ストレートネックと言われてたけど「ストレートネック」じゃなかった??
何かしらの症状や不調で整骨院や整形外科を受診してみたが
症状が今一つ改善しない…
ずっと不調が続いている…
なんか恐ろしい病気ではなかろうか?と不安に…
そして友人からの紹介、サイトを通じて私(ささき)のオフィスにお越しいただいています。
その症状の中で多いのが…
▼首・肩こり
▼頭痛※脳検査で異常がない
但し整骨院だけを受診していた人は何の検査もすることなく施術者の判断だけ←これが一番危険なんです(汗)
そして、この2つに共通点があり、それは「女性が圧倒的に多い」という事です。私(ささき)のオフィスでは、骨格矯正治療だけでなく食事改善のカウンセリングを血液検査データで実施しているので上記の症状が女性に現れ易いデータが確認できています。
カラダの状態を数字や画像など可視化されたデータを分析する事により困っている症状の原因を発見しやすくなります。(可視化するって本当に重要です)
特に女性に多い上記の症状は、骨格の歪みも関係しますが「貧血」も関係しているケースが多いため、骨格の歪みを矯正すると同時に食事を見直すことが重要です。それにより困っているあなたの症状が(劇的に!と、までは言いませんが)確実に良い方向へと改善されます。
『それじゃ骨格より食事を変える方が大切なんですか?』…と質問されることがあります。
私(ささき)からすると…骨も食事から得られる栄養素で作られている。と考えれば、骨格も食事も両方共に必要だと思っています。
但し、食事に関しては、ご自身で取り組んで頂くことでしか改善することはできません。
骨格に関しては、私たち専門家が施さないと歪んでいる状態を正しい骨格へと導く事はできません。ご自身でボキボキ捻っている方を見ますがそれで歪みが治っているのではありません(汗)
一般的に“ストレス”と感じる症状を改善させたいから冒頭に記載した整骨院や整形外科を受診されたと思います。そして整形外科を受診し骨に異常が無いか調べる為に、必ずレントゲン撮影を受けます。その結果「ストレートネック」と言われ、ご自身でもレントゲンを見ることで始めてストレートネックだと認識できます。
整骨院に関しては、検査することが出来ないので”曖昧な事”しかお客様に伝えられませんよね(汗)
■首を触診して可動域を確認してから「ストレートネックだと思います」、若しくは「スマホ首になっていますね」というとても無責任な言葉しか言いません。正直、手で触って確認する術しかなので分からないと思います…なのでハッキリと断言することできませんよね。
私(ささき)のオフィスにお越し頂く際は、症状の原因を確認する為に必ず提携クリニックで未病検査(特別なレントゲン撮影)を受けて頂いています。
いや、ホントに物凄くハッキリとご自身の歪みが分かります。
多くの方がご自身の骨格をしっかりご覧になることが初めてで、「こんなに歪んでいたとは…」「え、これって顔が右に傾いてるんですか(悲)…」「ものすごい首で…猫背やん…」と、かなりのショックを受けられています。
しかし中には…ご自身のレントゲン写真を見て笑いだす女性のお客様もいらっしゃいました(笑)。「これってめっちゃ歪みすぎてない(笑)ありえへんし」と自身のレントゲンにツッコミを入れられていました。
ところで「ストレートネック」と診断を受ける方が多いようですが、本当にストレートネック??と私(ささき)は思っています。
ストレートネックと診断されてお越しになられた頭痛持ちの女性のお客様の例ですが、未病検査のレントゲンデータを確認するとストレートネックよりも更に配列が悪くなっていました。
ストレートネックとはこの様になってます。まっすぐ。
ストレートネックが悪化すると背中の方向へ弯曲していきます。
右:ストレートネックが更に悪化した状態
左:正常*前カーブ
配列=前カーブ⇒ストレートネック⇒後カーブの順番で悪化しますが、この女性は一見ストレートネックに見えるが後方へと歪みが進行していました。右側のレントゲンの様にストレートネックより悪い状態。
このまま放っておくと必ず歪みは進行します。そして頚椎ヘルニアや変形性頚椎症を発生するリスクが高くなると考えられますので、今のタイミングで対処を始める事が得策です。
もし、この頚椎の状況を知る事もなく「原因は肩こりですね~緩めておきますね」と首や肩のマッサージに通い続けると…どうでしょうか…ちょっと怖いですよね(汗)。頚椎の状態を確認する上で私(ささき)も触診は大切でと思います。が、画像で確認する事はそれ以上に重要だと思います。
画像がない状態で骨格の治療するって、どこが火元か分からずに消火活動をしているのと同じです。症状という結果に対して原因となる箇所へ適切にアプローチしなければ根本的に改善する事は難しいですよね。
■あと、最近気になっているのが頭痛の低年齢化。
貧血など栄養不足の問題もあります(フェリチン低値)が、一般的にはスマホの普及が要因と言われています。確かにスマホ依存の低年齢化⇒頸椎の配列異常「ストレートネック」の悪化⇒「頭痛」の発症となりますが、必ずしもスマホ依存=頭痛ではありません。
その要因は、そもそも頚椎に歪みが有るのか?無いのか?です。確かにスマホを見る姿勢は首への負担が多いですが、これで歪みが作られるのではありません。あくまでも姿勢により歪みを悪化させていくのです。
頚椎の歪みの発生源はカラダに受けた衝撃で、例えば尻もちを着いた衝撃でも頚椎の歪みが生じると言われています。
まだ子供だから頚椎や骨盤が歪む筈はないと思われている親御さんが多いですが、頭痛を訴え私(ささき)のオフィスにお越し頂くお子様のレントゲンでは、頚椎の配列異常を確認しています。かなりの確率で。
いつも姿勢が悪く、正すように口うるさく言っても全然聞かず困っているなら一度ご連絡を頂ければと思います。骨格の歪みが原因ならば改善は難しいと思います。
少し話しが外れてしまいましたが…
「ストレートネック」と診断を受けたならば、問題の箇所を正しい方向へ導く(矯正を掛けていく)事が重要です。そして、どの箇所をどの様に矯正を掛けていくかは歪みを確認する特別なレントゲンが必要です。
痛みが改善されない状況が続くとそれは不安となります。不安というストレスは自律神経バランスに大きく作用し様々な不調の原因となります。
私(ささき)は、数値化・画像化された科学的データを駆使し原因を見つけ、不安と言うストレスから解放するお手伝いをさせて頂きます。
ストレートネックですねと言われても時間が経過している場合、悪化している可能性は非常に高いと考えられます。一度、レントゲンで確認してください。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。