄養状態を確認する。
※未病血液検査では詳細に分析する事が可能です

2…炭水化物(糖質)を控える

3…ビタミンBで代謝を高める
(ビタミンBについては別のブログで記載します)

4…水分調節の役割である〈アルブミン〉
の材料となるタンパク質を沢山しっかり摂取する



この辺りを最低限取り組まれて頂き血液ドロドロ状態を避けて下さい。同時にこれからの対策としてお役立てできると思います。

中性脂肪やコレステロールが高いと血液ドロドロの原因になるのは世間的に知られていますが、〈タンパク質不足〉が「脱水=血液ドロドロ」の大きな要因になるという事もぜひ覚えておいてください。


暑さで体力を消耗し、胃腸の弱りから食事が偏る、脱水で血液ドロドロ…
さまざまな感染症が増えていますので、しっかり対策されてください。



最後まで読んでいただき有難うございました。



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