在宅勤務中のお客様から
首や背中の調子が悪く
診てほしいと連絡がありました。
首や背部がすぐ痛くなり
調子が良くない…
頭痛もするし…
仕事に差し支えるとの事でした。
PC作業に取り組むと
首や背部が重くだるくなり
痛みを伴い長時間同一姿位を
保持することが苦痛…
みんさまもこんな経験ありませんか?
本来、
首(頚椎)は前方に弯曲するように
配列しています。
しかし
お客様の首(頚椎)は
後方へ曲がり配列に問題があり
下を向いての作業は
頸部の筋群に多大なストレスをかけて
筋緊張を起こします。
首や背中の不調により
ストレスを感じると
交感神経が優位に働くため
血行不良を起こし身体が冷えます。
さらに気温が低く湿度が高い日に
換気で窓を開けっぱなし状態だと
屋内に冷たい空気が入り込み
肌寒さを感じます。
おまけに
自宅でデスクワークで
通勤移動もない・・・
余計に身体が冷えます。
体温が1度下がると
免疫が30%下がると言われています。
免疫機能をしっかり働かせるために
食生活を意識されるようにお伝えしました。
免疫といえば
▼外敵の侵入を防ぐ粘膜・皮膚
▼外敵をやっつける免疫細胞
これらの材料となるタンパク質を
不足させてはいけません。
そして
粘膜や皮膚のバリア強化には
コラーゲンが重要。
このコラーゲン生成には
タンパク質以外にビタミンCや鉄が
必要になりますので併せて
摂取されてください。
タンパク質の摂取でおススメが玉子です。
アレルギーがなければ
ぜひタンパク質摂取として
玉子活用ください。
私(ささき)は
卵を1日3個毎日食べています。
(以前は4~5個毎日食べていましたが
プロテイン併用で減らしました)
最近はプロテインを活用される方が
増えています。
プロテインって
筋肉ムキムキな人が飲むイメージが強く
トレーニングしていないから
私は必要ないかも…と
思われている方が多いようです。
ホエイ以外に
大豆やエンドウ豆など
種類も豊富で手に取りやすくなっています。
実際に
私(ささき)のオフィスでも
健康や体力維持
アンチエイジングとして
プロテインを活用される方が増えています。
1日に必要とされるタンパク質を
食事から摂取する場合
食材選びやメニューを考えるの…
ちょっと邪魔くさいですし
継続するのも難しいです。
基本的な1日の目安は
体重1kgに対し1g~1.5gと
言われています。
例えば
体重50kgの方は
食べ物を組み合わせて
50gのタンパク質摂取を目指します。
あ、これ毎日ですよ(汗)
先ほども言いましたが
あれこれ食材を確認し調達する
作業に慣れるのは結構大変です…
そのような理由からも
手軽に効率よくタンパク質が摂取できる
プロテインをチョイスするのも納得です。
1日20g~30gのプロテインを活用し
残りを食事で補う。
これなら簡単に必要量を
摂取することが出来ますね!!
一つのやり方として
ぜひ活用されてみてください。
お客様の話しに戻しますね。
在宅勤務中
肩こりや背中のコリがツライ方多いです。
実際に
カラダの状態を
確認させていただきますと
首、背中、ものすごく硬い(汗)
肩甲骨が肋骨に張り付いて
可動域も激減、ガチガチ(汗)。
そして
顔を前に出し首から肩甲骨の高さ辺りまで
丸めた姿勢になっています。
ほんと、すっごい猫背になっています。
本来、頚椎は前にカーブしている
これが正しい状態です。
首(頚椎)の問題で前カーブが失われ
頭の位置が前方へ移動し猫背の姿勢になります。
約6kgある頭重を正しく首の背骨で
支えられたら筋肉への負担が少ないです。
しかし
猫背の方は頭重を首や背中の筋肉で
支えようとする為
筋肉が過緊張し血行不良を起こしています。
レントゲンで比べるとよくわかりますよね…
十分に酸素や栄養の循環が出来ないので
背中の筋肉が衰えて硬くなり
胸が下がり
肩甲骨が左右に広がります。
頭を引き上げ
肩甲骨を引き合わせていた筋肉が
硬く伸びきったゴム状態に…
これではどんどん背中は丸くなるばかり…
ですよね。
左右で比較出来るような箇所なら
本人で気づき意識することも容易いでしょう。
姿勢はわかりにくく
周りに言われて初めて気づく感じですよね。
姿勢を正すように意識してみても
簡単に治るものではありません。
特にストレートネックや猫背の方は
骨格の問題が強いため
運動や筋力強化だけでの改善は
難しいと思われます。
一見姿勢が改善されて様に見えても
骨格の配列はなかなか改善されません。
なぜなら筋肉の問題ではないからです。
意識して頭を引き上げて姿勢を正しても
余計に首や背中の筋肉に負担が掛かり
すぐに疲れて背中が丸くなり
姿勢を維持することは困難でしょう。
気合や意識だけで改善しません。
先ほどご覧いただいたレントゲンの様に
背骨の配列を正す施しが必要になります。
全ての背骨(椎体)には
上下左右に関節面があり角度が違います。
その関節面を積み上げていくと
S字状にカーブを描くように
関節面の角度が形成されています。
S字状のカーブにより
頭重を分散し筋肉への負担を
軽減して支えられるのです。
首コリや肩コリが酷い方は
頚椎の配列を未病検査で確認されてください。
そして
首コリ肩コリの方でお伝えしたい点が
冒頭にタンパク質を摂取しましょうと
書きましたが関係する事なので…
『血液が濃縮していないか確認すること』
血液が濃縮すると
毛細血管へ血液が流れにくくなり
隅々まで酸素や栄養を
送り届けることが出来ませんし
老廃物や疲労物質の回収効率が悪くなります。
また、
酸素・栄養の供給量が低下していても
絶対量を何とか送り届けなければならず
心臓に負担が掛かります。
負担が掛かり続けた心臓のポンプ機能は
低下していきます…怖)
心臓のポンプ機能が低下する
↓
交感神経の興奮が起こる
↓
脳への血流量が減少する
↓
全身の細胞や組織に
十分な血液がいきわたらない
↓
毛細血管が収縮し血流が
さらに悪くなる
筋肉疲労、筋肉痛、全身の倦怠感など
自身の健康状態を知る上で血液状態を確認し
問題を把握し対処することが大切なのです。
ちなみに
脱水してドロドロ状態の血液を改善するため
水を沢山飲む方おられますが、
これは間違いです。
血液の水分を調整するのは
アルブミン、つまりタンパク質です。
多くの女性が気にされている
”浮腫む”“浮腫みやすい”
これもアルブミン
つまりタンパク質不足が関係しています。
お持ちの血液検査表で
【アルブミン】を確認ください。
もしくは
未病血液検査(70項目)でも
確認できますので
詳しく知りたい方は
私(ささき)までご連絡お待ちしております。
本日も最後までご覧頂き有難うございました。