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2025.3.12

健康のはなし

老化を遅らせる取り組みとは

TLBCオフィスの佐々木です。

年齢を重ねる中で、
若々しい方もいれば、
老けて見える方がいるのは
不思議なことですよね。

老化のスピードは
人それぞれ異なり、
その背景にはある老化物質が
大きく関係しています。

それが『AGE』です。

AGEは、終末糖化産物と言われ
体内で糖分とタンパク質が結びつき、
加熱されることで生成されるものです。

一度体内に蓄積すると排出されにくく
AGEを増やさない生活が
”老化を遅らせ若々しさを保つ秘訣”と
なります。

AGEの生成を抑える取り組とは？？

1. AGEを多く含む食べ物を控える
高温で調理された食べ物には
AGEが多く含まれています。

例えば、唐揚げ、フライドポテト、
ポテトチップス、ホットケーキ、
トーストなど、
焼き色がついた食品は
特に注意が必要です。

唐揚げ…
こんがりきつね色に揚がって
美味しいです。

鶏肉（タンパク質）と
小麦粉や片栗粉の糖質の衣を
油で焼き色がつくまで揚げると
AGE（終末糖化産物）が
多く含まれた食べ物になります。

タンパク質と糖質を加熱すると
表面が茶色に変化することで
糖化（＝焦げ）し、AGEが発生します。

AGEの生成が少ない調理法は、
「生」→「煮る」→「蒸す」→
「焼く」→「揚げる」の順です。
調理方法を見直してください。

2. 糖質の過剰摂取を避ける
ジュースやお菓子、白米、白いパン
などの高糖質の食品は
AGEの生成を助長します。

特にジュースや炭酸飲料は
果糖が沢山はいっています。

ダイエットコー〇、
微糖の飲み物であっても
回数を重ねると
糖質の摂取量が増えるので
注意が必要です。

お菓子やアイスも同じで
高糖質の食べ物なので控えましょう。

代わりに
玄米や全粒粉のパン、10割そばなど
緩やかに血糖値を上昇させる
”低GI食品”を取り入れる。
※低GI値の食材は
下記に記載しています

また、
食事の順番を工夫することも大切
食物繊維を多く含むものを
先に食べることで血糖値の急上昇を
抑えられます。

3. ビタミンB群を積極的に摂取する

中でも“ビタミンB1“
B1は体内での糖化を抑制し、
AGEによる体の害を軽減します。

またビタミンＢ６もＡＧＥの発生を
強力に防ぐ働きがあり積極的に
取りたいビタミンです。

ビタミンＢ群は、
日々の疲労回復にも効果があるため
疲れが取れにくい、
朝目覚めが悪い方は
必要な栄養です。

4. レモンや酢でAGEを抑える
レモンや酢に含まれるクエン酸は、
糖化を抑える効果が期待できます。
揚げ物などを食べる際には、
これらを添えてみると良いでしょう。

5. 抗酸化栄養を積極的に摂る
老化を遅らせる２つのポイント
「抗酸化」と「抗糖化」

この2つのアプローチとして
「ビタミンA、C、E」
「ポリフェノール」
「ビタミンB」
意識して摂取すると
さらに効果的です。

＊＊＊＊低GI食品＊＊＊＊

※低GI食品は、
血糖値の急上昇を抑えて、
健康や老化防止に役立ちます。

穀物・炭水化物類
◇玄米
白米に比べ血糖値をゆっくり上昇